またまた本の紹介になってしまいますが、読み終わったばかりで記憶が鮮やかなうちに・・・

The Bricklayerという本です。

The Bricklayer
The Bricklayer
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ジャンルでいうと刑事もの。といってもこの主人公は元FBI。

この本のことも、著者のことも、日本では全然知られていないようですが・・・
でもこの本、北米ではベストセラーでジェラルド・バトラー主演で映画化されるようです。

私がなぜこの本を手にしたか、というと、著者、Noah Boydの本だったから。

でも、この本がNoah Boydの第一作なんです。
じゃあなぜ、私が彼の本だから、といって手にしたのか?

実は、Noah Boydというのは作者としての名前で、本名はPaul Lindsay。彼は本物の元FBIエージェントとしていくつもの事件を解決してきたという人物。

私も以前、ポール・リンゼイの名で出した本を紹介しています→http://hanapring.dreamlog.jp/archives/970072.html

それから、リンゼイ氏の著書は確か全部読んだと思うんですが、最近全然新作が出ていないなあ、と思っていたら、名前を変えていたんですね。

が、Noah Boydとしても出したのは確か2・3作のみで、残念ながら、今年亡くなっているんです・・・

でも、Kindleを買って、ポール・リンゼイの本を買った人にお勧めの本をチェックしていたら、ノア・ボイド=リンゼイ氏とわかったときは嬉しかったなあ~。


ということで、手にした「The Bricklayer」。
いやあ、おもしろかった。FBIという組織に縛られない、オーソリティーに反発する主人公というのは、著者の得意なところですが、今回もやはりそんな一匹狼的元FBIエージェントが困難な事件解決のために呼び戻されます。

身代金要求、爆発、エージェントに降りかかる疑惑、そしてちょっとしたロマンスの匂いも漂わせ、飽きさせず、どんでん返しもあって、とてもエンターテイメントな作品になっていました。映画化になるって言うのも納得です。


でも面白いのに日本ではどうしてまだ紹介されてないんだろう・・・
まだもう一冊ボイド氏の名で書かれた本があるので、これも読んでみたいと思っています!

皆さんの最近読んだ本、おすすめなど、ありますか?