Toronto News Letter

カナダからその生活の様子、趣味の音楽や映画についてを発信。 2011年に念願の家を購入してからはガーデニングに没頭しています!

*Books

A Year in the Life of Beth Chatto's Gardens : Book

それでは、図書館で借りてきたガーデニング・ブックスの紹介をしたいと思いますー。

まずはこちらから。

A Year in the Life of Beth Chatto's Gardens 

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べス・チャトーさん、本当に有名なプランツウーマンですが、気になりつつも実は今まできちんと本を読んだことがありませんでした。

これはでもそういう意味では彼女が文章を書いたりと言うのはしていない(はじめのほうにちょこっと挨拶文みたいので書いているだけ)で、写真集みたいなものなのですけれども。

というのも有名なグラベル・ガーデンの本なども探したけれど見当たらず。

もうちょっと頑張って探します。

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べスさん、あまり条件のよくない土地での庭作りを、その場に適した植物を植えることでなんともラッシュな庭に変身させた、究極のグリーン・サムの持ち主なんじゃないか、と思うくらい。

私はやはりグラヴェル・ガーデンが気になります。
なんせ、植物の植栽時を除き、まったく水やりをしていないというんですからすごいですよね!

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この本は題名のように彼女のお庭の1年を写真を通して見ていく、というもの。

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こんな風に一応四季で区切られて、それぞれ見所のあるエリアが紹介されています。


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春のお庭はまだ他の植物の葉が茂っていないから日当たりがよく、そうでなければ普段は暗めのところも、ヘレボラスなどであふれて、こんなに素敵な光景が広がっています!

ヘレボラスがこんな風に育つの、憧れだわー!


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こういう小さい写真だとよさが伝え切れませんが、いろいろ素敵なシーンが切り取られていましたよ。


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広いお庭にはもちろんポンドもあって(これも憧れよね。シティ・ガーデンでは絶対無理だけど)、ボートが浮かぶ風景も素敵~!


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まるで林のようなエリア。
木々の合間から陽射しがさーっとさして、まるで絵画のような風景。


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冬の景色も素敵ですよ。

とは言え、やっぱりイギリスだから、グラヴェル・ガーデンとかできたんだろうな、というのも思いますよね。

まあカナダも夏は暑さが厳しくないのでできなくもないと思いますが、なんと言っても冬がねー、イギリスに比べたら格段に寒いので。

イギリスはガーデニング大国で、素敵なお庭がたくさんですが、やはりこちらでは耐寒性のない植物が使われることも多いので、そういう意味では庭のデザイン性というのをお手本にすることが多いです。

もちろんプラント・コンビネーションでお手本になるところも多いですけれどね。


べスさんのナチュラルな植栽は私好みで大好きです!

やっぱりこうやって環境をきちんと考えたエコなガーデニングをされているのもさすがですし。


ただこの本、写真集みたいなものなので、もうちょっと写真のクオリティがよかったらなあ、と思わずにいられないかな・・・

それはフォトグラファーの方のスタイルなのかもしれないけれど、結構ぼやけた感じのものもあって・・・

アートとしてみるのではなくて、やっぱりどういう植栽してるのかとかを詳しく見たいので、そういう意味ではもう「くっきり」と写してほしいな、と。

最初、本を買おうかと思っていたのですけれど、借りてよかったな、と。
いい本ですが、買うほどではないかなあ、と言うのが本音でした。

次はちゃんとべスさん著書を入手してじっくり読みますかね。


A Year in the Life of Beth Chatto's Gardens
A Year in the Life of Beth Chatto's Gardens [ハードカバー] 


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嬉しい贈り物

今朝も寒いです、トロント。
マイナス14度、だったっけな?

でも日中はマイナス4度くらいまで上がるっていうからね、寒いのはこの朝だけかな?


本当はホリデー・シーズン中に読んでいていた図書館で借りた本などの紹介をしようと思っていたのですが、ちょっと仕事も忙しくて記事が書けていません。

自分へのクリスマス・ギフトとしてガーデニング・ブックスもいろいろ買ったんですけれどね、この図書館の本を読むだけでホリデーが終わってしまいまして、まだこっちのほうには全く手をつけていないという(笑)。

まあ、冬はまだまだ長いですからね、これからのお楽しみってことで。


で、今日はちょっと嬉しい話を。

昨日家に帰ったら、郵便受けに二つの贈り物。

どちらも日本から。

一つは日本にいる時バイトしていた花屋で一緒に働いていた(というわけでは実はないんだけれどね)おばちゃん。

クリスマスカードの返事としてお手紙を頂きました。

今までも何度もお菓子を贈ってくれたりしていて、ここでも紹介している同じ人です。

花屋も今まで3人くらいのおばちゃんが週2にくらいで勤めていたんですが、1年半くらい前にみんな辞めさせられるということになってしまったようで、まあこのおばちゃんは詳しい年齢はわかりませんが、多分70は超えてるんじゃないか、っていう方ですからね、ようやくフリーになってよかったんじゃないかな、とも思います。

なんといっても花屋での仕事は肉体労働。
朝から大体夕方まで半野外のお店は夏は暑いし、冬は寒くて、とにかく体にキツイ。
それを何十年もやってきた(週2とはいえね)ってすごいよなあ、と。

でもやはりもうお年ですし、いつかはご家族から訃報が届いたりすることもあるかも、と心の準備をしておかなきゃなあとも実は思ってはいて。

だからこうやって無事な便りをもらうことが何よりも嬉しいのです。

私にとっては日本の第二の母みたいな方ですから。

これからも元気で長生きしてほしいな~!


そしてもう一つはインスタグラムで知り合った方からのお便り。

ディルの種がたくさんあるので、よろしければ送りますよー と私が言ったことで、種交換することになりまして。

そしたら種だけでなく、こんなものまで頂いてしまって↓


 
なかしましほさんの本!!

わー!これ、すっごい嬉しかったです!

ほぼ日で連載もされていて、この表紙にもなっているスマイルクッキーは卵も使っていないから、デイブも食べることができるし、気になっていたんです。

作ろう、作ろうと思いつつ、作っていなかったんですが・・・

ちなみにほぼ日での連載いくつかあるのですが、それはこちらからどうぞ。
レシピもたくさんのっていますよ。

ちなみになかしましほさんはfoodmoodというお店を東京、国立でなさっています。



 

これを下さったMayuさんという方は、インスタ上でのやりとりでデイブが卵アレルギーということを私が言ったことを憶えてくださっていたようで、それでこの本を選んでくださったという、この心配り!!

というか、憶えてくださっていただけでも嬉しかったです。

種も思った以上にたくさん送ってくださって、本当に感激です。


私がカナダにいて、会ったこともないのに、こうやってガーデニングを通して知り合った方たちの優しさには、本当にもう脱帽ですよ。

昨日が仕事始めで、正直気分が下がっていたところがあったのですが、この嬉しい贈り物を頂いて、というか気持ちが一番の贈り物で、下がり気味だった心がぱあっと明るくなりました!

こうやっていつもナイス・タイミングでいろんな方から励まされているなあ、とほんと、思います。

海外生活、兼業主婦というのもあって、こちらで日本人の友達と会う時間もほとんどないし、ともすれば、なんだか孤独感に見舞われることもありますが、こういう優しい方々の気持ちが届くと、「ああ、一人じゃないんだなあ」と思います。

Mayuさん、本当に、本当に、ありがとうございました!

私は種だけしか送ることができなかったので、本当に申し訳ない気分なのですが・・・


さて、こうやって温かい気持ちにさせて頂いたし、また今年も頑張って仕事しなくちゃね!

今週末はちょっと楽しいことが待っているし、日本の実家から久々荷物が送られてくるので、それも来週くらいには届くかな?

ということで、仕事です!


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RHS Garden Diary 2016

今年用にもRoyal Horticultural Society(英国王立園芸協会)のガーデン・ダイアリーを買った話はしましたが(しかも買ったのは今年に入ってから・笑)、来年用のものはちゃんと今年中に購入しましたよー!

Oct25_rg1

上の一番最初のリンクでイギリスのポンドですが購入することができますよ。
私はカナダのアマゾンで買いましたけれど。


日本でもアマゾンで買うことができるようです↑


今年のものはアジアのアーティストによる絵でしたが、来年のものはオランダのアーティストによる絵のもの。

The RHS Lindley Library」というロンドンにある古い植物に関係する書物などを所蔵しているところで、今回のオランダのアーティストの絵もこのライブラリー所蔵のものからのようです。

ダイアリーで使われている絵のアーティストは以下↓(だれか抜けているかもしれませんが・・・)

Pieter Holsteyn the younger (1614-1673)

Pieter van Kouwenhoorn 

Maria Margaretha van Os (1780-1862)↓
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Zacharias Blyhooft (1630-1681)

Jacob van der Vinne (1734-1805)

Michiel van Huysum (1700-1770)

Jacob van Eynden (1733-1824)

Pieter van Loo (1731-1784)

Petronella van Woensel (1785-1839)↓
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ですが、主にPieter Holsteyn the youngerとPieter van Kouwenhoorn の二人の絵がほとんど。
あとのアーティストはほぼ1作品のみといったところです。 

カバーの向日葵の絵もPieter Holsteynのもので、彼の絵が一番多かったかな?

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↑こちらもPieter Holsteynの作品。

彼の作品はどれもちょっとラフな感じ。

Pieter Holsteyn the youngerと言っているように、つまりこちらでは何とかJr.っていうのと同じで、お父さんと息子さんが同じ名前。

オランダでは特に多い感じがしますよね。
画家でこのthe youngerとかっていうのもよく聞きますし。

で、この親子もともに画家だったそうですね。

ちなみに彼の植物の絵はここでもたくさん紹介されていますよ。


私はPieter van Kouwenhoornの絵がどれも素敵で気に入りました。

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↑これもPieter van Kouwenhoornの作品

彼の絵はLindley Libraryにある一番古い絵なんだそうで、彼は1620年から30年にかけて活躍した画家で、1650年代初めに亡くなったといわれているそうです。
(調べたら生まれたのは1599年なのかな?)
自身が画家として活躍しただけでなく、絵を教えたりもしていたそうですね。
 
彼の絵はより正確に描写されている感じ。

上の絵のようにいくつもの植物が一緒に描かれているものが多いようです。

彼の絵もこちらでもっと見られますよ。
球根類が多いですねー。どれもすごい素敵!


Maria Margaretha van OsやPetronella van Woenselといった女性画家の作品も少ないですがあって、この時期に女性が画家として活躍していたんだなあ、と思うとこれもすごいですよね。

Maria Margaretha van Osは両親ともに画家で、兄弟もみなアーティストだったようですね。

Petronella van WoenselはMaria Margaretha van Osの友達で、Maria Margarethaの父親のJan van Osについて絵を習っていたんだそうです。

才能のある画家だったようで、当時のプリンセスに絵を教えたりする機会もあったとか?

結核で亡くなった際は、友人のMaria Margaretha van Osも傍にいたとか。

今回ここに載せた絵は私が「いいな」と思ったものを作者の名前など見ずに選んだものなのですが、やはり女性のものを選んでいたのは女性らしい繊細さが感じられたからかなあ~。


ちなみにこのダイアリー自体についてですが、このように↓見開きの半分が絵になっていて、半分は週ごとに簡単に書けるようになっています。

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ちなみにこのチューリップの絵はJacob van der Vinneのもので、彼も父親も画家で彼の兄弟も画家だったそうですね。

彼のお父さんがPhilips de Flinesという海外の(主に東南アジアなどの?)レアな植物を集めた庭を持っていた人物のために絵を描いていたようで、このチューリップなんかもTulipomania時に盛り上がったレアなチューリップを描いたのかな?と思いましたが、時期がちょっと違うみたいですね・・・
お父さんの時代にしても遅すぎるか。


私の庭の詳しい記載はこのブログが中心になっているんですが、もっと簡単に「買った種」とか「種をこの日に蒔いた」とか「何とかの花が開花」といったことを記載するのに使っています。
なのでかなり空白も多いです。

ダイアリーとして使うだけでなく、素敵な絵が魅力的なので・・・

他にもポケット・ダイアリーというのもあるようですが↓ポケットと言うから小さめなのかな?
私はいつもデスク・ダイアリーのものを使っているのでわかりませんが・・・



ちなみにデスク・ダイアリーは幅17.5cm、高さ23.5cm、厚さ1.5cmです。
ぜひ、おすすめですよ!


ところで皆さんはガーデン・ダイアリーってつけていますか?

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雑誌のアリウム特集

以前ここでアリウムの球根を紹介しましたが、その最後に、私が定期購読している雑誌でもアリウムの特集があったという話をしていましたね。

ちょっと遅くなりましたが写真撮ってみましたよー。
だからなんだ、ということになってしまいますが、もうこれからあまりガーデニングのことで書くことも少なくなってきますのでね・・・

外国の雑誌の雰囲気だけでもお伝えできれば。

***

カナダではテレビや雑誌などは普通にアメリカのものが流通しています。

なのでカナダのガーデニング雑誌というのはすごく少ない。

そんな中でカナダのガーデニング雑誌で、私が定期購読している、名前もそのままのCanadian Gardeningという雑誌9月号↓から。

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ここで見られるように右下に「アリウムを今植えよう!」と書かれていますね。

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アリウムはオーナメンタル・オニオンとも呼ばれていますね。

私は大好きですが、ガーデニングをやっていない人にはまだまだポピュラーではないのかな?

ガーデニングやっていてもやはりチューリップとか百合とかに比べてるとまだまだなのかしら?

まあ球根のお値段がねえ~、高いですものね。
もうちょっと安ければもっとポピュラーになるかもしれないですけど。

以前の私のブログでも紹介したAllium sphaerocephalon、Allium christophii、そして一番左のはサマー・ドラマーかな?

サマー・ドラマーは来年用には購入していませんが、私も以前植えました。
やっぱり翌年咲いてくれませんでしたが・・・


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こちらの写真の真ん中のDark Purple Alliumと書かれているものは、私が好きなallium atropurpureumですね。

これもやっぱりうちでは1年しか咲いてくれない感じなんですが・・・

一番下の白いアリウムは多分マウント・エヴェレストかな?
これもいいなーとは思っているんですが、高いし、うちではやっぱり何年も咲いてくれなそうだよな、と思って買っていません(笑)。

その代わりに白いAllium neapolitanumを来年用に買いましたけど。


パープル・センセーションも一番上に載っていますが、今年はこれも買い足ししなかったんだ。

一番ポピュラーなアリウムで、お値段もアリウムの中では安めの種類ですよね。
この子はうちでもいくつかは翌年も咲いてくれたりします。

私は基本的にお花の大きなallium giganteumは大きすぎてあまり好きではないんですが、やはりこれもポピュラーですかね?

北米だとダリアもディナープレート・ダリアが人気だったりして、やっぱり大きなお花のものが好まれるのかなあ?

まあ基本的にこちらでガーデニングをしている人は郊外など結構な敷地のあるところでやっている人も多いですからね、そういうところでするガーデニングはやはりインパクトのあるものが必要となるからかもしれませんね。

***

ちなみにこのCanadian Gardeningですが、多分カナダのガーデニング雑誌では一番大きなものだと思います。

もう一つ定期購読しているイギリスのGardens Illustratedと比べるとやはり雑誌の質などは落ちますが、カナダのお庭がフィーチャーされているのと、商品紹介などもカナダドルで記載されているのが嬉しい。

寒冷地でのガーデニングの仕方や植物のセレクションなどが勉強になるので。
まあ、そうとは言ってもカナダも西海岸と東海岸ではずいぶん気候が違うので、ヴァンクーヴァーとかで植えられているものはこちらでは無理、なんていうのもありますが。

でもイギリスの雑誌よりはそういう意味で寒冷地よりであることは確か。
Gardens Illustratedもすごく素敵ですが、やはり基本イギリスのお庭だし、最近はオランダやドイツとかのお庭の紹介も多いですが、どちらにしてもこちらより暖かい地方なので、植物のセレクションというよりはデザインの勉強として、という部分が多いです。

そういう意味で、最近は北欧のお庭にすごく興味があります。
ここより寒い地域でもすごくラッシュで、かつ、デザインがすごく素敵なお庭が多い気がします。


あ、そうそう、ちょっと前にこのCanadian Gardeningで「次の1年分の定期購読の値段で二人分の定期購読ができますよ」という話があって。

カナダ在住の人だけが対象なので、デイブママと妹のマーガレット、興味あるかな~?と思って聞いてみたら、ぜひ!ということだったのでまた購読続行することにしました。

もともと2年分の購読契約してたので、あと2年は付き合うことに。
それにしても、もともとたくさん読まれているのかもわかりませんが、こんなんでやっていけるのかなあ?

うちもアンケートを作成したりする仕事をしていますが、ここ最近は紙のアンケートの仕事が激減して、オンラインに移行しています。

個人的にはタブレットとか持っていないというのもあるし、雑誌はやはり誌面としてじっくり見たいので紙でないと嫌だな~と思っていますが、やっぱり変わってきているんでしょうね。

ま、そのためにもまずはいろんな人に興味を持ってもらうって所からのスタートってことか。

みなさんは、ガーデニングだけでなく、雑誌ってよく買われますか?

私は数年前まではこちらの(というかアメリカの)ファッション雑誌も定期購読していたのですが、ガーデニング熱のほうが大きくなってからはやめて、今は仏のガーデニング雑誌の定期購読のみ。

あとは全く買わなくなってしまいました。

雑誌文化は多分日本のほうが賑わっているような気がします。

***

さて、あっという間の金曜日。

今週はこちらはとっても暖かくて、Instagramでもローカルのカットフラワー栽培しつつ、それを毎週デリバリーなどでアレンジを届けているフローリストさんなどが「今週は庭で作業するのにうってつけ!」なんて言っていましたが、悲しいかな平日はオフィスに缶詰の身だものねえ~。

しかも暖かいのは今日までで、明日からはいきなり10度くらい下がるようです・・・

今週末も庭のクリーンアップの続きがしなくちゃね。
そして今月は家族のバースデイが2つあるし、もうクリスマスのギフトショッピングも始めないとなー。

早めにやっておいたほうがいいですからね。
あ、クリスマスカードもかぁ~!

・・・毎週3連休だったらな(また言ってる・笑)。


では、皆様、よい週末をお過ごしくださいませー。

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The Gardens Illustrated

私が定期購読しているイギリスのガーデニング雑誌、The Gardens Illustratedについて書こうと思っていたら、数日前にもう最新号が届いてしまいました・・・

イギリスの雑誌と言うことで、やはりイギリスから発送されているというのもあって、届く日がかなりばらつきがあって、ある月は発売日から遅れてちょっとで来ることもあれば、ある月はそれこそ2週間くらい遅れてくるようなこともあって・・・

先月の10月号↓もずいぶん遅く来たんだったよなー。でも今月号は早かった。

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この表紙にもなっているのはイギリスのガーデン・デザイナーのArne Maynard氏のお庭。

こちらでもっと誌面の写真などが見れますよ。

日本語だと多分アルネ・メイナードと表記されるのかな?
日本ではほとんど知られていないのかもしれませんが・・・
英語だとアーニ・メイナードと呼びますが。

この彼のおうちとお庭はAllt-y-Belaという名前がついていて(イギリスでは大体おうちやお庭に名前がついていますよね)、ウェールズ語でhigh wooded hillside of the wolfという意味なんだそうです。

彼はソーシャル・ミディアもかなりいろいろやっていて、TwitterPinterest、そしてInstagramもやっているようですね。

私もInstagramでフォロウしています。

彼のお庭は、すごく自然な感じで好きです。

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このマスタードイエローのおうちにトピアリー、そして外壁に綺麗に誘引されている植物の風景が、ここのトレードマークみたいなものなのですが。

ちなみにページの左側↑に写っている男性がArne氏です。

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広い敷地で、こんな風にコロシアム風のものは、実際ローカルの劇団がここで演劇をしたりもするんだそうです。
素敵!

敷地の中を流れる水路もいいなあ~。

GIではこれから4部作で彼のお庭のシリーズが始まるとのこと。
これからも楽しみです!

ちなみに、ここ、パブリックにオープンされてはいないものの、Arne氏、有名なガーデンデザイナーには珍しく、一般のガーデンコースなども受け付けていて、その受講者はこの敷地内のB&Bに泊まったりできるそうです。

Arneさんについては他にも私が好きなGardenistaでも取り上げられたりしていました
それと彼の本もつい最近出版されています。
興味のある方はぜひ。


それから日本流に言うならば「カリスマ・ガーデン・デザイナーが選ぶ球根特集!」的なものもありましたよ。

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日本でもお馴染みのダン・ピアソン氏↑やトム・スチュアート・スミス氏↓などの名も。

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トム・スチュアート・スミス氏のガーデン・センス、私結構好きなんですが、やっぱり彼の球根のセレクションも私の好みにぴったりでした!


そうそう10月号では日本の菊の特集もありましたよ! 

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Noel Kingsbury氏という、彼もGIやイギリスのガーデニングのことをリサーチしているとよく耳にする名前なのですが、彼が日本の千葉、佐倉市にある国立歴史民族博物館内の「くらしの植物苑」(多分。英語での名前しか載っていないので、詳しいことはわかりませんが)の菊の展示時に訪れたようで、ここでもいろいろな菊の種類が載っていました。

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私は歴史が好きで、江戸時代のこととかも結構興味があるので、当時からずいぶん盛んに改良がされていて、なんてことは知っていましたが、本当にいろんな種類があるんですねー。

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でも外国の雑誌に載ると、なんておしゃれに見えることか!

誌面でも、やはり菊に関する興味はコレクターや年配の人が多く、若い人からはあまり注目されていない、的なことも書かれていましたけれど・・・

でも、こんな博物館があるなんて知らなかったなー。
ここ、おもしろそう。
千葉なら実家からも遠くないし、次回帰国した時行ってみたいな。

ここ、行ったことのある方、いらっしゃいますか?

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ブルシット! : Book

こちらでもすでに紹介していたのですが、リンクもさせていただいているアメリカ・テキサス州にお住まいのともこさん(「テキサスひらめ」さん)の本を読みました。

読む前から、面白そうだなーと思っていましたが、こちらに住んで10年以上の私でも、聞いたことのないフレーズもあったし、普段本当に聞きなれているフレーズでも、「へえ~、そうなんだー」と思うこともたくさんあって、面白かったです。



本自体もコラムみたいに短くフレーズごとに文章が書かれているのですぐに読めるし、とってもわかりやすいです。


普段、英語の中で生活していると、当たり前になってくる表現なので、今まで深く考えていなかったんですが、確かにフレーズごとに微妙に使う場面が違ったりするんですよ。

ただ「くそっ!」って言っているだけかというとそうでもなくて、やっぱりいろんなバリエーションもあるし、それぞれ違ったニュアンスがあるのです。

私はこの長く働いている会社では、毎日みんなこういう言葉を頻繁に使う人たちに囲まれているので、あまり考えることなく聞いていたし、自分でも使うことは結構あるんですよねー。

というか、仕事していると余計使う場面が多くなるかな。
教科書の英語がつまんない、と思っている方、日常会話の英語は面白いですよ~。


本の中でもひらめさんがおっしゃっているんですけれど、「シット」という言葉のフレーズの中に、実は結構な人間関係の背景があったりするんですよね。

まあ言葉の中というか、どう使うかとか、その前にそれを使う間柄なのか、とか。


もちろん、英語を使う人皆がこういう言葉を使っているというわけでもないですよ。
うちの会社でも兄弟一緒に働いている同僚がいますが、彼らはどちらもほとんどこういう言葉を使いません。

だからといって、彼らがものすごいお坊ちゃまとかでもなければ、真面目でつまんない人たちとかではなくて、いたって普通の人たちです。

意図してそれを使わないという人ももちろんいますし、特に敬虔なクリスチャンとかはそうなのかな?
うちの同僚はクリスチャンでもないですけど。

でもまあ移民とかは除いて、こちらで生まれ育った人のほとんどはやっぱりSwear wordを使っているというのが現実ではあるんですけれどね。

あまりにも当たり前すぎちゃって、多分汚い言葉だ、とか言う意識もしていない人のほうが多いんじゃないかなあ~。

でも、やっぱり綺麗な若い女性とかがあまりにFワードばかり連発とかしているのを見ると、どうかなあ、と思っちゃうんですけれどね。

えっ!?と思うかもしれませんが、言うんですよ、ほんと、ほとんどの人が。
まあ、かっこいいとは思わないですけどねー。


とにかく、この本、言葉の勉強とかではなくて(もちろん勉強にもなりますけれど)、もっとカジュアルに言葉を通して文化を楽しく知るという感じで、手軽に読めるのでおすすめですよ。

私は紙の本を頂いて読みましたが、Kindle版だとちゃんと発音も聞けるそうですし。
本のいろんなところにひらめさんが描かれた楽しい絵があるのもよかったです。

すでに英語ペラペラだよ、という人も、まだ勉強中です、という人も、または英語にはたいして興味ないけど、文化に興味がある、という人でも読んだら面白いと思いますよ。

いくつか映画の中で使われているフレーズが取り上げられたりもしているので、これを読んでからもう一度映画を観たら、また楽しめると思います。


テキサスひらめさんの公式ホームページはこちら
Facebookのページはこちら
ここではひらめさんによるアメリカ生活のポストなどもあるので、それも面白いですよ。

そして著者のともこさんのブログはこちらです。 

ぜひー!


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Gardens Illustrated : Jinny Blom

今日は「週末の庭」ではなく、ちょっと違うお話を。

私が定期購読しているイギリスのガーデニング雑誌、Gardens Illustrated
最新号は(とかいいつつもう次の号が出てるみたいです。イギリスから郵送されるからか、最近は最新号が届くのがすごく遅いんですよねー)「Small Town Gardens」が特集されています。
(リンクでいくつか写真を見ることができますよ)

Aug16_gi1cover

そのなかでイギリスのガーデン・デザイナーのJinny Blomさんのロンドンのお庭が紹介されていました。

表紙も彼女のお庭。

この濃い色のジャーマン・アイリスが素敵だなあ~と思っていて読んでみたら、なんと、私の庭にも植えてある同じDusky Challengerでした!

Aug16_gi2JinnyBlom

同じような写真ですが、もう一つ。

この写真だと引いて庭の感じを撮っているからかずいぶん濃い色で黒みたいに見えるので、まさか同じものだとは思っていなかったのでびっくり。

ちなみにうちで咲いたものはこんな色でした↓

20150611_063801

うちではまだ去年植えたばかりで、今年初めてのお花。
見てのとおり、まだ葉っぱも少ないです。

そのうち彼女のお庭で咲いてるみたいに素敵な感じになってくれるといいなー。

と、嬉しかったのでご報告(笑)。


でもせっかくだから、ちょっと彼女について紹介しましょうか。

彼女本人は「自分にはいわゆるガーデンスタイルと言うスタイルはない」と言っているんですが、大まかに言えばロマンティックかつ、コンテンポラリーでありながらナチュラルさも兼ね備えたデザインが特徴のデザイナーさんかと思います。

ちなみにこの上のリンク、英語ですが、ガーデニングのセラピー力について彼女が語っていたりして興味深いですよ。ぜひ。
このインタビューはガーデンズ・イラストレイテッドからのものではありませんが。

ガーデンズ・イラストレイテッド誌のインタビューでは「この家を買った頃はまだガーデンデザイナーでもなくて、デリで働いていた」なんていっていましたが、もともとは演劇関係のことを大学で学んでいたそう。役者にもなりたかったのかな?
その後、心理療法士として働いた後、趣味のガーデニングを仕事にすべく転職。
30代半ばでダン・ピアソン氏についたりもしていたんだとか。

モダンな感じでありながら、ナチュラルさもあり、本人もなるべく自然に優しい庭つくりを心がけているようなのも、うなずけますね。

こちらで彼女のデザインしたお庭がたくさんPinされていますので興味のある方はどうぞ。

彼女、日本ではあまり知られていないかもしれませんが、チェルシー・フラワー・ショウではプリンス・チャールズとコラボレーションをしたりもしているくらいで、イギリスではかなり有名な方です。 
 
チェルシー・フラワー・ショウでゴールド・メダルも獲得していますし、多分今イギリスでアクティブの女性ガーデン・デザイナーと言うと必ず名前があがる方だと思います。


彼女の作るお庭って白と紫がベースのが多いと言うイメージが私の中にあって、華美すぎず、でも洗練されていて、個人的にいいなーと思っていました。

だからその彼女のプライベート・ガーデンに同じジャーマン・アイリスが植えてあったのは嬉しかったなあ~。


雑誌の話に戻ると、もちろんこの号では「スモール・ガーデン」と言っていますが、大体海外の雑誌とかで言われる「スモール」って全然小さくなかったりするんですよね・・・

私が見ても「小さい」っていうほどでもないよねー、と思うんですけれど、まあ何ヘクタールとかのお庭ではないってことですかね(笑)。

あともちろん「小さくてもお金かかってるな 」というお庭がフィーチャーされてます(笑)
でもデザインと言う意味では大きい敷地でなくても大胆に植栽できることとか、いろいろなるほどーと思うところがありましたよ。


ガーデニング・シーズン中は自分の庭作業で忙しくなりがちなので、あまりじっくりガーデニング雑誌を読まないことも多いんですが、ここ最近は新しく植物を植えたりということはしていないので、休日の朝などにゆっくり読んだりしています。

ガーデンズ・イラストレイテッド、すごく素敵なのでおすすめですよ。


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