以前もマジョーリー・ハリスさんの本は紹介しました→http://hanapring.dreamlog.jp/archives/5272771.html
彼女はカナダ、しかもトロント在住のガーデナーであり、ガーデンコンサルタントやライターでもあります。

http://marjorieharris.com/

これは彼女のたくさんある著書のうちの一つです。

Seasons of My Garden
Seasons of My Garden [ハードカバー]


トロントの、決して大きいとはいえないバックヤードの彼女のお庭。
もちろんうちの庭よりは全然大きいですが、でもそこをまるでちょっとした森林浴でもできそうな、そんな森の中の家のような雰囲気の庭なんです。

彼女の庭は日陰の庭だそうで、だからかお花中心ではなく、木やシュラブ、植物のテクスチャー重視。
何よりも嬉しいのは同じトロントなので植物情報がやはりためになること。

とはいえ、うちは日陰の少ない庭なんですけれどね・・・

mgarden

彼女は多くのガーデナーさんが魅了されているバラなど華やかなお花に頼らずに、でも魅力的なお庭を作っているなあ、と思います。
私もバラには惹かれますが、アクセント程度でいいな、と思っていますし、とにかく私にとっては彼女の本はとてもプラクティカルでためになるのです。


もう何十年もガーデニングをして、プロとしてガーデンのお仕事をしている彼女が、
とてもオープンに今までの彼女のガーデニングの話をしています。

初めてこの家を買ったときのこと、彼女の家のバックヤードは横が狭く、縦に長い庭の理由だとか、
彼女の住むエリアは昔々は川(というか沼と言うのに近いようです)があったとか、そういうのも面白かったです。
もちろんその土地の歴史というのがガーデニングとも密接に関わっているということ。
シティガーデナーとしてはそういう事って考えにくいですが、でもどの土地にも歴史があるのですものね。
うちのエリアは昔どんなだったのかな?歴史好きなので気になります。


ただ前に紹介したデイヴィッド・カルプさんと比べると、彼女の口調はもっとクールです。
どこかちょっと毒舌な感じもあります。でもとても正直に話しているのだな、と言う感じ。


ちなみにそんな彼女のお庭の様子は、前回紹介したGarden DesignサイトのMy Gardenでも紹介されているので、
ここから写真を見ることができますよ~。

彼女のお庭を見ると、葉っぱの色、形、テクスチャーが本当に大事なんだな、というのがわかります。
1年のうちちょっとしか咲かないお花ではなく、もっとフォリエッジを楽しむ庭にするのは、
特にここトロントのような冬の長い地域では理にかなっているな、と思います。

華やかなものに目が行くのは当たり前ですが、でも庭はリラックスの場でもあるし、
私にとって本当はこんな風に木々に囲まれた感じの庭というのは理想でもあるんですよ。

彼女のおうちのダイニングルームからお庭がばーん!と見えるのも、すごいいいなあ~。
こんな景色をいつも見ることができたらいいだろうな。


さて、今日は金曜日。
今週はもう本当に忙しくって、家帰ったら、ご飯食べてシャワー浴びて即行寝る、の繰り返し。
気がついたらもう金曜だった、と言う感じ。本気で昨日はまだ水曜だと思っていたので(笑)。
私は仕事は忙しい方が好きなワーカホリックタイプですが、でもやっぱり週末が近づくのは嬉しい!

今週末は気温は5度くらいまであがるとか。もしかしたら庭に出て作業できるかな~?
気温だけでなくお日様が出るかどうかによるんですけれどね。

皆さんもよい週末を~!


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