今日は金曜日。ずーっと、忙しく、実はまだまだ忙しいのですが、さすがに精神的にも肉体的にも疲れてきたので、今日は有給をとりました。
というのは明日が義弟の結婚式。そのための準備もしたいし、その前に疲れも少しはとっておきたいので・・・
ここ数ヶ月、週末の1日は仕事だったり、そうじゃない日はこの義弟の結婚式前の家族の集まりだ何だで、私もデイブも仕事だけでなく、プライベートも慌しくて、
なんだかずーっと休めた気がしていないのです。
それでも祝日で休みだった今週月曜は久しぶりにヘアサロンに行ってカットとカラーをしてもらい、いい気分転換になりました。
明日の結婚式も寒そうで、雪も降りそうだけど、でもおしゃれして出かけるのは楽しみ!
義弟は中国系の子と結婚するので、この結婚式もどんな感じになるのか、まったくわからないけれど・・・
まあその報告は日曜にでもできるかと思います。
さて話は変わって・・・
とてもいい映画を観ました。といっても、私がそう思っただけだけど・・・
それはデンゼル・ワシントン監督、主演作の「The Great Debaters」。2007年公開。
http://www.thegreatdebatersmovie.com/
1930年のアメリカ、テキサスを舞台に黒人大学Wiley Collegeのディベートチームの活躍の実話をもとにした作品です。
この日本語での作品紹介→http://www.cinemaonline.jp/review/bei/1298.html ではあまりいい批評な感じではないですが、私はとてもよく出来た作品だったと思います。
まだ公民権運動に発展する前の30年代、黒人差別は当たり前であったころ、何よりも教育が大切である、と生徒たちに熱のこもった教鞭をとった教員トルソン(デンゼル)がディベート・チームを結成。
このディベートチームは黒人大学でトップに立ち、白人大学とも対決するようになります。そんな彼らの活躍を当時の時代背景を絡めて描いていきます。
確かに黒人側から見た作品であり(オプラ・ウィンフリーがバックアップしてるしね)、怖い白人、ひどい白人といったように見られなくもないけれど、それは映画。
そういうものなのでは?そうでなければやはりこの映画のメッセージは伝わらないと思う。
↑プレミアでのデンゼルとオプラのツーショット。すごい二人だ・・・
でもやはり映画にするためにいくつかのファクトは曲げられていて、ディベーターの名前も変えられていたり、チームメイト同士のロマンスなんかもフィクションだと思われます。
でもクライマックスのハーバード大学とのディベート対決が、実話ではなく、本当は南カリフォルニア大学だったというのはちょっとね・・・映画のためにドラマタイズした、というけれど、やはり実話のままでやってほしかったな?。
でもこれを変に「黒人」映画としてみる必要はなくて、いいドラマとして私は楽しめました。デイブもすごくよかったっていってるし。
デンゼルはやはりさすがの安定した演技。もともとは主役を演じるつもりではなかったようですが、この作品で唯一の女性ディベーターとして活躍したヘンリエッタ・ベル・ウェルズさん本人(作中ではサマンサ・ブックの名になっていますが)に薦められて主演になったとか。
監督としてもとてもよく作品をまとめていて、やっぱり彼はすごいです。
フォレスト・ウィティカーもいい演技でした。
ディベーターを演じた役者さんたちもとてもよかった。
この作品でも印象的なディベーター、ヘンリー役のNate Parkerとフォレスト演じる博士の妻役のKimberly Eliseの二人は前に紹介した映画「Pride」にも出ていたね!
↑プレミアでのキャストたち。左からヘンリー役のNate Parker、Kimberly Elise、
サマンサ役のJurnee Smollett、フォレストの息子でディベーターの一人ジェームズ役のDenzel Whitaker
(フォレストにそっくりで、しかもラストネームがウィティカーなので、親戚か何かかと思ったら、全然そんなことはないそうです)
重い題材だけれど、久しぶりに「いい映画を観た!」と思わせてくれた作品でした。
まあ私はもともと黒人文化、歴史に興味があるからだけれど・・・
これ、日本では未公開みたいですね・・・いい作品なのに、残念。やはりちょっと人種に偏りすぎた作品、と見られてしまったのかな??
でももっともっとくだらない作品がたっくさんあって、そういうのが海外でも公開され、興行収入を上げている、というのも悲しいな・・・
最近、ほんとうにいいドラマが少なくなった気がするけれど、もっとその辺に力を入れて欲しいところですね。
DVDで見たのでスペシャル・フィーチャーも見ましたが、この物語に関係する実在の人たちにデンゼルがインタビューしたりしていて、それもとても興味深かったです。
ちなみにデンゼルはWiley Collegeが引き続きディベートで活躍できるように、と100万ドルを寄付したとか!太っ腹ですね。
日本では公開されていないようなので、DVDも発売されているわけがなく、紹介できるのはサントラのみです。
作中で使われていた音楽もとてもよかったです。
The Great Debaters
The Great Debaters [Original Motion Picture Score]
というのは明日が義弟の結婚式。そのための準備もしたいし、その前に疲れも少しはとっておきたいので・・・
ここ数ヶ月、週末の1日は仕事だったり、そうじゃない日はこの義弟の結婚式前の家族の集まりだ何だで、私もデイブも仕事だけでなく、プライベートも慌しくて、
なんだかずーっと休めた気がしていないのです。
それでも祝日で休みだった今週月曜は久しぶりにヘアサロンに行ってカットとカラーをしてもらい、いい気分転換になりました。
明日の結婚式も寒そうで、雪も降りそうだけど、でもおしゃれして出かけるのは楽しみ!
義弟は中国系の子と結婚するので、この結婚式もどんな感じになるのか、まったくわからないけれど・・・
まあその報告は日曜にでもできるかと思います。
さて話は変わって・・・
とてもいい映画を観ました。といっても、私がそう思っただけだけど・・・
それはデンゼル・ワシントン監督、主演作の「The Great Debaters」。2007年公開。
http://www.thegreatdebatersmovie.com/
1930年のアメリカ、テキサスを舞台に黒人大学Wiley Collegeのディベートチームの活躍の実話をもとにした作品です。
この日本語での作品紹介→http://www.cinemaonline.jp/review/bei/1298.html ではあまりいい批評な感じではないですが、私はとてもよく出来た作品だったと思います。
まだ公民権運動に発展する前の30年代、黒人差別は当たり前であったころ、何よりも教育が大切である、と生徒たちに熱のこもった教鞭をとった教員トルソン(デンゼル)がディベート・チームを結成。
このディベートチームは黒人大学でトップに立ち、白人大学とも対決するようになります。そんな彼らの活躍を当時の時代背景を絡めて描いていきます。
確かに黒人側から見た作品であり(オプラ・ウィンフリーがバックアップしてるしね)、怖い白人、ひどい白人といったように見られなくもないけれど、それは映画。
そういうものなのでは?そうでなければやはりこの映画のメッセージは伝わらないと思う。
↑プレミアでのデンゼルとオプラのツーショット。すごい二人だ・・・
でもやはり映画にするためにいくつかのファクトは曲げられていて、ディベーターの名前も変えられていたり、チームメイト同士のロマンスなんかもフィクションだと思われます。
でもクライマックスのハーバード大学とのディベート対決が、実話ではなく、本当は南カリフォルニア大学だったというのはちょっとね・・・映画のためにドラマタイズした、というけれど、やはり実話のままでやってほしかったな?。
でもこれを変に「黒人」映画としてみる必要はなくて、いいドラマとして私は楽しめました。デイブもすごくよかったっていってるし。
デンゼルはやはりさすがの安定した演技。もともとは主役を演じるつもりではなかったようですが、この作品で唯一の女性ディベーターとして活躍したヘンリエッタ・ベル・ウェルズさん本人(作中ではサマンサ・ブックの名になっていますが)に薦められて主演になったとか。
監督としてもとてもよく作品をまとめていて、やっぱり彼はすごいです。
フォレスト・ウィティカーもいい演技でした。
ディベーターを演じた役者さんたちもとてもよかった。
この作品でも印象的なディベーター、ヘンリー役のNate Parkerとフォレスト演じる博士の妻役のKimberly Eliseの二人は前に紹介した映画「Pride」にも出ていたね!
↑プレミアでのキャストたち。左からヘンリー役のNate Parker、Kimberly Elise、
サマンサ役のJurnee Smollett、フォレストの息子でディベーターの一人ジェームズ役のDenzel Whitaker
(フォレストにそっくりで、しかもラストネームがウィティカーなので、親戚か何かかと思ったら、全然そんなことはないそうです)
重い題材だけれど、久しぶりに「いい映画を観た!」と思わせてくれた作品でした。
まあ私はもともと黒人文化、歴史に興味があるからだけれど・・・
これ、日本では未公開みたいですね・・・いい作品なのに、残念。やはりちょっと人種に偏りすぎた作品、と見られてしまったのかな??
でももっともっとくだらない作品がたっくさんあって、そういうのが海外でも公開され、興行収入を上げている、というのも悲しいな・・・
最近、ほんとうにいいドラマが少なくなった気がするけれど、もっとその辺に力を入れて欲しいところですね。
DVDで見たのでスペシャル・フィーチャーも見ましたが、この物語に関係する実在の人たちにデンゼルがインタビューしたりしていて、それもとても興味深かったです。
ちなみにデンゼルはWiley Collegeが引き続きディベートで活躍できるように、と100万ドルを寄付したとか!太っ腹ですね。
日本では公開されていないようなので、DVDも発売されているわけがなく、紹介できるのはサントラのみです。
作中で使われていた音楽もとてもよかったです。
The Great Debaters
The Great Debaters [Original Motion Picture Score]