トロントは、週末また雪が降りまして、外はまだまだ白い世界でございます。
考えてみればもう2月で、あと2ヶ月もすれば春らしくなってくるとは信じられませんが。
(とはいえ、こちらは本当に春らしくなるのは5月になってから、ガーデニングが外でできるようになるのもそのころです)
週末は、手術後初、外出。
雪かきするのに一応家の外には出ていましたが、出かけることは控えておりました。
まあ、寒いし、雪の中歩くのも面倒だしね。
この時期と言えば、みなさん、確定申告ですよ。
カナダでは自分でやる部分が多いのですが(業者に頼むこともできますが、自分でやったほうが早いしお得。それほど難しくもないですし)、その前に税控除となるインヴェストメントなどをしに銀行へ。
いつも行っているブランチではなく、家に近いブランチに初めて行くことにした。
ネットでアドヴァイザーの方とのアポ取りができるので、そうしたら、去年やり取りをしてくれた方が「僕も今はそのブランチにいるんだよ!」とメールが。
「でも今はちょっと役割が違うんだけど、僕の伯母がアドヴァイザーでアシストできるから安心して!」みたいな内容で、びっくり。
実際行ってみたら、その彼もわざわざ挨拶に来てくれた。
一度インヴェストのアドヴァイスしてもらっただけなのに。律儀やねー。
私が接したアドヴァイザーたちはかなりソフトな語り口の人が多い。
この彼もそうだった。
伯母さんという方はもうちょっと押せ押せタイプの人だったけど。
自分の口座のいくつかからそれぞれお金を取って、インヴェストのアカウントに移す、と言うようなことをしてもらったんだけど、その移動の合計金額はあってたんだけど、どこからいくら、と言うので一つ間違いがあった・・・
ここの銀行は、そういうことが多いんだよなー。
ローンもあるからまだ変えられずにいるけど、ローンの契約は来年更新になるから、そのときには他の銀行にかえるかも。
カナダにお住まいの皆さん、おすすめの銀行はどちらですか?
と、すいません、また前置きが長くなってしまいました。
***
図書館で借りたガーデニング・ブックの紹介、第・・・何弾だ??
まあ、それはいいとして、今回はこちらでございます。
これ、結構厚い本で、重いです。ハードカバーで大きいし。
でも、よかったー。
2013年に発行されているので、最新ではないですが、まあ新しいといっていいですし。
(図書館に出回っているガーデニング・ブックスは古いものが多いので)
たくさん素敵なお庭が紹介されていたので、二つにわけて紹介しますね。
著者のティム・リチャードソンさんはイギリスのガーデンライターさんで、ちょうどこの本を読んでいるころに定期購読しているGardens Illustratedが届いたんですけれど(これもよかったのでまた後で紹介するかも)、ここでも彼が寄稿してました。
「New」といいますが、新しく作られたお庭、というのではなく、ここ10年の間に新しく変化したお庭ということだそうです。
全部で25のお庭が紹介されているのですが、こんなふう↑にお庭の名前(イギリスではお庭やお屋敷に名前がついてますからね)とそのガーデンデザイナーの名前を載せて各章の始まり。
見てのとおり、日本でも知られている(ますよね??)ダン・ピアソンさんからはじまり、全体的にナチュラリスティックなお庭へのフォーカスが強いように思います。
それが著者の方の好みなのか、実際の最近のイギリスの庭園の動向なのかは、イギリスにいない私にはわかりかねますが・・・
全体的に著者の方の語り口が各章によって異なるので、ちょっと違和感はあるのですが。
あるところではパーソナルにデザイナーの言葉が載っているかと思えば、ガーデンデザインだけを中心に語られているのもあったり、その庭にフォーカスするというより、そのデザイナーさんのバックグラウンドとかのほうが多く語られているような場合もありましたが。
でもあちがちなガーデンデザイン分析みたいなのとはちょっと違った感じだったから、面白かったですよ。
ここでは私がいいなー、と思った写真や、これは!と思ったものを載せて行きますね。
こちら↑はTom Stuart SmithさんのMount St. John(このリンクは彼のブログです。ブログも文章短め、写真も素敵なのでおすすめですよ)のお庭。
彼は有名なガーデン・デザイナーの方ですね。
やはりニュー・ペレニアルズ的なナチュラルなデザインが強い方。
広大な敷地にグリッド方式で多くのペレニアルが植え込まれていて圧巻。
こちらはそのニュー・ペレニアルズをオランダから広めた、Piet Oudolfさん(ピエット・アウドルフと発音するのかな?)がイギリスで手がけた初期のお庭、Scampston Hall。
オーナメンタルグラス使いなどがさすがです。
実は私もようやくオーナメンタルグラスに興味を持ち始めまして。
今年はいくつか取り入れたいと思っているのですよ。(去年からそう思っていたのですが、うまくいかず・・・)
このニュー・ペレニアルズ、日本ではまだそんなに知られてないですかね?
北米でもまだまだ、と言う感じもしないですけれど。
というか、これはやっぱりそれなりの敷地がないと、よさが発揮できないのかもしれないなー。
そういう意味で、大きなガーデンデザインと言う意味ではポステージ・スタンプ(小さな敷地のシティ・ガーデンのことをこう呼びます)ではやりにくいとは思うんですが、でもプランツ・コンビネーションとかで参考になるものが多いと思います。
特に私はペレニアル好きだから、かもしれませんが。
ちなみに上でリンクした彼のサイトもユニークですねー。
ここでは著者の方の語り口がちょっとOudolf氏に手厳しいかな?という感じもしたのですけれども、私がそう感じただけかな?
このミッキーマウスみたいなトピアリーがチャーミングなのはDaylesford House。
オーガニックファームのブランドで、ホテルやカフェ、スパなんかも展開していて、日本にも東京、青山にお店があるんだそうですねー。
ガーデン・デザインはMary KeenさんとRupert Golbyさん。
ここではキッチンガーデンだけじゃなくて、他の庭のエリアも見ごたえがあるよ、と。
ガーデンデザイナーの名前が複数ですが、大体は一緒にではなく、違う時期に別々に手がけられたと言うことが多いです。
Mary Keenさんは主にライター業のほうが本業みたいですが・・・
Rupert Golbyさんはウェブサイトもないという、ちょっと謎めいた人物みたいに(でも好意的に)書かれているのも印象的でした。
こんなキッチン・ガーデンなら楽しくていいですねー。
このシンプルでモダンなデザインはベルギーのJacques and Peter Wirtz親子がてがけたもの、AscottのThe Lynn Garden。(←Ascottのオフィシャルウェブサイトもあるのですが、こちらのリンクのほうが彼らのお庭の様子がわかると思うので・・・)
私にするとシンプルすぎて、コンセプチュアルすぎる感じですが、やっぱり最近はこういうコンテンポラリーなのも人気になってきているようですね。
こちらは、この間も本を紹介したクリストファー・ロイド氏とファーガス・ギャレットさんのGreat Dixter。
ここでは現在ディクスターのヘッドガーデナーとして活躍しているギャレットさん中心。
ギャレットさんを通して、ロイド氏を見る、と言う感じかな?
ロイド氏のもとで長くガーデナーを務めていたギャレットさんですが、もちろん彼には彼の好みもあり、往年はロイド氏もかなりギャレットさんの好きなようにさせていた、というほど信頼していたそうで、だからこそ「クリスト(ロイド氏の愛称)の遺志を受け継ぎながらも、僕なりのディクスターの庭を造っていく。
でもここでの庭作りがつまらないと感じたらすぐにでもここを去るよ」なんて言っていたのも印象的でした。
で、こちらのお庭。
これがこの本の中で一番インパクトがあって印象に残ったお庭でした。
Christine FacerさんのThrougham Court。
上の写真をみてもわかると思うのですが、ユニーク!
このお庭のお持ち主であり、プロのガーデンデザイナーでもあるFacerさん、もともとはメディカル・サイエンスのお仕事をなさっていたというちょっと変わった経歴の持ち主。
(ドクターの肩書きも持っているので、ここではDr. Facerと呼ばれていた)
だからこそのこのお庭!
こんな風にレッド・カーペットがいきなり庭の中に出現したり、
なんだか大陸的な風景にも感じられる、こんな旗がいくつもはためく風景があったり。
彼女のバックグラウンドである科学的なものと自然のコンビネーションというのが面白いです。
好き嫌いがわかれそうですけれどね。
あまりにインパクトがあったから、ここのお庭だけでいくつも写真を載せてしまいました・・・
でもこんな風になかなかロマンティックなエリアもあったりするんですよ。
変わって、こちらはChristopher Bradley-HoleさんによるCrockmore House。
彼もニュー・ペレニアルズ・スタイルのガーデンですねー。
それにしてもここ10年で、イギリスの由緒ある建物のお庭がこんな風にニュー・ペレニアルズ・スタイルに移行していくとは。
建物のオーナーによるエコ的なものとかなのか、単なるガーデンデザインのファッションに沿っているだけなのか。
でもペレニアルだから、今までのクラシカルなお庭よりは手間が省けてるのかな?
乾燥とか、虫や病気にも強い植物がこのスタイルでは使われることが多いから、そういう意味でもプラクティカルといえばそうだけれど。
ただニュー・ペレニアルズ、夏以降はいいかもしれないけれど、早春とかはちょっとさびしいんじゃないかしら?
本とかで取り上げられているのって、ピークの美しいときばかりだからわからないけれど。
でもそういうのもちゃんと計算されてその時期ごとの見ごろを考えて植栽されているのでしょうね。
この本の中で、デザイナーが変わってもやっぱりよく使われている植物というのがあって、PersicariaやVeronicastrumといった、先っぽがとんがったのとか、穂が風になびくようなのが人気ですねー。
とくにPersicariaはほんと、ここ数年すごくよく見かけるようになってきているような気がします。
やっぱりナチュラル志向になってきてるのかな?
この上の写真のように、私も今年はこういうフィラーとなるような植物を植えて、庭にまとまりを出したいな、と思っているのですよ。
こちらはHighgrove、ご存知、イギリスのプリンス・チャールズのお庭です。
私も彼のお庭の本を前に読んだのだけれど、紹介してなかったかなー?
調べたけれど、みつからなかった。
こんなすごいレリーフみたいのが風景の中に入ってくるのがさすが、王室、という感じがします。
あまりいいイメージのないプリンスですけれども、ガーデニングという意味でいうと、かなりエコなガーデニングを心がけているそうでして、それはすばらしいことだと思います。
どの場所にも、絵になる構築物が入ってくるんですよねー。
それにしても皇室のお庭が一般公開されてるっていうのもすごいことですよね。
では、まだまだ続きます!
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考えてみればもう2月で、あと2ヶ月もすれば春らしくなってくるとは信じられませんが。
(とはいえ、こちらは本当に春らしくなるのは5月になってから、ガーデニングが外でできるようになるのもそのころです)
週末は、手術後初、外出。
雪かきするのに一応家の外には出ていましたが、出かけることは控えておりました。
まあ、寒いし、雪の中歩くのも面倒だしね。
この時期と言えば、みなさん、確定申告ですよ。
カナダでは自分でやる部分が多いのですが(業者に頼むこともできますが、自分でやったほうが早いしお得。それほど難しくもないですし)、その前に税控除となるインヴェストメントなどをしに銀行へ。
いつも行っているブランチではなく、家に近いブランチに初めて行くことにした。
ネットでアドヴァイザーの方とのアポ取りができるので、そうしたら、去年やり取りをしてくれた方が「僕も今はそのブランチにいるんだよ!」とメールが。
「でも今はちょっと役割が違うんだけど、僕の伯母がアドヴァイザーでアシストできるから安心して!」みたいな内容で、びっくり。
実際行ってみたら、その彼もわざわざ挨拶に来てくれた。
一度インヴェストのアドヴァイスしてもらっただけなのに。律儀やねー。
私が接したアドヴァイザーたちはかなりソフトな語り口の人が多い。
この彼もそうだった。
伯母さんという方はもうちょっと押せ押せタイプの人だったけど。
自分の口座のいくつかからそれぞれお金を取って、インヴェストのアカウントに移す、と言うようなことをしてもらったんだけど、その移動の合計金額はあってたんだけど、どこからいくら、と言うので一つ間違いがあった・・・
ここの銀行は、そういうことが多いんだよなー。
ローンもあるからまだ変えられずにいるけど、ローンの契約は来年更新になるから、そのときには他の銀行にかえるかも。
カナダにお住まいの皆さん、おすすめの銀行はどちらですか?
と、すいません、また前置きが長くなってしまいました。
***
図書館で借りたガーデニング・ブックの紹介、第・・・何弾だ??
まあ、それはいいとして、今回はこちらでございます。
これ、結構厚い本で、重いです。ハードカバーで大きいし。
でも、よかったー。
2013年に発行されているので、最新ではないですが、まあ新しいといっていいですし。
(図書館に出回っているガーデニング・ブックスは古いものが多いので)
たくさん素敵なお庭が紹介されていたので、二つにわけて紹介しますね。
著者のティム・リチャードソンさんはイギリスのガーデンライターさんで、ちょうどこの本を読んでいるころに定期購読しているGardens Illustratedが届いたんですけれど(これもよかったのでまた後で紹介するかも)、ここでも彼が寄稿してました。
「New」といいますが、新しく作られたお庭、というのではなく、ここ10年の間に新しく変化したお庭ということだそうです。
全部で25のお庭が紹介されているのですが、こんなふう↑にお庭の名前(イギリスではお庭やお屋敷に名前がついてますからね)とそのガーデンデザイナーの名前を載せて各章の始まり。
見てのとおり、日本でも知られている(ますよね??)ダン・ピアソンさんからはじまり、全体的にナチュラリスティックなお庭へのフォーカスが強いように思います。
それが著者の方の好みなのか、実際の最近のイギリスの庭園の動向なのかは、イギリスにいない私にはわかりかねますが・・・
全体的に著者の方の語り口が各章によって異なるので、ちょっと違和感はあるのですが。
あるところではパーソナルにデザイナーの言葉が載っているかと思えば、ガーデンデザインだけを中心に語られているのもあったり、その庭にフォーカスするというより、そのデザイナーさんのバックグラウンドとかのほうが多く語られているような場合もありましたが。
でもあちがちなガーデンデザイン分析みたいなのとはちょっと違った感じだったから、面白かったですよ。
ここでは私がいいなー、と思った写真や、これは!と思ったものを載せて行きますね。
こちら↑はTom Stuart SmithさんのMount St. John(このリンクは彼のブログです。ブログも文章短め、写真も素敵なのでおすすめですよ)のお庭。
彼は有名なガーデン・デザイナーの方ですね。
やはりニュー・ペレニアルズ的なナチュラルなデザインが強い方。
広大な敷地にグリッド方式で多くのペレニアルが植え込まれていて圧巻。
こちらはそのニュー・ペレニアルズをオランダから広めた、Piet Oudolfさん(ピエット・アウドルフと発音するのかな?)がイギリスで手がけた初期のお庭、Scampston Hall。
オーナメンタルグラス使いなどがさすがです。
実は私もようやくオーナメンタルグラスに興味を持ち始めまして。
今年はいくつか取り入れたいと思っているのですよ。(去年からそう思っていたのですが、うまくいかず・・・)
このニュー・ペレニアルズ、日本ではまだそんなに知られてないですかね?
北米でもまだまだ、と言う感じもしないですけれど。
というか、これはやっぱりそれなりの敷地がないと、よさが発揮できないのかもしれないなー。
そういう意味で、大きなガーデンデザインと言う意味ではポステージ・スタンプ(小さな敷地のシティ・ガーデンのことをこう呼びます)ではやりにくいとは思うんですが、でもプランツ・コンビネーションとかで参考になるものが多いと思います。
特に私はペレニアル好きだから、かもしれませんが。
ちなみに上でリンクした彼のサイトもユニークですねー。
ここでは著者の方の語り口がちょっとOudolf氏に手厳しいかな?という感じもしたのですけれども、私がそう感じただけかな?
このミッキーマウスみたいなトピアリーがチャーミングなのはDaylesford House。
オーガニックファームのブランドで、ホテルやカフェ、スパなんかも展開していて、日本にも東京、青山にお店があるんだそうですねー。
ガーデン・デザインはMary KeenさんとRupert Golbyさん。
ここではキッチンガーデンだけじゃなくて、他の庭のエリアも見ごたえがあるよ、と。
ガーデンデザイナーの名前が複数ですが、大体は一緒にではなく、違う時期に別々に手がけられたと言うことが多いです。
Mary Keenさんは主にライター業のほうが本業みたいですが・・・
Rupert Golbyさんはウェブサイトもないという、ちょっと謎めいた人物みたいに(でも好意的に)書かれているのも印象的でした。
こんなキッチン・ガーデンなら楽しくていいですねー。
このシンプルでモダンなデザインはベルギーのJacques and Peter Wirtz親子がてがけたもの、AscottのThe Lynn Garden。(←Ascottのオフィシャルウェブサイトもあるのですが、こちらのリンクのほうが彼らのお庭の様子がわかると思うので・・・)
私にするとシンプルすぎて、コンセプチュアルすぎる感じですが、やっぱり最近はこういうコンテンポラリーなのも人気になってきているようですね。
こちらは、この間も本を紹介したクリストファー・ロイド氏とファーガス・ギャレットさんのGreat Dixter。
ここでは現在ディクスターのヘッドガーデナーとして活躍しているギャレットさん中心。
ギャレットさんを通して、ロイド氏を見る、と言う感じかな?
ロイド氏のもとで長くガーデナーを務めていたギャレットさんですが、もちろん彼には彼の好みもあり、往年はロイド氏もかなりギャレットさんの好きなようにさせていた、というほど信頼していたそうで、だからこそ「クリスト(ロイド氏の愛称)の遺志を受け継ぎながらも、僕なりのディクスターの庭を造っていく。
でもここでの庭作りがつまらないと感じたらすぐにでもここを去るよ」なんて言っていたのも印象的でした。
で、こちらのお庭。
これがこの本の中で一番インパクトがあって印象に残ったお庭でした。
Christine FacerさんのThrougham Court。
上の写真をみてもわかると思うのですが、ユニーク!
このお庭のお持ち主であり、プロのガーデンデザイナーでもあるFacerさん、もともとはメディカル・サイエンスのお仕事をなさっていたというちょっと変わった経歴の持ち主。
(ドクターの肩書きも持っているので、ここではDr. Facerと呼ばれていた)
だからこそのこのお庭!
こんな風にレッド・カーペットがいきなり庭の中に出現したり、
なんだか大陸的な風景にも感じられる、こんな旗がいくつもはためく風景があったり。
彼女のバックグラウンドである科学的なものと自然のコンビネーションというのが面白いです。
好き嫌いがわかれそうですけれどね。
あまりにインパクトがあったから、ここのお庭だけでいくつも写真を載せてしまいました・・・
でもこんな風になかなかロマンティックなエリアもあったりするんですよ。
変わって、こちらはChristopher Bradley-HoleさんによるCrockmore House。
彼もニュー・ペレニアルズ・スタイルのガーデンですねー。
それにしてもここ10年で、イギリスの由緒ある建物のお庭がこんな風にニュー・ペレニアルズ・スタイルに移行していくとは。
建物のオーナーによるエコ的なものとかなのか、単なるガーデンデザインのファッションに沿っているだけなのか。
でもペレニアルだから、今までのクラシカルなお庭よりは手間が省けてるのかな?
乾燥とか、虫や病気にも強い植物がこのスタイルでは使われることが多いから、そういう意味でもプラクティカルといえばそうだけれど。
ただニュー・ペレニアルズ、夏以降はいいかもしれないけれど、早春とかはちょっとさびしいんじゃないかしら?
本とかで取り上げられているのって、ピークの美しいときばかりだからわからないけれど。
でもそういうのもちゃんと計算されてその時期ごとの見ごろを考えて植栽されているのでしょうね。
この本の中で、デザイナーが変わってもやっぱりよく使われている植物というのがあって、PersicariaやVeronicastrumといった、先っぽがとんがったのとか、穂が風になびくようなのが人気ですねー。
とくにPersicariaはほんと、ここ数年すごくよく見かけるようになってきているような気がします。
やっぱりナチュラル志向になってきてるのかな?
この上の写真のように、私も今年はこういうフィラーとなるような植物を植えて、庭にまとまりを出したいな、と思っているのですよ。
こちらはHighgrove、ご存知、イギリスのプリンス・チャールズのお庭です。
私も彼のお庭の本を前に読んだのだけれど、紹介してなかったかなー?
調べたけれど、みつからなかった。
こんなすごいレリーフみたいのが風景の中に入ってくるのがさすが、王室、という感じがします。
あまりいいイメージのないプリンスですけれども、ガーデニングという意味でいうと、かなりエコなガーデニングを心がけているそうでして、それはすばらしいことだと思います。
どの場所にも、絵になる構築物が入ってくるんですよねー。
それにしても皇室のお庭が一般公開されてるっていうのもすごいことですよね。
では、まだまだ続きます!
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いつもhanaさんのガーデンへの関心の高さには
尊敬の念を抱きます・・・
私の場合、なんとなくお花を育てるという程度なので(汗)
イギリスもあと3ヶ月するとだいぶお花が咲いて
春らしくなるけれど、まだまだだわぁ。
雪の日が私は恋しいです・・・ないものねだり(笑)
お大事にしてくださいね・・・