昨日は週末、日曜と月曜の話をしましたが、土曜日はダウンタウンにミュージカル、Kinky Bootsを観に行ってきました!
ブロードウェイのオフィシャルサイトはこちら。
カナダでのミュージカル版はこちら。
あらすじなどについては日本語でこちらなどで読めますよ。
シンディ・ローパーが作曲をしたことで知られていますが、トニー賞も獲得した話題作ということで、気になっていたんです。
ちょうどちょっと安く見られるクーポンを入手したので、これはぜひ!ということで。
これ、イギリスで実際にあった物語をもとに作られた作品なんですってね。
もともとはイギリスでその経営不振に落ちこんでいた何代も続く老舗の靴製造会社が「女装をする男性が履ける靴を作れないか」と電話をもらったことで作る靴をシフト、何とか会社を閉めることを逃れたと言うサクセスストーリーがドキュメンタリーとして取り上げられたそうで、それが映画となり、その後ミュージカルになったとか。
でもミュージカルにでてくるドラッグ・クイーンのローラは実在の人物ではなく、映画用に作られた架空の人物だそうですが、でも実際の出来事の中で靴会社の社長さん(作品の中ではチャーリーと言う名前ですが、本人の名前ではない)が出会ってきた何人かのゲイの人々のキャラクターを混ぜて出来上がった役だそうです。
なのでローラが靴のデザインをすることもなかったし、ミラノのショーもなかったそうですけれど、でも実際社長さんがカタログのために脚の毛を剃ってヒールを履くなんてこともあったんだそうですよ。
ちなみにトロントではブロードウェイのオリジナルキャストではなく、別のキャストがそれぞれの役を演じています。
オリジナルのローラ(ドラッグクウィーン、つまり派手な女装をしたゲイのこと)を演じている方は結構男性っぽい顔つきの方ですが、トロントで演じていた方はもっとエレガントな感じでした。
違いはこの二つの動画でも見てわかるかな?
↑ブロードウェイ版
↑トロント版
これ、すっごいおすすめ!
といっても日本での公演はまだ予定されていないんですかねー?
韓国では韓国版で上演されているみたいですけれど。
潰れかけてた靴工場がローラによってうんぬん、というところより、もっとヒューマンなメッセージがこもっていました。
私はミュージカルそんなに見たことないですが、でも今まで見た中で一番よかった!
デイブもそういってましたよ。
歌や踊りももちろん見ていて楽しいけれど、限られた舞台という空間の中での大道具の切り替えとかを見るのも楽しいし。
↑Instagramより。舞台が始まる前に撮った写真。靴工場の外観もイギリスっぽい感じ。
何よりもやっぱり生で見る楽しさ、醍醐味があって、映像だと見る場所を特定される感じがありますが、舞台だとメインだけでなく、いろんな人がいろんなことしてるのを見れて楽しい。
だからまた見たい!と思っちゃうんですよねー。
ドラッグクイーンのきらびやかな衣装やダンスと対照的なイギリスの郊外(?)の冴えない靴工場の面々みたいな対比もよかったし、その工場のベルトコンベアーを使ったダンスとかもかっこよかったなー。
ボクシングのシーンの演出もなるほどーと感心。
といっても見ないとわからないか・・・
イギリス英語的なものは緩和されていたようで私でも聞き取りやすかったですし。
やっぱりローラが一番よかったけれど、工場で社長のチャーリーに片思いするローレンの役も可愛いのにおもしろくてすごく好感が持てましたし、ちょっとローラと対立するドンもある意味チャーミングだった。
トロントや近郊にお住まいの方、確かクリスマス前くらいまで公演が延長されることも決定したので、ぜひ!
ストーリーとしてわーっと泣ける、と言う感動ものというわけではないんですけれど(でも心温まる物語であることは確か)、私はなんだろう、生の圧倒感みたいのでちょっと泣きそうになりました。
やっぱり出演者の皆さんがほんと皆楽しそうで輝いてて、その思いみたいのが泣けました。
それにしてもローラ役の役者さん、プラス「エンジェルズ」と呼ばれているほかのドラッグクイーン役のみなさん(もちろん皆さん男性ですよ、でも綺麗で最初は女性かと疑った!)、ヒールであれだけ踊っててすごい!
スタイルも抜群で、ほんとあっぱれ!ですよ。
でもインタビュー読んだら、やっぱり毎ステージ終わるごとにアイシング(氷で冷やすと言うことですね)してるって言ってたから、大変なんだなー。
ちなみにiTunesで実際のミュージカルのヴィデオも購入できるそうですねー。
もちろんアルバムも。買っちゃおうかなー。
シンディ・ローパーらしい曲もあったし、シンディはこれで作曲賞か何かをトニー賞でもらっているんですよね。
日本人のプロデューサーの方も受賞されたそうですが。
あと本当にあった出来事でのこの靴会社のその後なんですが・・・
やはりこういう男性向けの女性靴も結局は外国製の安い靴がどんどん流通してきたこともあって、結局は会社を閉鎖してしまったそうで・・・
チャーリーのモデルとなった社長さんは今は消防士として働いているとか。
また彼はイギリスで映画が作られたときはその製作にもずいぶん関わったそうなんですが、アメリカでミュージカルになった時、またはその後はまったく関わりがなく、自分からミュージカル関係者?にコンタクトを取ったそうなんですが、無視されてしまってブロードウェイのミュージカルは見ていない様子。
ただこれは今はイギリスでもミュージカルが上演されたようで、それは観に行ったそうですよ。
ブロードウェイの皆さん、ちょっと冷たいですよねぇ~。
でもまあこういう「自分がこのモデルになった本人だよ」なんていう偽のコンタクトはたくさん来てるのかな?
あともしかしたらサンクスギヴィング・ウィークエンドと言うのも関係してたのかもしれませ
んが、あとはマチネだったというのもあるかな、観客が思ったより高齢の方が多かったのはびっくり。
イギリスを舞台にしたものって言うのもあるのかなー?
でも映画とかと違ってやっぱりミュージカルってチケットも結構な値段がしますからね、興味がないとなかなか観に来にくいというのはあるのかもな~。
でもやっぱり生の舞台の楽しさは観ないとわからないし、こういうものこそもっと若い人にも観られるようにできたらいいのにね。
***
さて、今日はいよいよブルージェイズ、決戦です!
気合入れて、ジェイズのキャップもかぶって出社しましたよ(笑)。
ジェイズ、頑張れっ!!
*******************
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シンディ・ローパーが作曲をしたことで知られていますが、トニー賞も獲得した話題作ということで、気になっていたんです。
ちょうどちょっと安く見られるクーポンを入手したので、これはぜひ!ということで。
これ、イギリスで実際にあった物語をもとに作られた作品なんですってね。
もともとはイギリスでその経営不振に落ちこんでいた何代も続く老舗の靴製造会社が「女装をする男性が履ける靴を作れないか」と電話をもらったことで作る靴をシフト、何とか会社を閉めることを逃れたと言うサクセスストーリーがドキュメンタリーとして取り上げられたそうで、それが映画となり、その後ミュージカルになったとか。
でもミュージカルにでてくるドラッグ・クイーンのローラは実在の人物ではなく、映画用に作られた架空の人物だそうですが、でも実際の出来事の中で靴会社の社長さん(作品の中ではチャーリーと言う名前ですが、本人の名前ではない)が出会ってきた何人かのゲイの人々のキャラクターを混ぜて出来上がった役だそうです。
なのでローラが靴のデザインをすることもなかったし、ミラノのショーもなかったそうですけれど、でも実際社長さんがカタログのために脚の毛を剃ってヒールを履くなんてこともあったんだそうですよ。
ちなみにトロントではブロードウェイのオリジナルキャストではなく、別のキャストがそれぞれの役を演じています。
オリジナルのローラ(ドラッグクウィーン、つまり派手な女装をしたゲイのこと)を演じている方は結構男性っぽい顔つきの方ですが、トロントで演じていた方はもっとエレガントな感じでした。
違いはこの二つの動画でも見てわかるかな?
↑ブロードウェイ版
↑トロント版
これ、すっごいおすすめ!
といっても日本での公演はまだ予定されていないんですかねー?
韓国では韓国版で上演されているみたいですけれど。
潰れかけてた靴工場がローラによってうんぬん、というところより、もっとヒューマンなメッセージがこもっていました。
私はミュージカルそんなに見たことないですが、でも今まで見た中で一番よかった!
デイブもそういってましたよ。
歌や踊りももちろん見ていて楽しいけれど、限られた舞台という空間の中での大道具の切り替えとかを見るのも楽しいし。
↑Instagramより。舞台が始まる前に撮った写真。靴工場の外観もイギリスっぽい感じ。
何よりもやっぱり生で見る楽しさ、醍醐味があって、映像だと見る場所を特定される感じがありますが、舞台だとメインだけでなく、いろんな人がいろんなことしてるのを見れて楽しい。
だからまた見たい!と思っちゃうんですよねー。
ドラッグクイーンのきらびやかな衣装やダンスと対照的なイギリスの郊外(?)の冴えない靴工場の面々みたいな対比もよかったし、その工場のベルトコンベアーを使ったダンスとかもかっこよかったなー。
ボクシングのシーンの演出もなるほどーと感心。
といっても見ないとわからないか・・・
イギリス英語的なものは緩和されていたようで私でも聞き取りやすかったですし。
やっぱりローラが一番よかったけれど、工場で社長のチャーリーに片思いするローレンの役も可愛いのにおもしろくてすごく好感が持てましたし、ちょっとローラと対立するドンもある意味チャーミングだった。
トロントや近郊にお住まいの方、確かクリスマス前くらいまで公演が延長されることも決定したので、ぜひ!
ストーリーとしてわーっと泣ける、と言う感動ものというわけではないんですけれど(でも心温まる物語であることは確か)、私はなんだろう、生の圧倒感みたいのでちょっと泣きそうになりました。
やっぱり出演者の皆さんがほんと皆楽しそうで輝いてて、その思いみたいのが泣けました。
それにしてもローラ役の役者さん、プラス「エンジェルズ」と呼ばれているほかのドラッグクイーン役のみなさん(もちろん皆さん男性ですよ、でも綺麗で最初は女性かと疑った!)、ヒールであれだけ踊っててすごい!
スタイルも抜群で、ほんとあっぱれ!ですよ。
でもインタビュー読んだら、やっぱり毎ステージ終わるごとにアイシング(氷で冷やすと言うことですね)してるって言ってたから、大変なんだなー。
ちなみにiTunesで実際のミュージカルのヴィデオも購入できるそうですねー。
もちろんアルバムも。買っちゃおうかなー。
シンディ・ローパーらしい曲もあったし、シンディはこれで作曲賞か何かをトニー賞でもらっているんですよね。
日本人のプロデューサーの方も受賞されたそうですが。
あと本当にあった出来事でのこの靴会社のその後なんですが・・・
やはりこういう男性向けの女性靴も結局は外国製の安い靴がどんどん流通してきたこともあって、結局は会社を閉鎖してしまったそうで・・・
チャーリーのモデルとなった社長さんは今は消防士として働いているとか。
また彼はイギリスで映画が作られたときはその製作にもずいぶん関わったそうなんですが、アメリカでミュージカルになった時、またはその後はまったく関わりがなく、自分からミュージカル関係者?にコンタクトを取ったそうなんですが、無視されてしまってブロードウェイのミュージカルは見ていない様子。
ただこれは今はイギリスでもミュージカルが上演されたようで、それは観に行ったそうですよ。
ブロードウェイの皆さん、ちょっと冷たいですよねぇ~。
でもまあこういう「自分がこのモデルになった本人だよ」なんていう偽のコンタクトはたくさん来てるのかな?
あともしかしたらサンクスギヴィング・ウィークエンドと言うのも関係してたのかもしれませ
んが、あとはマチネだったというのもあるかな、観客が思ったより高齢の方が多かったのはびっくり。
イギリスを舞台にしたものって言うのもあるのかなー?
でも映画とかと違ってやっぱりミュージカルってチケットも結構な値段がしますからね、興味がないとなかなか観に来にくいというのはあるのかもな~。
でもやっぱり生の舞台の楽しさは観ないとわからないし、こういうものこそもっと若い人にも観られるようにできたらいいのにね。
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さて、今日はいよいよブルージェイズ、決戦です!
気合入れて、ジェイズのキャップもかぶって出社しましたよ(笑)。
ジェイズ、頑張れっ!!
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