オスカーは終わったけれど、
私のオスカーノミネート作品を見ようキャンペーンは
まだまだ続くのだ!

てなことで、ハウルに続いてアニメ
Wallace & Gromit The Curse of the Were-Rabbit
をみましたよー。

日本では「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ
という題で3月18日か公開ということで。

アカデミー賞はおわってしまいましたが、
これがアニメーション部門でオスカーを取りましたね。
プロデューサーの二人が
ほんと嬉しそうにスピーチしていました。

ついこの間「ハウル」をみて、
ストーリー的にはこっちのほうが深い、
オスカーはハウルがもらうべき、みたいなことを言ったけど、
「ウォレス」をみて、なんとなくねー、アカデミーが
こっちにオスカーをあげたのもうなずける気がしました。

確かにストーリーにはハウルのような深さはないけど、
なんだろう、これはもうクリエーターとしての
彼らへの賛辞なんだろうなあ、と。

というのはこれクレイメーションという粘土みたいので
キャラクターをつくって動かしてるわけで。
それこそ1分の撮影のために
たくさんのショットがいるわけで。

そういう根気の作業っていうのもあるし、
ウォレス&グルミットは歴史も長いし、
キャラも愛されてるのでねー。
で、はじめての長編映画ってこともあるし。

私はこのシリーズをちゃんと見たのは
これが初めてなんですが、
非常によくできてますねー。
なんといっても、キャラのかわいらしいこと!!

犬好きとしてはグルミット、文句なしに惹かれますが、
ウォレスもとーってもチャーミングなのよ!
それに声がいい。
実際はかなりおじいちゃんの俳優さんがやっているけど、
まさに命を吹き込んだ、という感じ。

クレイメーションの温かみがうまくキャラクターにも出てる。
表情とかもほんとうにすばらしい。
もう、私ほれました。

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イギリス的チャームのつまった作品ですね。

で、脇役の声にヘレナ・ボナム・カーターと
レイフ・ファインズ。
この二人の声もよかった。
レイフは「え、これレイフの声なの??」って言う感じ。
彼の出てたコンスタント・ガーデナー
(日本ではナイロビの蜂という題)
という映画をみたばっかりなので
その面影が強いので、
こんなチャーミングなのもやるなんて・・・
素敵です。好きになっちゃいそうです、レイフ。

みて幸せな気分になります。
作った人たちは「映画界初のベジタリアン・ホラー」
とかいってましたが。
ぜひぜひみてください!