トロント、今日はプラスの気温!ただいま3度とのこと。
曇っていますが、やっぱり外に出ると「わー、マイルドー」と思ってしまいます。
いつもこのくらいならいいのになー。
でもまた平日はマイナスの気温に戻っちゃうんだとか・・・
通勤時に暖かいと助かるんだけどなあ。
***
また図書館で借りてきたガーデニングブックの紹介をします。
'The Complete Gardener' by Monty Don
モンティ・ドンさんはイギリス人のガーデニングTVパーソナリティーであり、ガーデニングライターの方です。
私は彼の名前だけは知っていたのですが、彼の番組を見たこともなかったし、どんなガーデンスタイルの人なのか、ということも知りませんでした。
でも図書館で彼の本を見つけて見てみたら面白そうだったので借りてみました。
読んでみて、彼がすごく飾らない人なんだなあ、という感じがしました。
本の中には彼が庭で働く写真がたくさん載っているんですが、それが本当にいつもの感じなんですよ。
来ている服も作業しやすそうで決してきれいなものではないし、写っている指とかも土まみれで、ほんといつも庭作業している人の手だ、というのがよくわかります。
そして彼はイギリスのGardeners' Worldという番組のホストとしてよく知られているそうなんですが、この長寿番組の中でプロフェッショナルなガーデニング教育を受けていない人物がホストになったというのはかなりレアなことだったそうです。
モンティさんはもともと昔からガーデニングが好きで、でもガーデニングライターやTVパーソナリティになる前は奥さんと一緒にジュエリーデザインの仕事をしていたんだそうです。
そのビジネスがうまくいかなくなって、また一からやり直し、ということで今の彼がいるんですね。
この本でも素直に「自分の庭で育てた植物など、自分の経験の中からのことしか書いていない」とかなり謙虚な感じです。
彼はオーガニック・ガーデニングでお庭をつくっていて、この本の中でもとにかく「大切なのは土!」と何度も言っています。
この本はコンプリート・ガーデナー(コンプリートとは完全なとか完成されたというような意味)というタイトルのごとく、ガーデニングの基本を彼のお庭にそって説明しています。
でも普通のガーデニングの基本説明とはちょっと違った感じで、とてもパーソナル。
なので普通の説明プラス彼のお庭の遍歴みたいな感じでしょうか。
いいなーと思ったのは、この上の写真のように、彼の愛犬(この子のほかに黒ラブの子もいました)がちょこちょこ写真の中に登場するんですが、それがかわいくて。
ここにも。
モンティさんのお庭はとてもナチュラルな感じで、なかなか私好み。
クライミングする植物はあまり少ないのですが、クレマチスやスウィートピーなどは枝でつくった円錐の支柱や、他にもやはり木の枝でレイズドベッドが囲まれていたり。
ただガーデン雑貨とかはまったくないなので、日本の皆さんにはちょっと物足りなく感じるかもしれません。
モンティさんがフォーカスされているので、男性の作るお庭だから、と思うかもしれませんが、モンティさんの奥さんも一緒に庭つくりをされているようなので、やはりそういうスタイルなのでしょうね。
私はそういうほうが好きですけど。
実際日本の皆さんが思うほど、海外のお庭には雑貨って使われていないですけれどね。
使われるときは本当にアクセント、という形でいくつかあるくらいでしょうか。
ジュエル・ガーデン、ウォールド・ガーデン、ダンプ・ガーデン、ヴェジタブル・ガーデンにハーブガーデンなどいくつかのセクションがあって、それぞれのエリアの紹介とともに、球根、ペレニアル、アニュアル、野菜に果物、ハーブなどの植物についての説明もされています。
ジュエル・ガーデンは赤・黄色、といった濃い色のみの植物で構成されていて、ピンクや白はほとんど入れていなかったり、その分、ウォールド・ガーデンではそういうソフトカラーのものもたくさんだったり。
彼がプロのガーデン・デザイナーと違うのは、デザインありき、というよりも、やはりその場所にあった植栽をする、という実用的なところがあって、彼のお庭で育たないものを無理に育てたりしていないんですね。
だからもちろん消毒が必要なバラもたくさん植えられてはいないし(オーガニックガーデナーの彼はもちろん化学的な消毒などはしていませんが)、自然をリスペクトしているのがわかります。
野菜もたくさん植えられていて、それももちろんオーガニックで育てています。
そういう彼のガーデニングに対する姿勢というのも個人的に共感できました。
この本を読んで、今まで全然興味なかったモンティさんですが、いやあ、好感持てるなあ、と思いました。
で、YouTubeでもいろいろ探してみたら、結構たくさん彼のガーデニング番組があるんですよ。
以前、デイブママも「モンティ・ドンさんがイタリアのガーデンを紹介する番組をテレビで見たんだけど、すごくよかったわよ、おすすめ」と言っていたのですが、その番組もあったし、Around the World in 80 Gardensというモンティさんが世界のさまざまなお庭を訪ねる番組も。(これはどうやら日本でも放送されたようですね)
モンティさんが中国と日本を訪れているのも見つけましたよ↓
31分くらいからが日本です。
京都のやはり伝統的な「ゼン・ガーデン」中心ですけれど。
他にもモンティさんが人々のお庭つくりと手伝う番組とかも↓
他にも麻薬中毒者がリハビリのために農場で作業するという番組にも参加したりしたそうで、面白そうだなーと思ったんですが、これは見つからず。
あと彼の英語はイギリス英語でもかなり聞き取りやすいですね。
この本はすべてカラーで、とても読みやすいです。
シンプルでエコなガーデン、見習いたいなーと思いました。
*******************
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曇っていますが、やっぱり外に出ると「わー、マイルドー」と思ってしまいます。
いつもこのくらいならいいのになー。
でもまた平日はマイナスの気温に戻っちゃうんだとか・・・
通勤時に暖かいと助かるんだけどなあ。
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また図書館で借りてきたガーデニングブックの紹介をします。
'The Complete Gardener' by Monty Don
モンティ・ドンさんはイギリス人のガーデニングTVパーソナリティーであり、ガーデニングライターの方です。
私は彼の名前だけは知っていたのですが、彼の番組を見たこともなかったし、どんなガーデンスタイルの人なのか、ということも知りませんでした。
でも図書館で彼の本を見つけて見てみたら面白そうだったので借りてみました。
読んでみて、彼がすごく飾らない人なんだなあ、という感じがしました。
本の中には彼が庭で働く写真がたくさん載っているんですが、それが本当にいつもの感じなんですよ。
来ている服も作業しやすそうで決してきれいなものではないし、写っている指とかも土まみれで、ほんといつも庭作業している人の手だ、というのがよくわかります。
そして彼はイギリスのGardeners' Worldという番組のホストとしてよく知られているそうなんですが、この長寿番組の中でプロフェッショナルなガーデニング教育を受けていない人物がホストになったというのはかなりレアなことだったそうです。
モンティさんはもともと昔からガーデニングが好きで、でもガーデニングライターやTVパーソナリティになる前は奥さんと一緒にジュエリーデザインの仕事をしていたんだそうです。
そのビジネスがうまくいかなくなって、また一からやり直し、ということで今の彼がいるんですね。
この本でも素直に「自分の庭で育てた植物など、自分の経験の中からのことしか書いていない」とかなり謙虚な感じです。
彼はオーガニック・ガーデニングでお庭をつくっていて、この本の中でもとにかく「大切なのは土!」と何度も言っています。
この本はコンプリート・ガーデナー(コンプリートとは完全なとか完成されたというような意味)というタイトルのごとく、ガーデニングの基本を彼のお庭にそって説明しています。
でも普通のガーデニングの基本説明とはちょっと違った感じで、とてもパーソナル。
なので普通の説明プラス彼のお庭の遍歴みたいな感じでしょうか。
いいなーと思ったのは、この上の写真のように、彼の愛犬(この子のほかに黒ラブの子もいました)がちょこちょこ写真の中に登場するんですが、それがかわいくて。
ここにも。
モンティさんのお庭はとてもナチュラルな感じで、なかなか私好み。
クライミングする植物はあまり少ないのですが、クレマチスやスウィートピーなどは枝でつくった円錐の支柱や、他にもやはり木の枝でレイズドベッドが囲まれていたり。
ただガーデン雑貨とかはまったくないなので、日本の皆さんにはちょっと物足りなく感じるかもしれません。
モンティさんがフォーカスされているので、男性の作るお庭だから、と思うかもしれませんが、モンティさんの奥さんも一緒に庭つくりをされているようなので、やはりそういうスタイルなのでしょうね。
私はそういうほうが好きですけど。
実際日本の皆さんが思うほど、海外のお庭には雑貨って使われていないですけれどね。
使われるときは本当にアクセント、という形でいくつかあるくらいでしょうか。
ジュエル・ガーデン、ウォールド・ガーデン、ダンプ・ガーデン、ヴェジタブル・ガーデンにハーブガーデンなどいくつかのセクションがあって、それぞれのエリアの紹介とともに、球根、ペレニアル、アニュアル、野菜に果物、ハーブなどの植物についての説明もされています。
ジュエル・ガーデンは赤・黄色、といった濃い色のみの植物で構成されていて、ピンクや白はほとんど入れていなかったり、その分、ウォールド・ガーデンではそういうソフトカラーのものもたくさんだったり。
彼がプロのガーデン・デザイナーと違うのは、デザインありき、というよりも、やはりその場所にあった植栽をする、という実用的なところがあって、彼のお庭で育たないものを無理に育てたりしていないんですね。
だからもちろん消毒が必要なバラもたくさん植えられてはいないし(オーガニックガーデナーの彼はもちろん化学的な消毒などはしていませんが)、自然をリスペクトしているのがわかります。
野菜もたくさん植えられていて、それももちろんオーガニックで育てています。
そういう彼のガーデニングに対する姿勢というのも個人的に共感できました。
この本を読んで、今まで全然興味なかったモンティさんですが、いやあ、好感持てるなあ、と思いました。
で、YouTubeでもいろいろ探してみたら、結構たくさん彼のガーデニング番組があるんですよ。
以前、デイブママも「モンティ・ドンさんがイタリアのガーデンを紹介する番組をテレビで見たんだけど、すごくよかったわよ、おすすめ」と言っていたのですが、その番組もあったし、Around the World in 80 Gardensというモンティさんが世界のさまざまなお庭を訪ねる番組も。(これはどうやら日本でも放送されたようですね)
モンティさんが中国と日本を訪れているのも見つけましたよ↓
31分くらいからが日本です。
京都のやはり伝統的な「ゼン・ガーデン」中心ですけれど。
他にもモンティさんが人々のお庭つくりと手伝う番組とかも↓
他にも麻薬中毒者がリハビリのために農場で作業するという番組にも参加したりしたそうで、面白そうだなーと思ったんですが、これは見つからず。
あと彼の英語はイギリス英語でもかなり聞き取りやすいですね。
この本はすべてカラーで、とても読みやすいです。
シンプルでエコなガーデン、見習いたいなーと思いました。
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なんと、今気がつきましたが、新年の挨拶を書いていたコメントがどうやらブログに反映されていないようです(涙)。
自分のブログをアップした後で、hanaさんのブログにご挨拶にうかがったのですが。。。
私も気がつかないままでいたために、hanaさんのブログでは挨拶もないままになっていたようでごめんなさいね(> <)
それとディブさんの仕事の記事を今読みました。
お仕事見つかってよかったです!
それにディブさんはまだ30代でお若いし、今回新しく見つけられた仕事を足がかかりにして、仕事を続けながら、起業の準備をすることもできますし、いつか起業することもできますよね。
私のこちらの友達のご主人も考えて考えて、考え尽くした結果、40代半ばで一昨年起業しましたよ。こちらでは仕事を変えることも多いし、それがキャリアアップにつながることにもなるとわかっていても、私は今は働いていない専業主婦なのでドキドキなのですが(笑)。
私も途中まではフル稼働で働いていたので、家事なんて週末しかしていませんでしたよ。子供もいなかったし、家に帰ってくるのが夜中すぎることもよくあったので、ご飯も本当に適当でした。家に帰っても疲れて寝るだけ、とか(爆)
hanaさんはディブさんのアレルギーの心配もあるからと家でご飯をつくってあげたりしていますが、仕事と両立して本当によくやっていらっしゃるな、えらいなぁといつも感心していますよ。しかも私達、外国暮らしだし!
そうそう、今回の記事、モンティさん、私もガ―デナ―ズワールドを見るので知っていましたが、彼が元ジュエリーデザイナーだったとは知りませんでした!
ガ―デナ―ズワールドにもNijelというワンちゃんがでてきて、とっても可愛いんですよ♪
コメントがとっても長くなっちゃいましたので、今日はこれでやめておきますね。