仕事が忙しくてずーっと更新できずにいました。

mixiのほうではそれでもちょこちょこ更新していたんですが・・・
前にもいったけど、家のPCからはブログの更新ができないので、ついこっちにもアップするのが遅れてしまいました。

ということで、4月後半からのを一気に更新しまーす。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

ちょっとお久しぶりです。
仕事がそれはもう忙しくなって、会社でネットを開く時間もないくらいです。
そんでもって、テンポラリーワーカーがやるべき仕事をしてくれないので、本当はうちらを助けるべきなのに、彼がうちらの仕事を増やしている始末。

ボスに言ってもたいして取り合ってくれないし、まったく困ったものです・・・
でもあと数ヶ月の我慢と思って我慢するしかないのかな・・・


話は変わって・・・

フォレスト・ウィティカーがオスカーで最優秀男優賞を獲得した「The Last King of Scotland」を観ました。
http://movies.foxjapan.com/lastking/

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ウガンダの独裁的大統領イディ・アミンの姿をスコットランドから来た若い医者の目を通して描いた作品です。

見る前はウガンダについても、アミンについても何も知らなかったので、この作品がどういうものなのかも実は全然知識のないまま観ました。
観終わってからアミンについて調べたりして思ったのは、やっぱり事前にちょっと彼について知っていたほうがより作品を楽しめるんじゃないかと思います。

アミンは反体制派の国民約30万人を虐殺したということなんですが、この作品ではそんな彼の気さくなところと、その裏に隠された残虐さをうまく描いていたと思います。

この作品は実在したアミンとウガンダの歴史にこれはフィクションのスコットランドの医師ニコラス・ギャリガンをいれたユニークなものです。
だから全てが実際に起こったことではないわけですが、まあ主人公はアミンであって、ギャリガンではないですからね。

うーん、それにしてもかなり重い作品ですね。
アミンの不安定な精神面をみてもそうで、猜疑心にまみれてかっとなったかと思うと、ちょっとしたことですぐにご機嫌になったり・・・
でもやっぱり彼は人を信じることができなかったのかな・・・
またこの作品の中でのギャリガンの存在っていうのもなんか複雑でしたね。

最後のほう、アミンが彼を裏切ったギャリガンに、ウガンダに何しに来た、アフリカに行って楽しもうってわけかい?とののしるわけですが、まあやっぱりそこに人種的、文化的な溝があって、たしかにこの映画を見ても奔放なギャリガンの行動はちょっと子供じみてるし、無知から来る自尊心みたいなのを感じなくもないですからね。

私はギャリガンはひどい仕打ちを受けたけど、でも彼のことをかわいそうとも思わなかったんですよね。
ある意味やっぱりそれは自業自得という感じがしました。
ただ見る人によっては彼のことをヒーロー視することもできるとも思うけれど。

アミンがイギリスの白人社会の中で虐げられ、道化師として利用されたような背景があったんだろうなあ、と思わせる、アミンとギャリガンの関係は、海外に住んでる自分ともなんとなく関連する気がして、いろいろ考えさせられました。

フォレストはオスカーを獲っただけあって、非常にいい演技をしていましたね。
いつもは顔をくしゃくしゃにして笑っているような優しそうな人ですけど、今回は別人のようでした。

ギャリガン役のJames McAvoy、どっかで観たことある顔だなあと思ったら、ナルニアのMr. Tumnusだったのね!

日本でももう公開してるのかな?
重い映画だけど、観てよかったです。おすすめ。