前回、インスタグラムでガーデニング好きな人と繋がれて嬉しいという話をしましたが、実は先週末、これもインスタつながりで知ったトロントのアーバン・フラワー・ファーマーさんのダリア・ワークショップに行ってきたのですよ!
(ほとんど写真がないので、去年からのダリアの写真を載せております)
この方は今はもうなくなってしまいましたが、カナディアン・ガーデニングというガーデニング雑誌で紹介されていて知ったトロント在住の方。
トロントでいわゆるフラワーファーマーをやるのは、場所的に広さのある所を確保するのが難しいからまず見当たらないですが(大体皆さんトロントより1時間か2時間は郊外のところで花を育てています)、この方はなんとトロントニアンのフロントヤードとかを借りてそこでカットフラワーを育てているという方。
日本ではあまりフロント&バックヤードが両方あるおうちの方が少ないかもしれませんが、こちらでの一般的なスタイルは フロントがあって、おうちがあって、バックヤードというもの。
バックヤードはガーデニングしないにしてもBBQとかそれなりに敷地を使う人が多いとは思いますが、フロントヤードはまあ大体は芝生のみで何も使っていないというおうちが多いと思います。
そこに目をつけて、場所だけ貸してくれればあとはこっちでお花を植えますよ、と。
まあ実際はこのお花はこの方が使うのですけれども(笑)
でも綺麗な景色が楽しめる、と。
あ、前置きが長くてすみません←いつものことね。
ダリア、私も育て始めて今年で5年目になるのですが、まだ初心者の気分が抜けない。
やっぱりダリアの難しいところは越冬とチューバーのdividing、いわゆる株分け的なものです。
ダリアは球根とは違って、子球が手で切り離せるように増えるのではなく、首の下からお芋のようなチューバーと呼ばれるものが増えていくんですね。
ただこのお芋のようなものを切り離せば株分けできるのか、というとそうではなく。
実際大事なのはeyeと呼ばれる「芽」の部分。
これがいわゆる「首」の周りにできるのですね。
お芋のようなものはつまり、栄養素みたいなもので、これだけでは育たないのですよ。
って、そのことも知ったのがダリアを育て始めて3年目とかの話ですよ!
だって、買ってもそんな情報はどこにも載っていなかったのだもの~!
で、今まではそれでもOKだったのです。
何故かというと、秋に掘りおこしたチューバーを切り離しもせずにそのまままたポットあげして、またそれを翌年に植えなおしていたから。
が、この冬はデイブママがベースメントに引っ越してきたので、今までチューバーはベースメントに置いていましたが、それもできなくなり。
1階にそれほどのポットを置いておくいい場所もないし…
ということで前に聞いていたサランラップ方式なるものを試したのがこの冬。
そのためにはこの株分けをしなければならず。
まあ、結局やっぱり失敗したものの方が多いのですが…
で、このサランラップ方式のやり方を初めて聞いたのも、実はこのフラワーファーマーのサラさんからだったのでした!
なので、彼女がダリア・ワークショップをやると聞いて「これは行かねば!」と。
というか、実際トロントでこういう機会がほとんどないですからね。
大体フローリストはたくさんいるけれど、こういう人は自分でお花育ててないし。
フラワーアレンジのワークショップならたっくさんあるんでしょうが。
とは言え、一人で参加するのは結構ドキドキ。
でもこの機会を逃すわけにはいかん!ということで、行ってまいりました!
やっぱりねー、行ってよかった!
知ってることももちろんたくさんありましたが、でも今までよくわからずにいたこともとっても気軽に聞けたし。
こちらではダリアは5月中旬くらいにならないと外に植えられないのですが、それよりちょっと前から室内で早めにスタートすることはできます。
それは私も以前からやっていたのですが、そのやり方が違っていた!
私はポット植えするとき、チューバーの首が見えるくらいまで土に埋めていたのですが、彼女はそうではなく、浅いアルミのラザーニャとか作る時に使うお皿みたいなものにソイルレスミックスを入れて、そこにチューバーの先端がちょっと埋まる程度というか、斜めに横たわせるような感じにしていました!
↑これが実際ワークショップ時に撮った写真です。
こんな風にほんとにただ乗せるような感じ。
ダリアのチューバーって、とにかく腐りやすいんですよ。
咲かない第一の理由は多分このチューバーが腐ることによると思います。
だからこのポット植えの時もまずこうやって空気にさらしつつ、根を出させるようにする、と。
そうすると芽も出てくる、というわけです。
これはなるほどね~!と思いました!
このやり方を知っただけでも行ってよかったよ!
でも実際はちゃんと細かい内容をプリントアウトしたものももらえましたし、他にもこのポット植えの状態で出てきた芽を使っての挿し木的に増やす方法とか、もちろんどうやって育てるか、と言ったこともちゃんとカバーしてくれましたし、株分けの仕方は実際のチューバーを使って、どう切り離していくか、とかも見せてくれました。
何よりもサラがとっても気さくな人なので、すごく質問しやすい。
私もいくつか気になっていたことを聞けましたし。
集まった人は多分10人いるかいないかくらいだったかな?
ほとんどの人は今まで野菜栽培を趣味ではやってきたけれど、ダリアなどのお花の栽培はやったことがない、という人でしたが。
でもまあ基本がわかっているから、ダリアの特別な栽培方法については知らない、という感じで。
思ったよりみんな若い人達だったのもびっくり。
まあ、これは場所柄もあるのかな?
このワークショップはサラのトロントのおうちのバックヤードで行われたのですが、参加者の半分くらいは彼女のうちの近くに住んでいるという人たちでした。
普通の住宅街なのですが、私は行きはデイブが車で送ってくれたのですが、帰りはバスと地下鉄乗り継いで。
でもなんだかすごくわかりにくい場所で、バス停に出るだけでも迷子になりそうになりましたよ(笑)
しかもバスもまたわっかりにくいルートなんだなー。
それでうっかり間違ったかと思っておかしいと思いつつ道路の反対側のバス停に移ったら、やっぱりこれも違うとバスが来てからわかり(笑)
それでまたバスを逃して結構まったりしてね。
この辺がほんっとわかりにくいのよねー。
郊外ならまだいいんだけれど、ダウンタウンに近いところだとほんっとややこしいし、バス停に詳細な案内とかも載ってないし。
そのへんがねー、やっぱりカナダだよなあ、と。
でも行ってよかった!!
ワークショップで会った人はみんないい人たちだったし!
そしてダリアのチューバーは一つを除いてオーダーしたものはすべて既に届きまし
た。
実はこのワークショップ後、早速ポット植えにしたのですが、今日また届いたものもあるので今週末またポット植えにしておこう。
では皆さま、よい週末を~!
****************
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(ほとんど写真がないので、去年からのダリアの写真を載せております)
この方は今はもうなくなってしまいましたが、カナディアン・ガーデニングというガーデニング雑誌で紹介されていて知ったトロント在住の方。
トロントでいわゆるフラワーファーマーをやるのは、場所的に広さのある所を確保するのが難しいからまず見当たらないですが(大体皆さんトロントより1時間か2時間は郊外のところで花を育てています)、この方はなんとトロントニアンのフロントヤードとかを借りてそこでカットフラワーを育てているという方。
日本ではあまりフロント&バックヤードが両方あるおうちの方が少ないかもしれませんが、こちらでの一般的なスタイルは フロントがあって、おうちがあって、バックヤードというもの。
バックヤードはガーデニングしないにしてもBBQとかそれなりに敷地を使う人が多いとは思いますが、フロントヤードはまあ大体は芝生のみで何も使っていないというおうちが多いと思います。
そこに目をつけて、場所だけ貸してくれればあとはこっちでお花を植えますよ、と。
まあ実際はこのお花はこの方が使うのですけれども(笑)
でも綺麗な景色が楽しめる、と。
あ、前置きが長くてすみません←いつものことね。
ダリア、私も育て始めて今年で5年目になるのですが、まだ初心者の気分が抜けない。
やっぱりダリアの難しいところは越冬とチューバーのdividing、いわゆる株分け的なものです。
ダリアは球根とは違って、子球が手で切り離せるように増えるのではなく、首の下からお芋のようなチューバーと呼ばれるものが増えていくんですね。
ただこのお芋のようなものを切り離せば株分けできるのか、というとそうではなく。
実際大事なのはeyeと呼ばれる「芽」の部分。
これがいわゆる「首」の周りにできるのですね。
お芋のようなものはつまり、栄養素みたいなもので、これだけでは育たないのですよ。
って、そのことも知ったのがダリアを育て始めて3年目とかの話ですよ!
だって、買ってもそんな情報はどこにも載っていなかったのだもの~!
で、今まではそれでもOKだったのです。
何故かというと、秋に掘りおこしたチューバーを切り離しもせずにそのまままたポットあげして、またそれを翌年に植えなおしていたから。
が、この冬はデイブママがベースメントに引っ越してきたので、今までチューバーはベースメントに置いていましたが、それもできなくなり。
1階にそれほどのポットを置いておくいい場所もないし…
ということで前に聞いていたサランラップ方式なるものを試したのがこの冬。
そのためにはこの株分けをしなければならず。
まあ、結局やっぱり失敗したものの方が多いのですが…
で、このサランラップ方式のやり方を初めて聞いたのも、実はこのフラワーファーマーのサラさんからだったのでした!
なので、彼女がダリア・ワークショップをやると聞いて「これは行かねば!」と。
というか、実際トロントでこういう機会がほとんどないですからね。
大体フローリストはたくさんいるけれど、こういう人は自分でお花育ててないし。
フラワーアレンジのワークショップならたっくさんあるんでしょうが。
とは言え、一人で参加するのは結構ドキドキ。
でもこの機会を逃すわけにはいかん!ということで、行ってまいりました!
やっぱりねー、行ってよかった!
知ってることももちろんたくさんありましたが、でも今までよくわからずにいたこともとっても気軽に聞けたし。
こちらではダリアは5月中旬くらいにならないと外に植えられないのですが、それよりちょっと前から室内で早めにスタートすることはできます。
それは私も以前からやっていたのですが、そのやり方が違っていた!
私はポット植えするとき、チューバーの首が見えるくらいまで土に埋めていたのですが、彼女はそうではなく、浅いアルミのラザーニャとか作る時に使うお皿みたいなものにソイルレスミックスを入れて、そこにチューバーの先端がちょっと埋まる程度というか、斜めに横たわせるような感じにしていました!
↑これが実際ワークショップ時に撮った写真です。
こんな風にほんとにただ乗せるような感じ。
ダリアのチューバーって、とにかく腐りやすいんですよ。
咲かない第一の理由は多分このチューバーが腐ることによると思います。
だからこのポット植えの時もまずこうやって空気にさらしつつ、根を出させるようにする、と。
そうすると芽も出てくる、というわけです。
これはなるほどね~!と思いました!
このやり方を知っただけでも行ってよかったよ!
でも実際はちゃんと細かい内容をプリントアウトしたものももらえましたし、他にもこのポット植えの状態で出てきた芽を使っての挿し木的に増やす方法とか、もちろんどうやって育てるか、と言ったこともちゃんとカバーしてくれましたし、株分けの仕方は実際のチューバーを使って、どう切り離していくか、とかも見せてくれました。
何よりもサラがとっても気さくな人なので、すごく質問しやすい。
私もいくつか気になっていたことを聞けましたし。
集まった人は多分10人いるかいないかくらいだったかな?
ほとんどの人は今まで野菜栽培を趣味ではやってきたけれど、ダリアなどのお花の栽培はやったことがない、という人でしたが。
でもまあ基本がわかっているから、ダリアの特別な栽培方法については知らない、という感じで。
思ったよりみんな若い人達だったのもびっくり。
まあ、これは場所柄もあるのかな?
このワークショップはサラのトロントのおうちのバックヤードで行われたのですが、参加者の半分くらいは彼女のうちの近くに住んでいるという人たちでした。
普通の住宅街なのですが、私は行きはデイブが車で送ってくれたのですが、帰りはバスと地下鉄乗り継いで。
でもなんだかすごくわかりにくい場所で、バス停に出るだけでも迷子になりそうになりましたよ(笑)
しかもバスもまたわっかりにくいルートなんだなー。
それでうっかり間違ったかと思っておかしいと思いつつ道路の反対側のバス停に移ったら、やっぱりこれも違うとバスが来てからわかり(笑)
それでまたバスを逃して結構まったりしてね。
この辺がほんっとわかりにくいのよねー。
郊外ならまだいいんだけれど、ダウンタウンに近いところだとほんっとややこしいし、バス停に詳細な案内とかも載ってないし。
そのへんがねー、やっぱりカナダだよなあ、と。
でも行ってよかった!!
ワークショップで会った人はみんないい人たちだったし!
そしてダリアのチューバーは一つを除いてオーダーしたものはすべて既に届きまし
た。
実はこのワークショップ後、早速ポット植えにしたのですが、今日また届いたものもあるので今週末またポット植えにしておこう。
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