2007年07月26日

GovernorというR&Bシンガーのデビューアルバム「Son Of Pain」というのをかなり前に買ったんですが、ここで紹介するのを忘れていました・・・

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タワレコのBounceでは「苦労人な経歴やアーメット・アーディガンも絶賛……というトピックはアンソニー・ハミルトンやトレイ・ソングズを思わせるが、ディープに行きすぎず若々しさを残す歌声には独特の味わいがあり、決して二番煎じや後追いではない。スコット・ストーチやジャスト・ブレイズらがブルージーなサウンドを提供し、ソウルネスを滲ませる落ち着いた一枚に仕上がった」ってかかれていますが、「ディープに行きすぎず若々しさを残す歌声」というのは確かにそうですね。
個人的にはでも「落ち着いた一枚」かといわれると、うーん、どうかなあ、と思うけれど。

というのは前にも紹介したサントラ「Daddy's Little Girls」に彼の曲「Blood, Sweat & Tears」が収録されていて、これを聞いてちょっと気になったのでアルバムを買ったんだけど、個人的には「すごくいい!」とはいえないです。

だからと言って、決して悪いアルバムだといっているわけではなく、あくまで個人的にあまり気に入らなかったというだけです。

というのも私は渋い声が好きだし、歌詞とかも恋愛もの(とくにセクシャルなことを歌ったものとか)よりももっとメッセージ性のあるものが好きだから。
サウンドとしては確かにオールドスクールな感じだし、6曲目「Never Wanna Leave」はDonny Hathawayの曲を使ったりもしていて、センスいいなあ、と思う。どの曲もサウンドだけ聴いているとなかなかいいんですよ。ただ歌詞がなあ・・・

あと声がやっぱり自分好みではないのですね。ちょっとねちっこいというか。
でもいまどきのR&B、ヒップホップ好きな人ならば気に入るんじゃないかと思います。

一時期はやって、今もまだまだ人気のプログラミングなサウンド、またはビートをこれでもか、と叩き込むようなの、これ、私はあまり好きではないので、彼のサウンドがそういうのではないのは嬉しいところです。

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ところで、質問ですが、みなさんはR&Bとか聴くんでしょうか?
自分の友達なんかでそういうのを聞く人がいるか、っていうといないですからねえ。それどころか洋楽聴く人も少なかったりするので・・・

日本では今どんな音楽が流行っているんでしょ?もうその辺はまったくわからなくなってますが・・・