さて、これが最後のモントリオール訪問記!
最後はVIA Rail。
これはカナダ各地をつないでいる鉄道会社。
トロントからモントリオールまで飛行機で行けばたぶん2時間くらいなんだろうけれど、それもちょっと味気ないな?、ってことで、今まで乗ったことのなかったVIA Railにしてみました。

トロントからモントリオールまで5時間ちょっと。
というとかなり長いように聞こえますが、私は飽きなかったです。
行きはただひたすらと続く田園風景を眺め、その間にぽつぽつと街があったり、非常にゆっくりできました。

でもほかの人にはつまらない、と思われるかも。
一応軽食、飲み物販売はありますが、セレクションも少ないし、高いし、食べ物、飲み物は持ち込むのをおすすめします。

帰りは途中乗車の女性グループがかなり騒いで、プラスお酒も入って、ものすごいことになっていました。
他の乗客は仕方なく黙っていたけれども、VIA Rail、もうちょっと一言言うとかしてほしかったな?。

トロントについたころには皆さん、相当出来上がっていたようで、歌まで歌い始める始末。
みんな呆れ顔で、「どうしもうもないね」といった様子になってました。
お酒を出すのはいいけれど、ああいう客にはリミットを設けて、他の客に迷惑をかけない程度にさせるのもサービスだと思うんだけどな?。
スタッフはいらつくくらい笑顔でこの集団のためにずーっとお酒を配っていたもの。

ま、うちらはたぶん運が悪かったんだと思います。
いつもこんなはずではないはず。

電車の旅はそれでもいいな?。飛行機というとどうしてもトロントー東京間の13時間とかの長時間でうんざりしちゃうので、
他のときはこういうゆったり電車に揺られ?、っていうのもなかなか乙なものです。

全体的には非常に楽しめたモントリオール。きっともっと若い時に行ったなら興味もわかなかったであろう、歴史とかもかなりおもしろかった。

あとトロントとは違うカナダの街を歩いて歩いて、歩いたのもいい経験になった。
チャイナタウンとかもあったけれど、あんまり街角でアジア人を見かけなかったな?。
トロントとは違ってその辺、あんまり混ざってないのかな?
ほんの一瞬、自分がみんなと違う、ということを感じさせられるときがあったりもして(別に差別にあったわけでもなんでもないですが)、これもトロントでは感じないのである意味新鮮でもあった。

いつも旅行にいくと、どうも力んじゃうところがあって、落ち着けないのだけれど、今回はかなりリラックスできました。

でも3日じゃ足りないな?というのが本音。今回は観光のみで、ショッピングもぜんぜんできなかったし(というか、わざとしないようにしていたのだけれど)。

またぜひ訪れたいです!そのときはケベックシティにも寄りたいな?。

ということで、長々とお付き合いありがとうございました。