ということで、またオーダーしてしまった種たち。
年々、それなりに種まきのコツみたいのもわかってきたし、その中でやっぱり自分のうちで育てやすいものなどもわかってきて、来年用にはかなりプラクティカルに、ちゃんと育てられるもの中心にオーダーしよう!と決めたわけです。
が、同じのばかりじゃつまらないし、少し位は新しい植物も試したいし~、すでに試したことのある植物でも、違う品種でほしいものもあれもこれもでてきて、結局またたくさんオーダーしてしまった・・・
そんなに育てるところがあるのか!って話なんですが、来年もまた開拓する予定なのでね。
後に今年蒔いた種でダメだったものなどのことも書こうかな、と思っているのですが、一応来年は特に直蒔きで大丈夫なものがほとんどです。
いくつかは楽しみのために少しは室内で種をはじめるつもりではありますが・・・
*ちなみに写真は全てお借りしたものです。
その室内ではじめるであろうものがこちら↓
Zinnia 'Envy'
ここですでにレッド・ライムというジニアを紹介しましたが、それだけじゃちょっとさみしいよねー、ということで、レッド・ライムとの色のコンビネーションを考えて、こちらをセレクト。
前からこういう爽やかな色のものが気になっていたというのもありますが。
でも週末に残っている種を調べたら、数年前に買ったミックスのジニアの種も残ってた!
まだちゃんと発芽するかどうかはわかりませんが、これもせっかくだから蒔いてみるかな。
ちなみにうちではジニアは室内ではじめるだけでなく、苗を植える際に直蒔きもしています。
そしてこれも多分室内ではじめたほうがよさそうなもの。
Rudbeckia hirta 'Moreno'
この渋い色に惹かれました~!
ルベドキアは前も「チェリー・ブランデー」を種から挑戦したのに失敗。
でもまあそのときは種まきがすごい下手だったからね・・・
これはペレニアルと言うことになっていますが、調べるとショート・リブド・ペレニアル、もしくはバイエニアルと言ったほうがよさそうですね~。
ま、Rudbeckia hirtaはどれもアニュアルとして扱ったほうがいいのかな?
こぼれ種でふえるといいんですが~。
でも耐寒性はアメリカのゾーン3まで大丈夫って言うからかなりの寒さにも耐えられるようです。
30センチ位の高さになると言うので、そんなに大きくならないのね。
ボーダー手前向きの子かな?
カッティングにも向いているそうです。
ルドベキアは前からずっと気になっていました。
ただ夏から秋にかけて咲く、デイジーっぽい花と言うとエキナセアがあるし~、とずっと思っていて。
典型的なルドベキアの黄色もいいけれど、うちの庭にはあまり黄色は増やすつもりもないし・・・と。
でもパーマネントにならないこういうアニュアル系のもののほうがそういう意味ではいいのかもしれませんね。
Myosotis alpestris 'Indigo Blue Compact' (Forget-me-not)
いわゆる「忘れな草」と言われているものの一種。
これも前からずーっと気になってました。
今回オーダーしたカナダのシードカンパニーが扱っていたのがこのMyosotis alpestrisというものでしたが、調べてみたら、アルパイン・フォーゲット・ミー・ノットと呼ばれている種類で、つまり高山植物系になるのかな?
Myosotisはねずみの耳と言うギリシャ語からきているそうですが(葉っぱから)、結構たくさんの品種があるんですね。
本来の忘れな草はMyosotis scorpioidesというものなんだそう。
そして、Myosotis sylvaticaと呼ばれるものが一番ポピュラーなのかな?
これもバイエニアルですが、こぼれ種でよく増えるっていいますよね。
さて、うちでも増えるか??
そういえば以前はチャイニーズ・フォーゲット・ミー・ノットという日本で言うシナワスレナグサも種から育てたことがあったっけ。
忘れな草系の小さなお花、かわいいですよね。
Malva sylvestris mauritiana (Tree Mallow)
マロウとかマルバとか日本ではどう呼ぶのがポピュラーなのかわかりませんが、マルヴァもずっと気になっていました。
これもやはりカナディアンのシード・カンパニーでオーダーしたのですが、ここはいわゆるheirloomの昔からある植物ばかりを扱っているというところ。
大体自分がほしいなーと思う種がいくつかあるところを選んでいて、私自身は特にheirloomに思い入れがあるとかではないんですけれど、でも昔からある種類というのはやはりそれだけずっと育て続けられていると言う意味でも信頼できる、のかな?
トゥリー・マロウと呼ばれているように、150cm以上になるみたいですね。
これもペレニアルというよりはバイエニアルなのかな?
コモン・マロウがMalva sylvestrisでmauritianaの部分が付いていないのですが、調べたらやっぱり違うみたいですね。
日本語で詳しくその違いが書かれているページがありました→こちら
それによるとコモン・マロウはウスベニアオイ、そして私がオーダーしたmauritianaの付くものはゼニアオイと呼ばれるんだとか。
お花の色もこっちのほうがちょっと濃い目なのかな?
それからこちらは英語ですが、マルヴァっていろんな呼び方があるようで、それについて面白い記述がありました。
チーズとかチーズ・フラワーと呼ばれたりもするとか。
というのはお花が終わった後に残る心皮と呼ばれる部分(いわゆる雌しべの一部のことのようです)が小さなチーズ・ウィール(丸い大きなチーズの塊)に見えるから、だとか。
他にもチーズケーク(日本ではケーキと発音しますが、英語の発音はケイク、です)、ドール・チーズ、フェアリー・チーズ、挙句の果てにはパンケイク・プラントと呼ばれることもあると書かれています。
つまり、ミニチュアのチーズやパンケーキみたいで、ドールハウスに置けるようなものだとか、フェアリーが使うくらい小さい、ということだそうで。
面白いですね。
マルヴァとマロウはギリシャ語の「ソフト」から来ているのでは?ということなんですが、葉っぱの柔らかさだけでなく、昔はゼラティンみたいな感じで保湿液っぽくこの植物が使われていたことも関係しているのかも、とのこと。
あと古代ローマでは「of the garden」と言う意味の名前で呼ばれていたそうで、そのくらい昔から親しまれてきた植物である、と。
なるほど、このカナダのheirloomのシードカンパニーが取り扱ってるわけだわ。
ちなみにマルヴァはハーブティーとして粘膜などにいいそうで、すごく綺麗な色のお茶になるんですよね!
私はこういう一石二鳥みたいなものが大好きでして(貧乏性なんだな~)、しかもこの色も私好みってことで、来年、種から挑戦しようと思っております。
4つしか紹介してないのに、ずいぶん長くなってしまった。
種紹介シリーズ、まだまだ続きます!
*******************
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年々、それなりに種まきのコツみたいのもわかってきたし、その中でやっぱり自分のうちで育てやすいものなどもわかってきて、来年用にはかなりプラクティカルに、ちゃんと育てられるもの中心にオーダーしよう!と決めたわけです。
が、同じのばかりじゃつまらないし、少し位は新しい植物も試したいし~、すでに試したことのある植物でも、違う品種でほしいものもあれもこれもでてきて、結局またたくさんオーダーしてしまった・・・
そんなに育てるところがあるのか!って話なんですが、来年もまた開拓する予定なのでね。
後に今年蒔いた種でダメだったものなどのことも書こうかな、と思っているのですが、一応来年は特に直蒔きで大丈夫なものがほとんどです。
いくつかは楽しみのために少しは室内で種をはじめるつもりではありますが・・・
*ちなみに写真は全てお借りしたものです。
その室内ではじめるであろうものがこちら↓
Zinnia 'Envy'
ここですでにレッド・ライムというジニアを紹介しましたが、それだけじゃちょっとさみしいよねー、ということで、レッド・ライムとの色のコンビネーションを考えて、こちらをセレクト。
前からこういう爽やかな色のものが気になっていたというのもありますが。
でも週末に残っている種を調べたら、数年前に買ったミックスのジニアの種も残ってた!
まだちゃんと発芽するかどうかはわかりませんが、これもせっかくだから蒔いてみるかな。
ちなみにうちではジニアは室内ではじめるだけでなく、苗を植える際に直蒔きもしています。
そしてこれも多分室内ではじめたほうがよさそうなもの。
Rudbeckia hirta 'Moreno'
この渋い色に惹かれました~!
ルベドキアは前も「チェリー・ブランデー」を種から挑戦したのに失敗。
でもまあそのときは種まきがすごい下手だったからね・・・
これはペレニアルと言うことになっていますが、調べるとショート・リブド・ペレニアル、もしくはバイエニアルと言ったほうがよさそうですね~。
ま、Rudbeckia hirtaはどれもアニュアルとして扱ったほうがいいのかな?
こぼれ種でふえるといいんですが~。
でも耐寒性はアメリカのゾーン3まで大丈夫って言うからかなりの寒さにも耐えられるようです。
30センチ位の高さになると言うので、そんなに大きくならないのね。
ボーダー手前向きの子かな?
カッティングにも向いているそうです。
ルドベキアは前からずっと気になっていました。
ただ夏から秋にかけて咲く、デイジーっぽい花と言うとエキナセアがあるし~、とずっと思っていて。
典型的なルドベキアの黄色もいいけれど、うちの庭にはあまり黄色は増やすつもりもないし・・・と。
でもパーマネントにならないこういうアニュアル系のもののほうがそういう意味ではいいのかもしれませんね。
Myosotis alpestris 'Indigo Blue Compact' (Forget-me-not)
いわゆる「忘れな草」と言われているものの一種。
これも前からずーっと気になってました。
今回オーダーしたカナダのシードカンパニーが扱っていたのがこのMyosotis alpestrisというものでしたが、調べてみたら、アルパイン・フォーゲット・ミー・ノットと呼ばれている種類で、つまり高山植物系になるのかな?
Myosotisはねずみの耳と言うギリシャ語からきているそうですが(葉っぱから)、結構たくさんの品種があるんですね。
本来の忘れな草はMyosotis scorpioidesというものなんだそう。
そして、Myosotis sylvaticaと呼ばれるものが一番ポピュラーなのかな?
これもバイエニアルですが、こぼれ種でよく増えるっていいますよね。
さて、うちでも増えるか??
そういえば以前はチャイニーズ・フォーゲット・ミー・ノットという日本で言うシナワスレナグサも種から育てたことがあったっけ。
忘れな草系の小さなお花、かわいいですよね。
Malva sylvestris mauritiana (Tree Mallow)
マロウとかマルバとか日本ではどう呼ぶのがポピュラーなのかわかりませんが、マルヴァもずっと気になっていました。
これもやはりカナディアンのシード・カンパニーでオーダーしたのですが、ここはいわゆるheirloomの昔からある植物ばかりを扱っているというところ。
大体自分がほしいなーと思う種がいくつかあるところを選んでいて、私自身は特にheirloomに思い入れがあるとかではないんですけれど、でも昔からある種類というのはやはりそれだけずっと育て続けられていると言う意味でも信頼できる、のかな?
トゥリー・マロウと呼ばれているように、150cm以上になるみたいですね。
これもペレニアルというよりはバイエニアルなのかな?
コモン・マロウがMalva sylvestrisでmauritianaの部分が付いていないのですが、調べたらやっぱり違うみたいですね。
日本語で詳しくその違いが書かれているページがありました→こちら
それによるとコモン・マロウはウスベニアオイ、そして私がオーダーしたmauritianaの付くものはゼニアオイと呼ばれるんだとか。
お花の色もこっちのほうがちょっと濃い目なのかな?
それからこちらは英語ですが、マルヴァっていろんな呼び方があるようで、それについて面白い記述がありました。
チーズとかチーズ・フラワーと呼ばれたりもするとか。
というのはお花が終わった後に残る心皮と呼ばれる部分(いわゆる雌しべの一部のことのようです)が小さなチーズ・ウィール(丸い大きなチーズの塊)に見えるから、だとか。
他にもチーズケーク(日本ではケーキと発音しますが、英語の発音はケイク、です)、ドール・チーズ、フェアリー・チーズ、挙句の果てにはパンケイク・プラントと呼ばれることもあると書かれています。
つまり、ミニチュアのチーズやパンケーキみたいで、ドールハウスに置けるようなものだとか、フェアリーが使うくらい小さい、ということだそうで。
面白いですね。
マルヴァとマロウはギリシャ語の「ソフト」から来ているのでは?ということなんですが、葉っぱの柔らかさだけでなく、昔はゼラティンみたいな感じで保湿液っぽくこの植物が使われていたことも関係しているのかも、とのこと。
あと古代ローマでは「of the garden」と言う意味の名前で呼ばれていたそうで、そのくらい昔から親しまれてきた植物である、と。
なるほど、このカナダのheirloomのシードカンパニーが取り扱ってるわけだわ。
ちなみにマルヴァはハーブティーとして粘膜などにいいそうで、すごく綺麗な色のお茶になるんですよね!
私はこういう一石二鳥みたいなものが大好きでして(貧乏性なんだな~)、しかもこの色も私好みってことで、来年、種から挑戦しようと思っております。
4つしか紹介してないのに、ずいぶん長くなってしまった。
種紹介シリーズ、まだまだ続きます!
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種蒔きの下手な私ですが、ジニアは楽しみにしているひとつ。
種は購入することは少なく、庭の花を採種することがほとんど。
私ってケチなのでしょうね~(笑)
でも冬の間、種を増やして夢を膨らませるって楽しそう~♪
そうそうワスレナグサは雑草のごとく増えてしまいます。
またアオイは街路樹の下に植えられていることが多いですが、
ほとんど真っ白かピンク系統ばかり。
アオイのマルヴァはとても素敵な色合いですね。