昨夜は世界の魚の行方を追ったドキュメンタリー、「The End of the Line」という作品の無料スクリーニングを観にいきました。
http://endoftheline.com/
世界の海で、私たち人間が魚を採りすぎて、このままの勢いで採り続ければあと数十年もすれば海からお魚が消える、というくらいだそうです。
その今の現状と私たちが何をすべきかを教えてくれるこのドキュメンタリー。
面白かったです。
私は昔はそうでもなかったんですが、最近は自分はお肉よりもお魚好きだ、とわかりまして、結構お魚を口にする回数が多いので、「う~ん」と考えてしまいました。
将来も、魚を採っていけるように、魚の自然のサイクルを壊さないためにも、一定量の捕獲規定があるようなのですが、多くの海でこれが守られていないと言うのが今の現状。
それでも漁業海域がはっきりしているアラスカなどは監視されているようですが・・・これをいいモデルにして、他の海でも何らかの監視が必要なのでは、と思いました。
もちろん、漁業に関わる人たちの生活もあります。でも、それは人事ではなく、お魚を口にしている私たちも、捕獲量が減れば、値段が上がる、と言う現実を受け入れなければいけないわけです。
今採れるだけ採って、そのうちまったく魚が採れないという生活よりは、今、少しずつ我慢していくことが必要なのだと思います。
この映画はイギリス製作のようですが、カナダ、日本、中国、セネガルやマルタなどなど、様々な国や地域での漁業について、また魚の売り買いについてが語られていて、とても興味深かったです。
日本では、車で知られている三菱ですが、その三菱商事が魚は採っていないけれど、絶滅の危機に近いあるマグロの種類を大量に買い占めているとのこと。
というのは、どんどん高騰していくマグロの値段をみて、これを冷凍して、あとで売れば、いい商売になる、というわけですね・・・
あとNOBUという有名な高級日本食レストランのロンドン支店ではこのマグロが未だにメニューに載っている、と。
このドキュメンタリーのもとになったのはイギリスのジャーナリストの方の本なのですが(「飽食の海 世界からSUSHIが消える日」、チャールズ・グローバー著、岩波書店)、
その方がNOBUにそれについて取材をしたいと言っても5年間ほどずっと断られていたとか。
なんとか電話で担当の方と話をした後も、何も変わらず。もちろんいいお金になるとはいっても、この辺の意識変革がやはり必要ですね。
飽食の海 世界からSUSHIが消える日
livedoorブックス
ただ魚を食べるのが悪いと言うわけでもないんだけれど(でもスクリーニングの途中で、“Vegan!”と叫んだ女性もいて、ちょっと苦笑してしまいましたが・・・)、ちょっと罪悪感を感じてしまいました。
もっといろいろ考えてお買い物したり、食事しなくては、と思いました。
日本ではどうかわかりませんが、きちんと規定内で捕獲されたお魚というか、そういういわゆるオフィシャルな形で採られたお魚にはそのマークがパッケージとかにもついているんだそうで、これは私も知らなかったんですが、これからチェックしていこう!と思いました。
お魚をたくさん口にする日本でもぜひ上映されたら、と思うのですが・・・
日本語でこちら→http://ameblo.jp/jazzbluecafe/entry-10410480441.htmlで映画について詳しく説明されているので、ぜひ。
あとこの映画を見て、今年のアカデミー賞で話題になった日本のイルカ漁のドキュメンタリー、「The Cove」も見よう、と思いました。
前から気になっていたのですが、やはり日本人として、どうしても気後れしてしまっていて、手に取れないでいたのです。
でもとりあえず、見てみよう、と思います。
ちなみに皆さんはお肉とお魚、どちらが好きですか?
私は上でも言いましたが、昔は特に魚好きでもなかったんですが、最近はもっぱらお魚。
うちは父が東京の大島出身なので、お魚大好き、毎日お魚が食卓に並ぶ、という家で育ったので、小さい頃はある意味お魚にはうんざりするくらいだったのですが、大人になって、自分で料理もするようになって、昔の自分の食事の基本に戻っているのかな?と思ったり。
そういうのもおもしろいですよね。
http://endoftheline.com/
世界の海で、私たち人間が魚を採りすぎて、このままの勢いで採り続ければあと数十年もすれば海からお魚が消える、というくらいだそうです。
その今の現状と私たちが何をすべきかを教えてくれるこのドキュメンタリー。
面白かったです。
私は昔はそうでもなかったんですが、最近は自分はお肉よりもお魚好きだ、とわかりまして、結構お魚を口にする回数が多いので、「う~ん」と考えてしまいました。
将来も、魚を採っていけるように、魚の自然のサイクルを壊さないためにも、一定量の捕獲規定があるようなのですが、多くの海でこれが守られていないと言うのが今の現状。
それでも漁業海域がはっきりしているアラスカなどは監視されているようですが・・・これをいいモデルにして、他の海でも何らかの監視が必要なのでは、と思いました。
もちろん、漁業に関わる人たちの生活もあります。でも、それは人事ではなく、お魚を口にしている私たちも、捕獲量が減れば、値段が上がる、と言う現実を受け入れなければいけないわけです。
今採れるだけ採って、そのうちまったく魚が採れないという生活よりは、今、少しずつ我慢していくことが必要なのだと思います。
この映画はイギリス製作のようですが、カナダ、日本、中国、セネガルやマルタなどなど、様々な国や地域での漁業について、また魚の売り買いについてが語られていて、とても興味深かったです。
日本では、車で知られている三菱ですが、その三菱商事が魚は採っていないけれど、絶滅の危機に近いあるマグロの種類を大量に買い占めているとのこと。
というのは、どんどん高騰していくマグロの値段をみて、これを冷凍して、あとで売れば、いい商売になる、というわけですね・・・
あとNOBUという有名な高級日本食レストランのロンドン支店ではこのマグロが未だにメニューに載っている、と。
このドキュメンタリーのもとになったのはイギリスのジャーナリストの方の本なのですが(「飽食の海 世界からSUSHIが消える日」、チャールズ・グローバー著、岩波書店)、
その方がNOBUにそれについて取材をしたいと言っても5年間ほどずっと断られていたとか。
なんとか電話で担当の方と話をした後も、何も変わらず。もちろんいいお金になるとはいっても、この辺の意識変革がやはり必要ですね。
飽食の海 世界からSUSHIが消える日
livedoorブックス
ただ魚を食べるのが悪いと言うわけでもないんだけれど(でもスクリーニングの途中で、“Vegan!”と叫んだ女性もいて、ちょっと苦笑してしまいましたが・・・)、ちょっと罪悪感を感じてしまいました。
もっといろいろ考えてお買い物したり、食事しなくては、と思いました。
日本ではどうかわかりませんが、きちんと規定内で捕獲されたお魚というか、そういういわゆるオフィシャルな形で採られたお魚にはそのマークがパッケージとかにもついているんだそうで、これは私も知らなかったんですが、これからチェックしていこう!と思いました。
お魚をたくさん口にする日本でもぜひ上映されたら、と思うのですが・・・
日本語でこちら→http://ameblo.jp/jazzbluecafe/entry-10410480441.htmlで映画について詳しく説明されているので、ぜひ。
あとこの映画を見て、今年のアカデミー賞で話題になった日本のイルカ漁のドキュメンタリー、「The Cove」も見よう、と思いました。
前から気になっていたのですが、やはり日本人として、どうしても気後れしてしまっていて、手に取れないでいたのです。
でもとりあえず、見てみよう、と思います。
ちなみに皆さんはお肉とお魚、どちらが好きですか?
私は上でも言いましたが、昔は特に魚好きでもなかったんですが、最近はもっぱらお魚。
うちは父が東京の大島出身なので、お魚大好き、毎日お魚が食卓に並ぶ、という家で育ったので、小さい頃はある意味お魚にはうんざりするくらいだったのですが、大人になって、自分で料理もするようになって、昔の自分の食事の基本に戻っているのかな?と思ったり。
そういうのもおもしろいですよね。