先週のバックヤードの庭はこんな感じ。
もともと庭作りを始めた頃は白と紫基調の落ち着いた庭にしたいと思っていたのだけれど、結局あれもこれも試したい、となって、思った以上にカラフルになってしまいました(笑)
でも、うちは基本、うちの庭であまり手をかけずともよく育ってくれるものしか育てないので、そういう意味では仕方ないのかも。
白と紫の子ばかりがよく育ってくれるとは限らないですからね~。
でもいろいろもりもり育ってくれたのは嬉しい。
ミニジャングルみたいになっていますが、基本水やりも自然任せだし、そう思えばまずまずじゃないかな?
抜群の存在感のユリ、コンカドール。
こちらでは月曜の夕方に雷雨で結構激しい雨がしばらく降っていたのですが、それでもびくともせず。
この写真だと真夏で暑そうに見えますが、実はトロント、先週まではまだそれほど暑くなく。
今週は30度まで上がって夏らしくなっていますけれどねー。
コンカドールってConca d'Orというスペルになるようですが、このd'Orって言うのを、植物の名前でよく見るよなあ、と思っていたんです。
ヘメロカリスで取ってもポピュラーなStella D'oro (De Oroと書く場合もあるようですが)もあるし、他にももっとあったと思うんですが…
どんな意味なんだろう、と調べてみたら、フランス語で「黄金の」というような意味があるようですね。
Stella D'oroは黄色いお花だし、この子も花びらの中心が黄色いティントがあるので納得。
買って植えつけたばかりのスカビオサ。
やっぱり可愛くてついまた写真を撮ってしまいます。
カットにしてもよく持ちそうだから、カットしてみるかな。
この蕾?もまん丸で可愛いんですよねー。
お隣さんとの小道の種からのアニュアル・ベッドとしてプチ開拓したエリアが、フィーヴァーフュー・パッチ化しています(笑)
可愛いからいいんだけれどね。
もうちょっと花茎の長さがあったらカットにできたのになー、と思うんですけれどねー。
そうそう、先週もシレネ・ラティフォリアの話をしましたが、今週もそれに関連したこの子を…
これも同じシレネなのですが、こちらはシレネ・ブルガリス(Silene vulgaris)。
インスタグラムのフォロワーさんがアメリカ、ペンシルバニアを訪問していて、そこでよく見かけたと言って写真を載せていたのがこの子。
「名前を忘れてしまったのだけれど」と言っていたので、「シレネですよー」とお返事した、そのちょっと後に、うちのフロントヤードの脇で咲いているのを発見(笑)
もちろん雑草としてです(笑)
お花はこんな感じでやっぱりシレネだなあ、と思いますよね?
ただこの子はお花の後ろにこういう小さな風船のような膨らみがあるのが特徴なので、他のシレネとの違いは一目瞭然。
日本では園芸種として育てられているようですが、こちらではコモンネームがブラダー・キャンピオンで、ブラダーとは膀胱という意味(笑)
まあ他にも「嚢」とか「膨らみ」という意味で使われなくもないようですが、英語でブラダーと言われたら、皆まずは膀胱だと思うはず。
なので名前は可愛くないですが、雑草扱いされているからというのもあるのではないかな?
雑草だけれど、なかなか可愛いし、いろいろこういうのを調べるのも面白いですよね。
と言っていたら、他のフォロワーさんからも、「これはストリドーロではないのですか?」という質問があり…
調べるとほぼシレネ・ブルガリスと同じようなのですが、ストリドーロはアニュアルで(ブルガリスは宿根らしい)主にイタリア原産のものをそう呼ぶらしいのですが…
他にもSilene inflataと呼んだりもしているようで、同一種なのかそうでないのかは、ちょっと調べただけではわかりませんが…
ストリドーロは日本でも結構知られているのですか?
フォロワーさん曰く、お料理にも使われるそうで。
私が調べたところだと主にリゾットなどのイタリアンで使われて、他にもギリシャなんかでは食用とされるようなのですが、北米で食用として紹介されているサイトが少ない…
食べられるとは言っていますが、美味しいものではないのでしょうね。
と、おまけが長くなってしまった(笑)
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