トロント、昨夜からまた雪が降ったようで、またうっすら雪が積もってました・・・
が、今日は前に買っておいたスノウ・ブロウワーを私も使ったので楽!
いやあ、これは便利だわー。
こちらでは多くがガス(ガソリンのことですが、大体こちらではみんなガス、と言います。というか、「ギャス」のほうが近いかな?)のが主流ですが、うちのは電動のなので、エネルギーは使うけど、空気汚染にはならないしね。
思ったより音もうるさくないし。

でも自分が術後療養期に雪が降ってくれて助かってます。
月曜みたいにどーんと降ると通勤がすごく大変なので。
ですが、トロント周辺にお住まいの(そうでなくとも、他の雪の降る地域の)皆さんは大変ですよね。
まだ雪がたくさん道に残っているようなので、どうか足元にお気をつけくださいね。
運転なさっている方も、私の友達の知人がやはりあの大雪で事故に遭ったそうですので、安全運転で!

またここ数週間のうちにちょこちょこ降るみたいで、私が職場復帰する日にもなんか結構降るなんて予想ですけど、まあまだ1週間半くらい先のことだから、また予想も変わってくるでしょう。

***

一昨日のことになりますが、日本の知人から素敵な贈り物が。
広松木工さんのSONOビーンズ

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これ、家具を作ったときに出る余った端材を機械の中に入れてガラガラとまわすことで、こんな風に丸くなるんだそうです。

つぼ押ししたり、手の中でころころ転がしたり・・・

一つ一つの木の色、木目が全部違ってて、見てるだけでも楽しい!

やっぱり大工の娘なので、木のものが好きなんですよねー。

小さいころ、父の作業場で木の粉まみれになって遊んでたのを思い出すわ(笑)。

ちなみにこのSONOビーンズを作るときに出た木の粉でクレイ(粘土)も作っているそうですよ。
素敵!


それからおいしい有機の紅茶もいただきましたー。

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あ、写真がずいぶん小さくなっちゃった・・・

こちらは贈ってくれた方の出身地、福岡のうきは市で作られているうきはの山茶さんの和紅茶。

私、お茶は好きでよく飲みます。
お茶の専門店でいろいろ買ったりもするんですが、ブレンドティーなんかを買うことが多く、いわゆるブラックティーの紅茶は市販のオレンジピコーなんかで済ませてしまうことが多かったんです。

でも、やっぱりいいものは違いますねー。
ちゃんとお茶の甘さがあって、おいしい。

そうか、こういうよく飲むブラック・ティーだからこそ、いいものを買うべきなんだなー。

パッケージも素敵です。


前もちょっと落ち込んでいたときにガーデニングブログ友の方がわざわざ日本からいろいろ送ってくださったことがあるんですよ。
(フェイスブックではそのことを書いていたのですが、こちらでは書いていませんでした・・・)

海外で生活している私を娘みたいに思って、と言って、日本のガーデニングブックやかわいいマスキングテープ、日本の食材やお菓子など・・・

そのお気持ちが、本当にうれしかったです。
その方もやはり福岡の方という偶然!(今回のこの知人は出身が福岡で、東京在住の方ですが)

今回もちょうど手術前後でばたばたなときにこうやって素敵なギフトをいただいて、いつも周りの皆さんにずいぶん助けられてるなー、と感謝です。 

この知人はフェイスブックで福岡の広松木工さんのお店に行って買ってきたというのを結構前に言っていて、そのときに「いいねー」というコメントをしていたのを覚えてくれていたみたいです。

でも「これ、いります?」というメッセージが手術数日前に来て、そのタイミングのよさにびっくり。
ちょうど手術前でそのいろんな手続きやらで心がざわついている時。
だからこそ嬉しかったです。

この彼は私が手術することも知らなかった(家族と同僚以外にはほとんど話していなかった)のですが、やっぱりこういうときに何かが伝わるものなんですかね?
直接話したりしているわけでもないのに。

つながりって面白いな。
そして、素敵な仲間に囲まれて私は幸せです。


ここ最近、日本人人質問題をここカナダからもどうなるんだろう、とずっと気になっていましたが・・・
残念な結果に終わってしまって、人質になった二人はどんなに心細く、怖かっただろう、とかお二人のご家族もどんなお気持ちか、なんて思ったら、とても胸が締め付けられて、眠れなくなったり。

ナイーブ過ぎるだけなのかもしれませんが、自分とは関係のないこととは思えず。
私はジャーナリストでもないし、こんな危険を冒すようなこともできませんけれど、こういう世界があるんだ、ということは、わかる。

まるで映画のようなことだけれど、実際に起こっているんです。
誰かが地球のどこかで、こんな風に苦しんでいる。助けを求めている。
人質のお二人だけでなく、反対側でも。

自分にできることは余りありません。
でも知ることが大事だと思うし、人事だと思わないこと、というのがまずはの第一歩だと思います。

今回の事件の背景をちょっと調べたりして、シリアやイラクと言った地域が今までいかに戦争にふりまわされ、人々が苦しんできたか、ということ。

彼らの行動はもちろん許せることではありません。
でも、世界の国々はもうちょっとこうなる前に手を差し伸べられたのではないか、と思わずにいられません。

世界にはまだ戦争で、人々が亡くなり、苦しみ、行き場を失っています。
カナダで、日本で、毎日それなりに平穏な毎日を過ごしている私たちには想像がつきにくいことですが、それは確実に起こっている。

まずはそれを知っておくこと、なのかな、と思います。


ちょうど自分の手術前後のことで、自分が家族や友人、会社のボスたちや執刀医の先生はじめ、病院の皆さんなど本当にいろんな人に助けられているのを実感して、こういうところにいる私は本当に恵まれているなあ、と思いました。
だって、こんな風に人に助けてもらえない状況にいる人がたくさんいるんですものね。

日本で、この問題がいったいどのように報道され、皆さんにどんな風に受け取られているのかは、カナダにいる私にはわかりません。

でも、この事件をきっかけに多くの方が、自分の平和だけでなく、周りの人の、それこそ遠く離れた知らない人の平和についても、考えるきっかけになるといいな、と思います。


あ、まただらだらと長く書いてしまいました。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

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