さて、モントリオール訪問記、第二弾は何について話そうかな?、と悩みつつ、やはり一番の観光名所を紹介しましょう!

それはBasilique Notre-Dame de Montreal、日本語ではモントリオール・ノートルダム聖堂と呼ばれているバシリカ式の教会です。

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この教会の歴史をたどると1642年まで遡るくらいで、由緒ある歴史的な教会です。

中も紺青に金の星がきらめく美しいもの。

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内部の金色の装飾はすべて本物の金を使っているとか。
多くの木造の装飾や像も素敵です。

パイプオルガンもすごくて、なんと7000本のパイプで出来ていて、これをマスターするのには15年くらいかかるとか!

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ガイドさんによると、かなり大きな音が出るらしい。

ステンドグラスもここのは聖書のお話よりもモントリオールの宗教的歴史の場面を描いたものなのも面白い。

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この教会ができるまでの話をガイドさんから聞いたけれど、この教会はカトリックのものなのに、プロテスタントの設計者が担当したとか。
というのは彼は当時ゴシック・リヴァイヴァル建築で有名だったからだとか。
彼は教会の完成を待たずに亡くなっていますが、自分が亡くなったら聖堂の地下に葬られたいという願いを申し立てるも、
プロテスタントだから・・・と教会側がしたので、なくなる直前にカトリックになり、彼の願いが叶ったと言う逸話も。

他にもここはセリーヌ・ディオンが盛大な結婚式を挙げたことでも有名。(そう、セリーヌはフランス系・カナディアンなのだよ!アメリカ人じゃないのよ)
が、一般人はこの豪華なメインホールで式を挙げることはまずなく、メインホールの裏の礼拝堂を使うとか。

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ここは1978年の火事で半壊されたので、今見ることのできる内装もかなりモダンな感じになっています。

ちなみにここで結婚式を挙げるには1年ほど待たないといけないくらいの人気だそうで、予約をする前によーく考えてね、というのがガイドさんのアドバイスでした。

ここはかなり観光化されているので、個人的にはオタワのノートルダム聖堂のほうがこじんまりしているけれど、雰囲気がよかったので好きですが・・・

多くの宗教的絵画などの前にはろうそくが並び、ドネーションをして明かりを灯す、というのがマナー。

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デイブもカトリックではないですが、一応クリスチャンなので、ろうそくに光を灯していました。

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こんなふうに椅子の列の脇にも彫刻が施されています。

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外観もなかなか素敵。でも外から見ると思っているより大きく見えません。

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クリスチャンでない人にもやはり壮観な内部は必見ということで、多くの人が出入りしていました。
30分に1回くらいの割合で無料でガイドさんの説明を聞くことも出来ます。英語とフランス語しかないけど・・・

*Basilique Notre-Dame de Montreal
http://www.basiliquenddm.org/en/