Toronto News Letter

カナダからその生活の様子、趣味の音楽や映画についてを発信。 2011年に念願の家を購入してからはガーデニングに没頭しています!

May 2010

土曜出勤

今日は寒い!昨日も寒かったけれど、また10度以下まで気温が下がって、ちょっと暖かくなって、油断していた心と体に「そんなに簡単にカナダの春は来ない ぜ」といわれているかのよう。

土曜日だけれど、今日は夫婦そろって出勤中。
私の仕事はもう終わったけれど。

デイブも私も今週は本当に忙しく、しかもかなりストレスのたまる1週間だった・・・
新しいプロジェクトが始まるも、予想もしないアクシデントの数々と人手不足で、私も久々にデータ入力に駆り出される。
それでも会社はまだ他の社員一名の出勤時間を縮めようとしつつ、デイブには「データ入力の手が足りない」といっているんだとか。わけわからん・・・
データ入力の子もこの忙しい時期に週3日くらいしか来ないし、仕事しない人はほんと仕事しないし。

こっちでは結構個人の仕事の領域というのがはっきりしている場合が多く、日本のように自分の仕事が早く終わったから手伝う、ということはあまりない。

でも会社として、上がやっぱりきちんと人を動かすべきなんじゃないかな~と最近本当にそう思う。

もちろんその人のスキルに合った仕事をさせて、それに見合ったお給料を出すということがあるけれど、でもこの不況時、そんなことをいっていられるのだろう か?

プログラマーでも、暇しているならば、データ入力とかの仕事をさせるべきなんじゃないの?と、思う。

だって暇してゲームとかしてるんだよ?しかもうるさいし。
それでもって仕事の領域のはっきりしていない私なんかはてんてこまい、っていうのもどうなんだろう?

今週はいろんな人がいないその穴を埋めて、手伝っているのに、ずいぶんな対応をされて、なんだかな~と思う。手伝っても感謝されないって言うのは切ない。

これから私個人は年2回恒例の肉体労働スキャン・プロジェクトも始まって、忙しくなる。
仕事するのは好きなので、いいんだけれど、最近やっぱりちょっと体がついて行かない感じ。

なので、また毎日エクササイズをはじめました。
疲れていても体を動かすのは精神的にもすっきりしていいね~。これでやせればいいんだけれど・・・

こういう疲れているときこそ、リラックスの時間が重要で、夜、ひとりになって読書する時間とか、そういうどうってことない時間に心やすらぐ。

おとといも久しぶりに「となりのトトロ」を見た。
やっぱり宮崎作品はいい。かわいいめいちゃんを見て自然と顔がほころぶ。
そしてお姉ちゃんのさつきちゃん。
まだ小学生なのに、もう30になった私が今見ても、本当に大人だな~と思う。あっぱれだね。


さてさて、今週はデイブの誕生日だったのに、特別なことも何もしてあげられなかったし、今日も仕事ってことで、何かしてあげなくちゃ、と思ってます。

幸い、デイブの家族との誕生日と母の日を兼ねた集まりは、弟家族が数日前にカルガリーから帰ってきたばかりということもあって、次の週末まで延期されたの で、明日くらいはゆっくりできそうです。

 

スタジオジブリ宮崎駿監督作品 『となりのトトロ』ジブリDVD   VWDZ-8002
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今日は・・・

ほぼ一日中、ウェブ・アンケートのフランス語のチェック。

英語すらまだ十分じゃないのに、なぜ私がフランス語をチェックしてるんだ~!

チェックといっても、もちろん意味はわからないので、オリジナルのフランス語と照らし合わせているだけなんだけれどね。

でも今の仕事のおかげでフランス語の単語をいくつか覚えた。
・・・っていっても、車関係の用語ばかり・・・使えなそうだ。

今日はずーっとプリントアウトとPCの画面を相互にらめっこで、肩が凝った~。
ああ、はやくこのプロジェクトを終わらせて、フランス語から解放されたい・・・

今夜のワインは・・・

日本の皆さんはGWでしょうか?
こっちはもちろんそんな連休もなく、明日からまた仕事です。
ほんと、週末二日間だけの休みじゃ足りないな~、と思う自分がいつつ、基本的に仕事好きなので、新しいプロジェクトの始まりにちょっとわくわくしたりもし てます。

さて、そんな今夜はデイブがワインを飲みたいというので、こんなものをセレクトしてみました。

VOGA ROSE
http://www.vogaitalia.com/

voga


なんといってもかっこいいパッケージ!イタリアのワインです。実にシンプルでクール。
これは見たとおりのロゼ。甘すぎず、なかなか。

今夜はデイブがディナーを作ってくれました。ほうれん草とフェタ・チーズのトマトソースパスタ。

pasta


あと、ちょっと前の話に飲んだフランスのスパークリング・ワイン。
CHATEAU DE MONTGUERET BRUT
というもの。

オフィシャルページは見つからなかったのであしからず。

champagne


これは20ドルくらいで普段買うワインよりちょっと高め。
ちょっと飲んだ感じはすっきりしてるな、と思ったんですが、結構あとにしっかり味が残る感じ。
私は基本的にあまりスパークリングワインは好んで飲みませんが、やはりこういうのはちょっとだけ飲んで楽しむものですね。

さて、明日からまた仕事頑張りましょう!

MOON : Movie

MOONという映画を観ました。
http://www.sonypictures.com/classics/moon/

moonmovie


イギリス製作で、監督 はデイヴィッド・ボウイの息子さんのDuncan Jonesという人。
主演はサム・ロックウェル。

クリーンなエネルギーを地球に送り込むために月で3年間、おしゃべりのできるマシーンだけのある基地で一人で働くサム。
人間とのコンタクトは妻と会社と交す
ビデオメッセージのみ。
あと2週間でようやく 帰れる!というそのとき、何かが起きるのですが・・・

moon-movie-2


これから先はネタばれになるので、読みたい方だけどうぞ。

Starts here:
サムは仕事中に怪我をして意識を失うんですが、目覚めたそのサムはサム2号で、その2号が意識を失っている1号を見つけてしまうんですね。
そこから何かおかしい、と気づき、自分がクローンであることを知る二人。

それで地球に帰ろう!ということになるんですが、どうしても納得いかなかったのが、オリジナルのサムは地球に帰って生きてるんです。
だったら、月で仕事するのは人間のクローンでなくてもいいんじゃないかな、ということ。

だってわざわざクローンを作って、そのクローンが自分が本物の人間で、自分の記憶もあって、あとちょっとで帰れる、なんていう希望を持たせるためにずいぶんいろんな面倒なことを会社はやってるわけです。

でもそれだったら普通に人間の見た目だけのロボットにしたほうが簡単なんじゃないか??と思ったわけです。

まあ、それいっちゃったら映画にならないんですけれど、だったら、オリジナルのサムの存在を出さなければ良かったのにな~。そのほうがまだ納得がいくのに。

でも
ストーリーは悪くなかったし、もし自分がもう一人の自分に会ったらどうするだろう?もし自分がクローンだったら?とか、もし月で他の人間とコンタクトできずに3年間も過ごしたら どうなってただろう?とか、結構いろんなことを考えさせてくれます。
Ends here


デイブ・セレクトの作品だったので、多分自分からは見ようとは思わない作品。どういう作品かもまったく知らずに見たのですが、思っていたよりもよかったです。

moon-movie1


イギリス映画ですが、ストーリーにはそういったところはあまり反映されていない感じで、主演のサムもアメリカ人だし、コンピューターの声はケヴィン・スペイシーで、英語も私が聞いた感じではアメリカ英語でしたし。

まあたまにはこういう映画もいいかな~、と思いました。

週末のお散歩

3度目の更新!
書けるうちに書いておきます。来週からは新しいプロジェクトが実際に発進するので、また忙しくなると思うので・・・

さて、ぼや騒ぎのあった昨夜から明けて今日、土曜日。
こちらは曇り空。でも気温は現在16度。まずまず。
予想では26度くらいまで上がるなんていっていたけれど・・・

デイブはお仕事なので、久しぶりに一人でグリークタウンまでお散歩しに行ってきました。

雨が降るだろうな~と思っていたら、案の定グリークタウンについて、お買い物して、お店を出たら降り出して来た。

それでも降ったのはちょっとだけ。

デイブの誕生日が近いんですが、まだデイブが何がほしいかはっきり教えてくれないので、とりあえずメインは後にして、何かちょっとしたサプライズギフトが買いたいな~と思って、2枚ほどシャツを購入。

自分用にも久しぶりに何か買おうかな、と思うも、最近買い物熱は低下気味で、今日もグリークタウンに行くと必ず寄る店に行くも、めぼしいものが見当たらず、早々と退散。

まあ、自分の買い物に来たわけじゃないからいいんだけれど。


それにしても、やっぱり今の季節のトロントはいい。

この冬は暖かく、雪もほとんど降らなかったとはいえ、やはり灰色の冬が明け、木々の緑が生えはじめると、本当に気持ちがいい。

今日もグリークタウンまでの道のり、家々のフロントヤードの色とりどりのお花を見て、かなり楽しんだ。

目に映る緑もまぶしく、そこにアクセントのように赤や黄色、紫のお花たち。
最近、本当にこういう自然がいいな~と思う。

木々や花を愛でるということは、なんて自分の心を潤してくれることか!

普段ずっと窓もない、空気の悪いオフィスに閉じ込められ、PCとにらめっこしているので、やっぱり外の空気を思いっきり吸って、のんびりお散歩するのはすごいリフレッシュになります。

帰りは家の近くの八百屋さんでお野菜と果物を買う。
そろそろファーマーズ・マーケットも始まるな!嬉しい!

一人の週末はのんびり過ごすのがいい。
さて、今日はこれから何をしようか・・・

日本の皆さんはGWですね~。何か予定があるのでしょうか?




ぼや騒ぎ

最近更新できなかったので、まとめて書きます!

今日はデイブはお仕事。

私もここ数週間は5月までに終わらせなければならない仕事が重なって、毎日ずいぶん疲れている。

ようやく週末、と言う感じで普段は週末の夜は2時くらいまで起きて、自分の時間を楽しんだりしているのだけれど、あまりに疲れていて12時半くらいには寝た昨夜。

1時半くらいになって、うちのアパートのビルの火災アラームに起こされる。

「またか」

そう思った。


私のブログをずーっと昔から読んでくれている人はわかると思うけれど、このアパートはとにかく間違いでアラームがなることも多い。

それでも数年前に本物の火事がおきたことがあった。

先に起きて、キッチンで水を飲んでいたデイブに、どうせまた間違いの警報だろうと思っていた私は、「外に行ったほうがいいかな?」といった直後、ドアの近くで何かが燃えている臭いを感じた。

そしてドアを開けたら・・・


ものすごい煙だった。


その一瞬で、これは早く外に出なければいけないと直感した。
とりあえず鍵だけ持ってドアの外に出る。

寝ぼけている頭と、煙とで、焦って鍵を閉める間の数秒間がやけに長く感じた。

幸い、うちらの部屋は階段へ通じるドアがすぐ目の前なのでよかったけれど、でもたったちょっとの間でもその煙を吸い込んだため、しばらくは咳き込み、のどに煙のかけらが張り付いているような感覚だった。


うちのアパートのすぐ近く、同じ通りに消防署があるので、すぐに3・4台の消防車が来た。パトカーも2台ほど。

たぶん最低でも40分くらいは外で待たされたかな?

幸い、ぼやだけだったみたいで、前回のように炎を見ることはなかったけれど、今回はぼやの元が、またまた同じ階。
しかもうちらの部屋のドアから約5メートル先の部屋からだった。
どうりで煙が濃かったわけだ。

前回はうちらの部屋とは反対側の部屋だったので、煙の臭いすら感じなかったけれど、今回は、ドアを開けたとたん、今まで見たこともない光景に一瞬びっくりした。

既にドアの外の天井のほうは灰色の煙で覆われ、下に行くに従って色が薄くなって煙っていた。

アパートの外に出て、待っている間、お財布もID類も全部部屋に残してきた私は、このまま部屋に戻れなかったら嫌だな~、と思っていた。

ぼやの部屋から遠い他の部屋の人たちは、楽しそうにおしゃべりして待っていたけれど、あの煙の中をかいくぐって外に出てきた私たちは、あまりお喋るする気にもならず、ただ肌寒い夜の空気を感じていた。

結局ぼやの原因もわからないけれど(いつもそういうことは知らされない)、無事に部屋戻れてよかった。

あれだけ煙に覆われていたドア付近も、まだ臭いが残っているだけだった。

しばらくはそれでも臭いがするような感じがして、寝付けなかった。

だから今朝もだるかったな。でも週末の夜でよかった。

実は、おととい、会社の帰りにものすごい煙が上空に漂っているのを見て、「うちのアパートなんじゃない?」なんて話をしていたのだ。

それはダウンタウンの高層ビルの屋上での火事だったと昨日の朝のニュースでわかったんだけれど、あまりにタイムリーなぼや騒ぎでびっくり。

それにしても、もし自分の部屋から出火、またはぼやとなったら、その部屋の住民が多分一番初めに外に出るわけですよね?そのときに大声で何かまわりの部屋に忠告してくれればいいものを、と思う。

こっちにはいい迷惑なわけで、そのくらいするのがマナーだろうに・・・

みなさん、火の元には気をつけましょうね~。


おくりびと : Movie

おくりびと
http://www.tbs.co.jp/movie/okuribito/index-j.html

「おくりびと」DVD
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日本でものすごく話題になっていたこの作品。
アメリカでもアカデミー賞、外国語作品賞を見事受賞しましたが、ようやく見ることができました。

こちらの普通のレンタルストアで借りることが出来ました。

ああ、いいな~、この空気。と見ながら思った。
日本映画らしい静かな、でも熱い想いが作品全体につまっていた。

普通に生きる人の人生のドラマを丁寧に作っているな、というのが最近の日本映画を観て感じること。

それは最近のアメリカ映画ではちょっと感じられない。
あまりに商業主義に走りすぎ、いいドラマがずいぶん減ってしまった感じがするから。

この映画を観ながら、ずーっと亡くなったおじいちゃんのことを考えていた。

私は今までお葬式って数回しか経験したことがない。
身内のはおじいちゃんのみ。でもまだ中学生だった私はおじいちゃんが亡くなって、病院から家に移されてきたときのことをあまり覚えていない。

おじいちゃんは呼んだら目を開けそうなくらい、まだ生きているように見えた。悲しいとは、遺体を焼きに行くその時まで思わなかった。

あれは火葬場間で行く車の中だったろうか、その帰りだったろうか?
おじいちゃんが亡くなったんだ、と実感して、涙が止まらなかったのは。

映画に出てくる笹野高史さんみたいな、とてもプライドを持って真摯にお仕事をしているような人ではなく、実に商業的な説明を受けながら、お骨を拾ったこと。

長いお坊さんの説教。
戒名にも使う文字によって値段が違ってくること。

子供心にもずいぶんと理不尽だな、と思ったことは覚えている。

でも、何よりもこの作品の良かったところは、見ながら、亡くなったおじいちゃんに会っている様な感じがしたこと。

亡くなった人のことを思い出すこと。尊ぶこと。
忙しい生活の中で忘れていたこと。

そして、自分が生きていることを実感すること、感謝すること。


私は、今日も、生きている。

おじいちゃんが、きっとどこかから見守ってくれているかな?


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