ようやくアカデミー作品賞を獲得した映画、The King's Speechを観ました!
邦題は「英国王のスピーチ」。
http://kingsspeech.gaga.ne.jp/
基本的に私はこういう古典的英国映画はあまり観ないんですが、これはとってもユーモラス!
全然硬くなく、とても楽しめました。
吃音のせいでスピーチをするのをとても苦手としていたヨーク公。奥さんのエリザベスはそんな彼の吃音を何とか克服させようと、スピーチセラピストのライオネル・ローグのもとへやってきます。
ロイヤル・ファミリーであろうと、対等に付き合いたい、といってヨーク公のことを「バーティー」と呼んだり(彼の名前はアルバート)・・・でもローグ氏のお孫さん曰く、多分バーティーとは実際には呼んでいなかったのではないか、ということですけどね・・・
レッスンを重ねながら二人の仲に友情が芽生えていきます。
父親であるジョージ5世が亡くなり、兄のエドワードが王になるも、2度の離婚歴のあるアメリカ人女性と結婚したいといったことが王室関係者から猛反対を受け、退位。
自動的にヨーク公が王の座につくことになります。
何よりもこの二人のクラスを超えた友情が素晴らしいですね。
もちろん実際あんなにくだけてローグ氏が王に接したかどうかはわかりませんが、どっちにしても当時博士号を持っていたわけでもなく、王室との何のつてもなかったローグ氏とヨーク公がここまで親密になれた、というのはやはりすごいことですよね。
私たちには王室の内幕などわかる由もありませんが、彼らも人間。多大なるプレッシャーを抱え、やはり大変なんでしょうね。
私はジョージ6世について、まったく知らず、彼が今のエリザベス女王の父親ということも知らなかったし、エリザベス女王もジョージ6世も生まれたときから、王または女王になることを知っていたとばかり思っていました。
でもそうじゃなかったんですね~。
これを見ながら、この間ロンドン旅行をしたときに、ウィンザー城でちょうど王室写真家の撮った写真の展示会をやっていて、「ああ、あそこでみたあの人が、バーティーかあ」と思っていました。
この映画を観て、早速いろいろ調べてみました。こうやって映画からいろんなところに興味を広げられるのが楽しいですよね。
それにしてもジョージ6世の兄弟たち、お兄さんであるエドワードだけでなく、ずいぶんトラブルメーカーだったようですね~。
今だってやはり王室のスキャンダルは注目されますが、当時は今よりもっと世間の目が厳しかったはず。そんなときに好きな人と結婚したいといって王の座を降りたエドワードもすごいよね。
でもそういう意味ではやっぱり自由がないよな・・・例えば自分がそういう家柄に生まれたとして、もし結婚したくなかったら?同性愛者であったら?王になりたくなかったら?
どこまでそんな彼らの人間的権利が認められるんでしょうか・・・
そんなことまで考えてしまいました。
一般市民に生まれてよかった、とこういうときはそう思いますね(笑)。
ジョージ6世を演じて見事アカデミー主演男優賞を獲得したコリン・ファース、素晴らしかったですね。
ロイヤルファミリーという威厳を持ちながらも、神経質で自信なさげなところとか、吃音での台詞回しもとっても自然だったし。
でもどうやら映画のために吃音は大げさにしてあって、実際はあそこまではひどくなかった、とも言われているそうです。
コリンもよかったけれど、ローグを演じたジェフリー・ラッシュもよかった!助演男優にノミネートされなかったのが不思議です。
2時間、まったく飽きることなく楽しませてもらいました。みなさんもぜひご覧あれ!
邦題は「英国王のスピーチ」。
http://kingsspeech.gaga.ne.jp/
基本的に私はこういう古典的英国映画はあまり観ないんですが、これはとってもユーモラス!
全然硬くなく、とても楽しめました。
吃音のせいでスピーチをするのをとても苦手としていたヨーク公。奥さんのエリザベスはそんな彼の吃音を何とか克服させようと、スピーチセラピストのライオネル・ローグのもとへやってきます。
ロイヤル・ファミリーであろうと、対等に付き合いたい、といってヨーク公のことを「バーティー」と呼んだり(彼の名前はアルバート)・・・でもローグ氏のお孫さん曰く、多分バーティーとは実際には呼んでいなかったのではないか、ということですけどね・・・
レッスンを重ねながら二人の仲に友情が芽生えていきます。
父親であるジョージ5世が亡くなり、兄のエドワードが王になるも、2度の離婚歴のあるアメリカ人女性と結婚したいといったことが王室関係者から猛反対を受け、退位。
自動的にヨーク公が王の座につくことになります。
何よりもこの二人のクラスを超えた友情が素晴らしいですね。
もちろん実際あんなにくだけてローグ氏が王に接したかどうかはわかりませんが、どっちにしても当時博士号を持っていたわけでもなく、王室との何のつてもなかったローグ氏とヨーク公がここまで親密になれた、というのはやはりすごいことですよね。
私たちには王室の内幕などわかる由もありませんが、彼らも人間。多大なるプレッシャーを抱え、やはり大変なんでしょうね。
私はジョージ6世について、まったく知らず、彼が今のエリザベス女王の父親ということも知らなかったし、エリザベス女王もジョージ6世も生まれたときから、王または女王になることを知っていたとばかり思っていました。
でもそうじゃなかったんですね~。
これを見ながら、この間ロンドン旅行をしたときに、ウィンザー城でちょうど王室写真家の撮った写真の展示会をやっていて、「ああ、あそこでみたあの人が、バーティーかあ」と思っていました。
この映画を観て、早速いろいろ調べてみました。こうやって映画からいろんなところに興味を広げられるのが楽しいですよね。
それにしてもジョージ6世の兄弟たち、お兄さんであるエドワードだけでなく、ずいぶんトラブルメーカーだったようですね~。
今だってやはり王室のスキャンダルは注目されますが、当時は今よりもっと世間の目が厳しかったはず。そんなときに好きな人と結婚したいといって王の座を降りたエドワードもすごいよね。
でもそういう意味ではやっぱり自由がないよな・・・例えば自分がそういう家柄に生まれたとして、もし結婚したくなかったら?同性愛者であったら?王になりたくなかったら?
どこまでそんな彼らの人間的権利が認められるんでしょうか・・・
そんなことまで考えてしまいました。
一般市民に生まれてよかった、とこういうときはそう思いますね(笑)。
ジョージ6世を演じて見事アカデミー主演男優賞を獲得したコリン・ファース、素晴らしかったですね。
ロイヤルファミリーという威厳を持ちながらも、神経質で自信なさげなところとか、吃音での台詞回しもとっても自然だったし。
でもどうやら映画のために吃音は大げさにしてあって、実際はあそこまではひどくなかった、とも言われているそうです。
コリンもよかったけれど、ローグを演じたジェフリー・ラッシュもよかった!助演男優にノミネートされなかったのが不思議です。
2時間、まったく飽きることなく楽しませてもらいました。みなさんもぜひご覧あれ!