Toronto News Letter

カナダからその生活の様子、趣味の音楽や映画についてを発信。 2011年に念願の家を購入してからはガーデニングに没頭しています!

October 2011

Are you ready?

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You know what's coming tomorrow!? Are you ready??

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What are you going to be for Halloween?

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「かかし長屋」 半村良 : Book

水曜日の夕方です。勤務時間は終わって、デイブが車でピックアップしてくれるのを待ってるところ。

暇なので、また本の紹介を・・・

「かかし長屋」 半村良

http://hanmura.com/


かかし長屋 (集英社文庫)
かかし長屋 (集英社文庫)
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アマゾンより
「棟梁に褒められ有頂天になる大工、盗賊としての過去を隠した扇職人、対人恐怖症で五千石を棒に振った旗本の次男坊、玉の輿に乗る娘など、この江戸下町の長屋 にはさまざまな人たちが暮らす。そして彼らを助ける証源寺の住職忍専。ふりかかる事件にも自分たちの知恵で切り抜けていく。そんな長屋住人たちを闊達な 筆で描きだす人情時代小説。第六回柴田錬三郎賞受賞作。 」


これも日本に帰ったとき買ってきた本です。
以前も半村さんの本を読んだことがあったと思うんですが、なんだか忘れてしまいました・・・

長屋ってなんだかとっても魅力的な感じがします。もちろん実際は貧乏なその日暮らしの庶民が肩寄せあって暮らしていて、大変だったと思うんですが、長屋一つがもう大家族みたいな感じなのがいいですよね。

ここでの長屋もまさにそんな感じ。口うるさいばあちゃんがいて、女に貢いじゃってる商売人がいたり、もと盗賊の職人とか。
みんなが助け合って、自分たちの長屋の平穏を守ろうとするストーリー。
みんな決して魅力的、といえる登場人物ではないんですが、でも読んでいくとなんだか応援したくなっちゃうんです。
やっぱりうまいなあ、と思いました。

こういう時代物はへたするといい人ばかりが集まって、いかにも物語り調になってシリーズ化されるということもかなりあるんですが、やっぱりそうなるとちょっとつまらないんですよね。
でもこれは登場人物にどこか癖があって、でも憎めない。決して大きなスポットライトをあてているわけじゃないんだけれど、きちんと印象に残るようになっているんです。
それをシリーズ物にしようとストレッチするんじゃなく、凝縮して詰め込んだ感じ。
みんな人間臭くて、いいなあ。こういうのが私は好きです。

おもしろいので、ぜひ。

ニュー・オフィス

新しいオフィスに移って3日目。

前のオフィスには7年近くいたので、やっぱりまだ違和感があります。

面白いのは、今回うちのオフィスが入っている建物は日系関係のところ。
なので日本語を耳にしたり、日本人または日系の方の姿も見られます。

この建物に決まったのも偶然で、一番の理由はは郵便局に近いということなのですが、多分元のオフィスビルでうちの隣にあった会社のつて(社長さんが日系の方)があったのかな?と。

私は仕事もカナディアンの会社だし、今までトロントに暮らしていてあまり日系社会に積極的に関わってきてはいなくて、カナダに暮らし始めたころは、ある意味がむしゃらにここでの暮らしに慣れなければ、と思ってわざと日本人に会うことも避けていたところもあったけれど、結局やっぱり戻ってくるものなのかなあ、と。それにしてもやっぱり不思議だわ~。


うちのオフィスのすぐ隣はまだ工事中というか他のオフィスの改装中で、ほぼ一日中騒音で、ちょっとうんざり。

昨日はオフィスのアラームシステム設置でテクニシャンが来ましたが、数時間も大音量のチャイムを聞きつづけなければならず、はっきり言ってかなりイライラしました。

うちらが移る前に設置できなかったものか・・・
まだまだ他にも細かいところは終わってないらしく、日々誰かが入れ替わりで入ってきてます。
早く全部終わってくれるといいんだけれど・・・

まだ新しいオフィスに慣れないので、自分の気がつかないところでストレスがたまっているのかも。
この2日間もかなり長く感じたし。

でもあと1ヶ月もすれば仕事もうんと忙しくなるし、そのころにはすっかりここにも慣れていることでしょう。

ちょっと久しぶりにガーデニング

この週末は、曇りで雨もぱらついて、なんだかもう初冬みたいな寒さ!そろそろ冬用のコートも出さないと、と思うくらいです。

前に買ったチューリップやヒヤシンス、水仙などの球根に加えて、アリウム、アイリスの球根も買ってきたので、植えようかな~と思っていたんですが、外に出ると雨がぱらつき、しかも風もあって寒いので断念。

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今の時期はお店に行っても閑散としていて寂しいですが、でもプランターを探しに行ったら、秋の寄せ植えがセールになっていたので購入。

mumplanter1


半額以下のお値段になっていたけれど、マム(小菊のことです)もまだ蕾がたくさんついていて、葉っぱも枯れずにきれいだし、ボックスウッドとオーナメンタ ル・キャベッジ(葉牡丹)もいい状態だったのでこれはいいお買い物でした!しかもプランターもなかなかいいし。普通ならきっとプランターだけで同じ値段に なるんじゃないかなあ?

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今までゼラニウムしか置いていなくてちょっと殺風景だった玄関周り、ドアに続く階段のふもとに対称的に置いてみました。
色は派手ではないけれど、やっぱり植物があるのはいいね。

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ちなみにバックヤードのほうは、気温が下がってきてはいるものの、まだみんな元気で青々としています。
さくらんぼの木は葉っぱが黄色くなって散り始めていますが・・・

今のバックヤードはこんな感じ。

gOct16


ほとんどお花は咲いていないですが、このコーナーはうちのバックヤードでは今一番いいエリアです。
もう花の時期は終わってしまったけれど、背が高めの紫陽花。白くて大きな花を自分楽しませてくれたし、いくつかドライフラワーにもしました。
dracaena spikesもぐんぐん伸びて、葉の動きが庭に面白みを加えてくれています。
ヒューケラのオレンジっぽいのとダークパープルの色も緑が多い中でいいアクセントになっていて、フォリエッジの重要性を再確認。

そしてほんの一房からどんどん広がったタイムの小さなカーペット。
デイブママにギフトでハーブの寄せ植えをあげたとき、ちょっと一房だけ自分用にとっておいて、プランターに植えていたんですが、あまり増えなかったので、 ローズマリーとタイムを地植えにしたら、ローズマリーは根付かなかったのですが、タイムはびっくりするくらい繁殖して、これは嬉しいサプライズでした。

Tickseedもまだかわいい黄色い花を咲かせてくれています!
ピンクのエキナセアも花が終わってこれまで、とおもったら、なんとまた蕾が!寒いけどもう一回咲いてくれるのかな?

もうちょっとしたら多くの植物が枯れて、寂しくなってしまうんでしょうがウィンターケアのことで、家にたくさんあるProven Winnersブランドにメールで問い合わせをしてみました。きっと返事はないだろうな、とだめもとで送ったんだけれど、なんと、ちゃんと返答してくれた んです!ラベルやサイトではあまり詳しいことは書いていなかったけれど、ちょっと見直しました。

来週末は家族の集まりがあるんだけれど、晴れてくれるかな?そしたら球根を植えなくっちゃ!


さて、明日から私は新しいオフィスに通勤開始です。忙しくなりそうですが、また1週間、頑張っていきましょう!

The Bricklayer by Noah Boyd : Book

またまた本の紹介になってしまいますが、読み終わったばかりで記憶が鮮やかなうちに・・・

The Bricklayerという本です。

The Bricklayer
The Bricklayer
クチコミを見る

For people in Canada↓
http://www.amazon.ca/gp/product/0061827010?ie=UTF8&tag=harpercanada-20&linkCode=as2&camp=15121&creative=330641&creativeASIN=0061827010


ジャンルでいうと刑事もの。といってもこの主人公は元FBI。

この本のことも、著者のことも、日本では全然知られていないようですが・・・
でもこの本、北米ではベストセラーでジェラルド・バトラー主演で映画化されるようです。

私がなぜこの本を手にしたか、というと、著者、Noah Boydの本だったから。

でも、この本がNoah Boydの第一作なんです。
じゃあなぜ、私が彼の本だから、といって手にしたのか?

実は、Noah Boydというのは作者としての名前で、本名はPaul Lindsay。彼は本物の元FBIエージェントとしていくつもの事件を解決してきたという人物。

私も以前、ポール・リンゼイの名で出した本を紹介しています→http://hanapring.dreamlog.jp/archives/970072.html

それから、リンゼイ氏の著書は確か全部読んだと思うんですが、最近全然新作が出ていないなあ、と思っていたら、名前を変えていたんですね。

が、Noah Boydとしても出したのは確か2・3作のみで、残念ながら、今年亡くなっているんです・・・

でも、Kindleを買って、ポール・リンゼイの本を買った人にお勧めの本をチェックしていたら、ノア・ボイド=リンゼイ氏とわかったときは嬉しかったなあ~。


ということで、手にした「The Bricklayer」。
いやあ、おもしろかった。FBIという組織に縛られない、オーソリティーに反発する主人公というのは、著者の得意なところですが、今回もやはりそんな一匹狼的元FBIエージェントが困難な事件解決のために呼び戻されます。

身代金要求、爆発、エージェントに降りかかる疑惑、そしてちょっとしたロマンスの匂いも漂わせ、飽きさせず、どんでん返しもあって、とてもエンターテイメントな作品になっていました。映画化になるって言うのも納得です。


でも面白いのに日本ではどうしてまだ紹介されてないんだろう・・・
まだもう一冊ボイド氏の名で書かれた本があるので、これも読んでみたいと思っています!

皆さんの最近読んだ本、おすすめなど、ありますか?

Ole Henriksen : Skincare

Ole Henriksen
http://www.olehenriksen.com/

このブランド、前にもナイトジェルや洗顔料を試したことがありました。

かなり前にセフォラでサンプルでセラムをもらいました。オレンジっぽい香りですうっと伸びて、べたつかず、私の肌にもとてもよくあう感じがしたので、購入!

でも店に行ったら、これと前にも買ったナイトジェル、それとフェイスクリームもセットになったものがかなりお得な値段で発売されていたので、その「Three Little Wonders」というもので買いました。

ole


普通に個別で買うよりちょっと小さ目の容器に入っているんだけれど、でもやっぱりお得だと思います。

Truth Serum Collagen Booster
Invigorating Night Gel
Sheer Transformation

セラムはとにかくちょっとで伸びがいいので、長く使えるのもいいし、肌がやわらかくなる感じ。

ナイトジェルも前使ったときはあまりよさが感じられなかったのですが、ジェルが引き締め効果、オイリー肌対策にもなっているんじゃないかな、と思います。
人によってはつけた後、ジェルなのでちょっと乾くまでべたつく感じが嫌だ、と思うかもしれませんが・・・

Sheer Transformationはクリーム。
とても優しいほのかな香りでこれも少量で伸びよくつけられます。べたつきません。
ディスカラレーションなんかにも効くらしいです。

このブランドはケミカルを使わないナチュラル志向(でもオーガニックの部類には入っていないようです)で、あまりにケミカルが入っちゃうと肌が反応しちゃう私でも安心して使えます。

前 に使った洗顔料、African Red Tea Foaming Cleanserもよかったですよ。

ずっとPhilosophyのスキンケア商品を愛用していますが、今度はこっちに変えようかな、と思っているくらい気に入っています!
皆さんの最近のお気に入りのスキンケア商品はなんですか?ぜひ教えてくださーい!

「となり町戦争」 三崎亜紀 : Book

「となり町戦争」 三崎亜紀

http://www.shueisha.co.jp/misaki-aki/


となり町戦争
となり町戦争
クチコミを見る


アマゾンより
ある日、突然にとなり町との戦争がはじまった。だが、銃声も聞こえず、目に見える流血もなく、人々は平穏な日常を送っていた。それでも、町の広報紙に発表 される戦死者数は静かに増え続ける。そんな戦争に現実感を抱けずにいた「僕」に、町役場から一通の任命書が届いた…。見えない戦争を描き、第17回小説す ばる新人賞を受賞した傑作。


日本帰国中、友達が貸してくれた本です。(humさんありがとう!)

この作品、舞台や漫画、映画にもなっているそうですね。

淡々とした語り口で「戦争」が繰り広げられているような、そんな感じが、地球上で今戦争が起こっているのに、見てみないような降りをしている今の社会を反映させているのかな?と思いました。

そういう意味では非常に現代的な作品ですね。でもこういうことも起こりえるかもしれない、とやけに現実的な感じがしました。

こういう作品、今まであまり読んだことがなかったけれど、面白くて新鮮でした。
自分で選ばずに、でも自分の手元に辿り着いた本、というのはこういうサプライズをもたらしてくれるのがいいですよね。
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