Toronto News Letter

カナダからその生活の様子、趣味の音楽や映画についてを発信。 2011年に念願の家を購入してからはガーデニングに没頭しています!

November 2006

トロント・ローカル有名人

週末はデイブの妹、マーガレットの24歳の誕生日ということでママのところまで行って来ました。
マーガレットはママに似てアーティスティックな子で、今は保育園で保母さんの仕事をしながら、
コミュニティカレッジっぽいところでアートのクラスを取ったりしているんですが、バースデイギフトに、アートショップのギフト券がほしいというリクエストがあったので、それとシクラメンを持っていきました。

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こういうとき、普通は家族みんなが集まるんですが、今回は弟は学生なので、課題のエッセイの締め切りが近いということで、来れず、うちら4人のみ。

ママ手作りのケーキをほおばり、話に花が咲きました。
そのとき、バスや地下鉄で出没する変な人の話に及びました。
トロントにいる人はもしかして知ってるかもしれない。
Zantaというニックネームの人なんですが・・・
前マーガレットを駅まで車で送ったときにも彼がいたけど・・・
彼の姿はここでみれます→http://tallbold.net/2005/367/

この人はクリスマスではおなじみの赤と白の帽子をかぶり、あとは短パン一丁で街に出没するんですねー。
CityTVのBT(日本でいうとめざましテレビみたいな番組です)でよく建物の外にたって、マッチョマンのポーズを取ったりしていましたが、最近は警備員につまみ出されたか、見かけません。が、調べたらトロントの警察にダウンタウンに出没することを禁止させられたとか!別になにか被害を及ぼしているわけではないと思うけどね・・・
やはり上半身裸というのがだめなのかも・・・

マーガレットは何度も彼に遭遇しているらしく、地下鉄で朝、普通の格好の彼をみたこともあるとか。
で、夜になるとKeel駅周辺なんかでザンタとしての活動をしているそうです。
彼は別におかしい人ではなく、ザンタというキャラを演じているだけだ、といっていますが・・・

トロントではけっこう有名で、彼はウェブサイトも持っているとか(見つけられなかったけど)。
でもそこまで有名になっているとはびっくり。

と、こんなローカルな話ですまんね・・・

私は別に彼がTVに映っていても不快感を覚えたことはないけれど、やはりTV局としては
出られちゃ困るんでしょうねー。
警察に彼がその辺に出没するのを禁止するように頼んだのもTV局だそうで。
本音を言うと、みれなくなってつまらないなあと思っているんですけどねー。

トロント在住のかたは彼の存在を知っていましたか??
日本の皆さんもうちの近くにはこんな人がいて有名になっているとか、ありますか?

The Staple Singers : The Stax profiles

ここ最近、まったくいわゆる「いまどき」の音楽を紹介してないですねー。
が、私の中ではここ最近(といっても結構長い)クラシックなソウルが熱い!のである。
アル・グリーンにサム・ムーア、おやじソウルがディープでよい!のである。

で、今回もまたまたクラシックといってもいいかな?そんなソウルものを。

でも今回はグループものです。

The Staple Singers、ステイプル・シンガーズ、は「I'll Take You There」を聴いて、かなり前から気になっていて、ベスト盤一枚くらいは手に入れたい!と思っていたんですが、ローカルな小さなCD屋にはなかなか置いていなくて、ネットでオーダーでもしようかなあ、なんて思っていたら、サムの新譜を買いに行ったときに発見!!
こういうのは嬉しい。

The Staple Singers : The Stax profilesというアルバムです。
スタックスはソウルファンならばよく耳にするサザンソウルを代表するレコードレーベルのひとつでしたが(特にオーティス・レディングの活躍が知られています)、その辺はここ→http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/booker-t-mgs.htmをみてもらうとして・・・

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The Staple Singersはファミリーバンドなのですよ。
お父さんの「Pop」と3人娘(初期は息子も)でゴスペルバンドをやっていたのですが、
スタックスと契約して人気になりました。公民権運動が盛んだった頃、彼らの曲もかなりその時代とマッチして聞かれたようです。当時はそういう社会的なことを音楽で主張するのはフォークシンガーが主にやっていたことだったので、ソウルでもやっている!ということで「soul folk」と呼ばれたそうです。
彼らについてはここ→http://music.goo.ne.jp/artist/ARTLISD11430/index.html

有名どころはやはり「I'll Take You There」,「Respect Yourself」あたりかと思うけど、どの曲もいいですよー。全体的にノリもいいし、でも非常にメッセージ性があるのも気に入った!リードのMavisは今でも現役で歌っていたと思うけど、彼女の声がソウルフルで、いい!若い彼女のちょっと生意気な感じが声に溢れている感じ。
「ちょっと私の言ってること聞いてよ、みんな!」という。
Popの落ち着いた、温かみのある声もいいです。

他にもコーラスも印象的な「If You're Ready」、タイトルの繰り返しが印象的な「Are You Sure」、
一緒にシャナ・ブン・ブン・イェ!!と口ずさみたくなる「Heavy Makes You Happy (Sha-Na-Boom-Boom)」
ライブ録音の「Oh La De Da」も迫力あるし、 Sly & the Family Stoneの「Everyday People」などなど・・・

歌詞をいくつか検索してみたけど、あんまり見つけられなかった・・・
これからもっと聞き込んでなんとか歌詞を聞き取りたいと思いまーす。

これらの曲、そのメッセージは今でも全然色あせず、通用すると思うなあ。
Respect Yourselfなんて、まさにどの時代でも、みんなが言い聞かせていく言葉かも。

残念なことにPopは2000年12月に84歳でなくなってしまいましたが・・・
http://www.beats21.com/ar/A00122902.html
Mavisは2004年にソロで「Have A Little Faith」というアルバムを出していますが、
やっぱり声のパワーはちょっと衰えてしまっている感じですが、掠れ気味の声が今度は年輪を重ねて渋くてこれはこれでかっこいいです。
これからも頑張って歌いつづけてほしいです。

Christmas Spirit

気がつけば11月も終わりだよー。早いね。
そういうことで、クリスマスツリーを購入!
しかも生の。
本当はフェイクのを買おうと思っていたんですが、店に行ったらお目当てのがなかったのです。
が、他の店で松の木が売っていて、それほど高くもないし、デイブがせっかくだから本物のツリーを買わない?というんで、買ってきました!

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120cmくらいの高さなのでそんなに大きくはないけど、台の上に載せてるので結構大きく見えます。
カナダに来てもデイブのうちにはクリスマスツリーはフェイクのもなかったし、二人で暮らし始めてからも、アパート住まいだし、今までツリーをかうことすら考えていなかったんですが、今年はデイブの手術というまあちょっと暗い雰囲気を明るくしたい、という気持ちもあって、私が提案したけど、やっぱりいいね!

カラフルな小さいライトとシンプルなデコレーションだけでもあるのとないのとでは大違い!
去年買ったほかのクリスマスのデコレーションを窓際に飾り、まだ早いけどストッキングも吊るせば、十分クリスマス気分!

写真ではライトの光があまり見えないけど、トップの星のは見えるよね?
実は他に星が店で見つからなくて買ったんだけど、本音を言うと私はもっとシンプルなのがいいなー。
デイブもどうやらそうらしいので、また星だけ買い求めて、このライト付きのキラキラスターは窓辺に飾ろうかな。

日本は街のイルミネーションもすごいけど、トロントはあんまり・・・
まあこっちではクリスマスは家族のためのもので、クリスマス当日も街には人がまばらでみんなおうちにこもっているからね・・・

うちらはデイブの手術後まもなくクリスマスなので、まだデイブも外に出かけられる状態ではないと思うので、
今年は家族がうちに来てお祝いすることになりそう。
その前後もやっぱりおうちでのんびり過ごすかな?
でもクリスマスが終わったら27日からまた仕事なのよね、私は・・・

みんなはもうクリスマスの予定はたってますか?どんな風に過ごすのかな?

Bob Greene : Books

ボブ・グリーンというコラムニストをご存知ですか?
コラムニストというより、作家といったほうがピンと来るかな?

アメリカの新聞にコラムを書いていた彼ですが、そのコラムのよさで人気となり、コラム集もたくさん出ているし、
たくさんのノンフィクション、新聞記者っぽい感じの本も出ています。

最近彼の本を2冊読んだので紹介!

一つは
「チーズバーガーズ」。1巻のみです。確か3巻まででていたかな?
これはコラム集です。
モハメド・アリやメリル・ストリープといった有名人の取材の様子を描いたものもあるけれど、
他は彼の周りで起こったことや、アメリカの一般市民たちの生活の一瞬を切り取ったようなコラムが詰まっています。

55歳になって文字を覚えようと奮闘している配管工のお話なんかはすごくよかった。

コラムなのでどれも長くないし、読みやすいのでおすすめです。


もう一つは

Once Upon A Town
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0060093870/hikaru-22

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英語版です。
ずーっと前にセールで買ったんですが、ちょこちょこ読んでようやく読み終えました!

ネブラスカのNorth Platteという小さな街は第二次大戦中、戦地へと赴く兵隊たちを乗せた列車が一時停車するという場所。
そこでNorth Platteの人々たちは「自分たちの国のために戦っている彼らのために何かできることはないか」と、
駅前にCanteen(売店とか、会社や大学などの大食堂の意味だそうです)を開くことに。
そこで手作りのサンドイッチとか、コーヒー、お茶、雑誌、お菓子、ケーキに果物を無料で提供していたのです。
North Platteだけでなく、近隣の街をあげてのボランティア、というわけです。

その運営にかかわった人、兵士としてCanteenに立ち寄った人々の言葉をつむいで、North Platteの今と昔をつなぎ合わせていくようなそんな本です。

何日も狭い列車に詰め込まれ、しかもこれから戦地へ、という若い兵士たちの緊張が、
North Platteでのたった15分や20分といった短い滞在でほぐれた様子がよくわかりました。
みんな「自分のお母さんや妹に出会ったような気持ちになった」とかいっているし、
今は年老いた元兵士の人々が涙ながらにNorth Platteの人々の心の温かさを話しているんですね。

今は列車がこの町にとまることはなく、Canteenも取り壊されてしまったというのが惜しいです・・・

英語だけど、そんなに読みにくくはないです。
ただ何かすごいイベントがあってわくわくどきどき!っていうわけでもないので、単調に思えてしまうかも・・・

読み終わってボブ・グリーンが他に「DUTY」という本を出しているというのを知ったんですが、
これ読みたい!
というのはボブが広島に原爆を落とした張本人のアメリカ空軍パイロットのポール・ティベッツ氏に会って、書いた本ということなので・・・
宣伝文ではもちろんティベッツ氏は「ヒーロー」という感じでかかれているんですけど・・・

いったいティベッツ氏がどんな気持ちで原爆投下をしたのか、気になるから。
日本語でも『DUTY-わが父、そして原爆を落とした男の物語』として発売されているようですが・・・

ボブ・グリーンについてはここ↓をどうぞ。
特集 http://www.geocities.co.jp/Hollywood/3175/tokusyuuni.html

今調べていて知ったんですが、最近ボブの名前を聴かなくなったなあと思ったら、
数年前にスキャンダルで退職されたそうですね・・・びっくりだし、残念。

彼は若い頃、アリス・クーパーのバンドに密着したり、マイケル・ジョーダンの本を書いたり、いろんな分野で本を出しているので、読んだことある人もいるかな?

Sam Moore 「Overnight Sensational」

サム&デイブのサム・ムーアは知っていたし、この新譜の存在も知っていたんですが、今までチェックしていなかったんですが、ようやくSam Moore「Overnight Sensational」を購入しました!
http://www.rhino.com/store/ProductDetail.lasso?Number=77618
ここのインタビュービデオもよいのでおすすめです!(英語だけど)

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で、聴いてみたら、これがすっごくいい!!
視聴した1曲目でもう惚れました。
そしてどの曲もはずれなし!!
全曲豪華アーティストとの共演ですが、こういうのはけっこう曲によって好き嫌いが別れたりするんですが、
どの曲もまさにサムの味になっていて、さすが!

Mr. Soulmanらしいまさにソウルフルな声にしびれます!
年輪を重ねて(なんと今年71歳!!!)もパワフルだし、声に深みが増したように思います。

サムの奥さんのジョイスさんはアルバムのプロデューサーもつとめ、マネージメントもこなしていて(その会社の名前がI'm Da Wife!!)アルバムにも彼女のメッセージが載っているんですが、このメッセージが印象的でした。

サムはずーっとサム&デイブとしてのサムとして認識されていて、「サム・ムーア」という個人で語られることが非常に少なかったわけですね。ソロでアルバム制作をするも、途中で挫折せざるを得なくなり、70歳にしてのソロデビュー!

奥さんとふたりで力を合わせて、たくさんのアーティストに愛され、楽しんでレコーディングをした感じがよくわかります。


今回サムと共演しているアーティストたちを曲名の後に記載しておきました。
1. I CAN'T STAND THE RAIN - WYNONNA、BEBE WINANS, BILLY PRESTON, ROBERT RANDOLPH, BEKKA BRAMLETT
 Wynonnaは女優アシュレー・ジャッドのお姉さんです。もともとはカントリーシンガーですが、いやあ、かなりソウルフルな声してますね。

2. BETTER TO HAVE AND NOT NEED - BRUCE SPRINGSTEEN
 こちらは説明はいらないでしょう!迫力の共演です。

3. BLAME IT ON THE RAIN - FANTASIA
 この人はアメリカン・アイドルからデビューしたアーティストかな?その辺がちょっとくわしくわからなくって、ごめんなさい。でもこのCDのプロデュースはアメリカン・アイドルのジャッジのランディ・ジャクソンなので、そうかな?

4. LOOKIN' FOR A LOVE - JON BON JOVI
 彼も有名ですね。この曲は二人のやりとりがとってもほほえましくて、いいなあと思いました。

5. AIN'T NO LOVE - STEVE WINWOOD
 スティーブ・ウィンウッド!彼はイギリスの白人ソウルシンガーです。でもこれを聞いた限りじゃ、サムとスティーブの声の見分けがつかない!!

6. NONE OF US ARE FREE - STING with Special guest SHEILA E. (percussion)
 スティング、今回はなんかこれスティング?って感じに聞こえました。でもこういう曲を一緒に歌ってるのはスティングらしいね。

7. IT'S ONLY MAKE BELIEVE Special guest vocals by MARIAH CAREY & VINCE GILL
 マライアは非常にわかりやすい声ですね。VINCE GILLは私はちょっとわからないんですが・・・ごめんなさい。

8. DON'T PLAY THAT SONG (YOU LIED) - BEKKA BRAMLETT with SAM MOORE
 彼女は70年前後に活躍した白人R&B夫婦デュオ、デラニー&ボニーの娘さんだそうで。確かこの曲を作ったのが彼女のお父さんでしたか?彼女もどっちかというとカントリー系として活躍しているそうですが、いやはや、全然ソウルな声ですね!彼女はこのアルバムの他の曲でもバックボーカルをつとめています。

9. IF I HAD NO LOOT - VAN HUNT and NIKKA COSTA with Special guest BILLY F. GIBBONS (guitar)
 VAN HUNTはデビューアルバムがグラミーにノミネートされていたそうですね。名前も知らなかったですが・・・一方のNIKKA COSTAは名プロデューサーであるドン・コスタの娘さんということだそうで、彼女のこともまったく知りませんでしたー。でも彼女もなかなかいい声ですね。この曲の始まりでサムが「1・2・3!」とシャウトしてるその声にしびれます!

10. RIDING THUMB - TRAVIS TRITT with Special guest ROBERT RANDOLPH (pedal steel)
 彼もカントリーシンガーだそうです。今までカントリーって全然興味なかったけど、みんなやっぱりうまいし、かなりソウルフルな声なのね。ROBERT RANDOLPHは今気になってるんですよねー。ペダル・スティール・ギターというパイプオルガンの変わりにゴスペル演奏で使われる楽器を操るすごい人なんです。(詳しくはここ→http://wmg.jp/artist/r_randolph/)

11. WE SHALL BE FREE - PAUL RODGERS  彼はQueenが新ボーカルに迎えた、あのPAUL RODGERSさんのようですね。それ以外は全然知らなくて、これまたごめんなさい。

12. YOU ARE SO BEAUTIFUL - BILLY PRESTON, ERIC CLAPTON, ROBERT RANDOLPH, ZUCCHERO
BILLY PRESTONはビートルズのLet it beにもキーボードとして参加したと言うすごいアーティストです。サムにとってはとても仲がよく、アルバム参加後に亡くなったのですが、その彼とサムとの深い絆が感じられるような、素晴らしいエンディング曲です。

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つい最近、東京Blue Noteでライブが行われていたんですね!いいなあ、みたかったなあ。
そのへんをBlue Noteのサイトとライブの様子が書かれたブログでどうぞ。
http://www.bluenote.co.jp/art/20061113.html
http://blog.goo.ne.jp/moccho_77/e/8d3f4150e81a90242c05c4fba8c5e410


http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=5663330
ここでもインタビューが聞けます。これも英語ですが・・・(ごめん)
なかなか面白いインタビューです。でもインタビューしている人があんまりうまくない気がするなあ・・・

ナイアガラ小旅行報告第2弾!!

ということで、私はナイアガラにいったのはこれで4度目なんですが、前に行ってからもう3年半以上経ってます。

その間に今回アル・グリーンのライブが行われたNiagara Fallsview Casino Resort(http://www.fallsviewcasinoresort.com/)が新しく出来たんですが、これでナイアガラ、ダウンタウンがずいぶん華やいだ感じになりましたねー。
うちらはギャンブルもしなかったけれど、ライブが終わったのが夜10時半。
それでもファッションストアもまだ開いていたから、もしかしてどの店も24時間営業なのかしら??

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☆カジノリゾート(外観ですが、車の中から撮った写真なので、一部だけ・・・)


で、もしこの新しいカジノリゾートに行くよーという人に・・・
特にうちらみたくギャンブルはしないけど、この建物に車で行くという場合、
self parkingという地下駐車場にいって、車をとめたら階上のカジノでPlayer's Cardを作ってください。
これはただです!IDが必要ですが。そうすると自分の名前がプリントされたカードがもらえます。
これで駐車料金はただです。そうでないと$20も払うらしい!これは高すぎだよなあ・・・
このカードを持っているとシャトルバスも使えるし、カフェでもディスカウントがきき、他のカジノ・ナイアガラというところにも出入りできるそうです。
と、まあギャンブルにはまったく興味ない私には関係ないけれども。

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☆カジノリゾート(看板ですが・・・)


今回はナイアガラの滝もわざわざ滝を見るところまでいちいち降りたりせず、ホテルが並ぶ高台のところから数分間見て、写真とっただけ。
デイブも来るのは3回目だからね、二人ともその辺は冷めてます。
今の時期は寒いしねー。ツーリストも姿もあんまりみなかったです。

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☆朝、滝の近くは寒い!!


今回泊まったところを紹介しましょうか。
Glengate Hotel (http://www.glengatehotel.com/)というところです。
今回はライブ目当てなので、はっきり言えば、宿泊は安く済ませたいということで、
これも二人で一部屋、一泊で$50ちょっとと言う安さ!
でも車がないとちょっと辛いかもしれないかな・・・カジノリゾートにもそれほど遠くはないんですが、
歩いていくと結構時間かかりそうだし・・・
でもね、ナイアガラのモーテルとかインでかなりやばそうな雰囲気のところが結構ありますね。
外から見て「こんなとこと泊まる人いるのかなあ・・・」と思っちゃうようなね。
そういう意味ではここは安いけど、部屋はきれいだし、スタッフもフレンドリーだったしよかったですよ。
あと普通ついてこない朝食がついている!といってもセルフサービスで、普通のパンやべーグル、シリアルなんかがキッチンにおいてあるだけなんだけど。
でも外に食べに行って、たいしておいしくもない普通の朝食に$10とかかけることを思えば、これは非常に良心的なことだと思う。

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☆ホテルのベッドにダイヴィング!するデイブの図


ただ、ここはセントラルヒーティングではなかったので、冬は夜だと冷えます。
ヒーターはあるけど、ずっとつけてるとかなり暑くなるし、乾燥するので寝てる間ずっとつけてるのはあまりおすすめできません。音もけっこうしてたし。
スリッパとかもないので、冬はあったほうがいいかも。

こんな風に言うとなんかすっごい安くてだめな感じに聞こえるかもしれないけども、ホテルなんて本当にいい値段のところに行かない限りは結構どこも同じなんじゃないかなあ・・・

あといっつも思うけど、何でこっちのホテルには歯ブラシってものがおいてないんだろう。
これはすごい不親切だと思うんだけどなー。

でも一度B&Bを試してみたいなー。今回も私はそうしたかったんだけど、デイブはあんまり興味ないみたいで。
私はキャラクターも何もないのっぺらぼうな感じのチェーン・ホテルなんかよりはこういうところのほうがいいと思うんだけどな。

ナイアガラって観光地だけど、皆さん訪れたことがありますか?または行ってみたい!と思っているでしょうか?

Al Green Live @ Niagara Falls

はい!そういうことで、ナイアガラからトロントに帰ってきましたあ!

私がナイアガラに行くのはこれでもう4度目なんですが、今回はAl Green(http://www.algreenmusic.com/)のライブがメイン!

今回のこのナイアガラ小旅行については2回くらいにわけて書こうと思っているんですが、
まずはやっぱりメインのライブ!

ナイアガラにここ数年新しく出来た
Niagara Fallsview Casino Resort
(http://www.fallsviewcasinoresort.com/)
というでっかい建物の中にある
The Avalon Ballroomというのが今回のハコでございます。
1500人くらい収容というんだけど、このくらいの大きさがちょうどよいね。
私はドームとか、武道館とかは大きすぎてあんまり楽しめない・・・

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ここはね、いいハコでした。うちらは半2階席みたいなとこの左で結構後ろの席だったけど、
それでもちゃんとアルが見えたし、椅子も座り心地がいいの!アルコールも飲めるようになっていましたー。

ライブは思ったより年配の客層だったけど、(まあアルの全盛期が70年代だからね)ちらほらと若い人も。
席を立ってノリノリという人はあまりいなかったけど、でも声援なんかはかなり熱気がこもっていましたよ。

それにしてもアル!!いやあ、彼、本当にチャーミングです!
今60歳だったかな?ライブ自体は1時間半くらいで決して長いとはいえないのは年のせいかもしれないけれど、
でもこの1時間半、ずーっと飽きさせない!エンターテイナーだなあ、と思いました。

声はお得意のファルセット、たまに音をはずしたりもしちゃってましたが、それもご愛嬌でやっぱりよかった。
まだまだパワフルに歌ってます!

10人以上のバンドを率いて、アル、フットステップも軽やかに踊る!これがすごいかわいいの!

トークもすごく楽しかったし。
バラの花をお客さんにあげたり、キスのサービスまで!

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彼が歌うのが本当にすきなんだなあ、ファンとこういう時間を共有するのを楽しんでいるというのがよくわかるし、
なによりもアルのチャーミングな性格がライブに非常によくあらわれていて、それがすごく素敵だなあと思いました!

とにかくライブ中ずーっと笑顔でいられるんですよ。アルのポジティブパワーのおかげです。

びっくりしたのは二人の若いダンサーがバンドの中にいたこと。若い客層を意識してのことなのかな??
そんな若いダンサーと一緒におどけて踊ったりするんです、アルが!お茶目な人だわ。

あとバックコーラスは女性二人だったんですが、そのうちの一人はアルの娘さん(Deborahだったかな?)なんだそうです!

バンドもホーンも入っててよかったよー。やっぱりこういうバンドが入ったライブはいいね。
アルがバンドの見せ場をきちんと作ってあげていたし、バンドのメンバーもすごく楽しそうなのがよかった。

歌った曲は私が持っているライブ音源とかなり近くて、ほぼ彼のヒット曲を集めたものです。

「Can't Stop」で始まって、「Let's Get Married」にいって、「Amazing Grace」にいってしっとりしたり、
有名な「Let's Get Together」に
「I'm Still In Love With You」、「Tired Of Being Alone」「Here I Am」「How Can Mend A Broken Heart」といったヒット曲はもちろん、Sam Cookeの「Nearer My God To Thee」もあって最後は「Love And Happiness」でしめていました。

嬉しかったのは私も好きで、映画「The Commitments」でもカバーされていた「Take Me To The River」をほんのちょっとだけだけど、リクエストに答えて歌ってくれたこと。あとテンプスの「My Girl」とかFour Topsの「Sugar pie, honey bunch」オーティスの「I've been loving you too long」といったソウルの名曲のフレーズを次々と歌ってくれたり!

とにかく1時間半、すごくいいライブパフォーマンスをしてくれました!!
自分が今まで行ったライブの中でもベストといってもいいくらい素晴らしかった!
デイブもすごく楽しんでくれたしね。

それにしてもこんなファンキーでお茶目な牧師さんがいていいんだろうか!!かっこいいなあ。
ライブを見てますますファンになってしまいました!

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実はアルバムは有名な「Let's Get Together」
(ここ→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=208575978&owner_id=2406207で紹介しました)
と「The Absolute Best」というベスト盤しか持っていないんですが・・・
もっといろいろ買って聞きたい!!

ブルーノートに移籍し、ウィリー・ミッチェル(このプロデューサーがアルを有名に仕立てたのです)とまた組んで作った03年の「I Can't Stop」をとりあえずはじめに買おうかな。それから昔のアルバムをいくつか集めたいな。

でもこの「The Absolute Best」は2枚組みで34曲入ったお得CDなのでおすすめです。

アルがソウルシンガーとしての成功を捨て、ゴスペルシンガーとなり、牧師となった彼のキャリアを追った
「The Gospel According to Al Green」というドキュメンタリー映画があるんだそうですが、これも見たいなあ。

アルはペンテコステ派の牧師さんで、今でもメンフィスで毎週日曜はミサを開いているそうですが、
このペンテコステ派っていうのはプロテスタントの一派だそうですね。

Wikipediaによると「現代のキリスト教音楽はペンテコステ派の多大なる影響をうけている。多くのワーシップソング(賛美歌)やゴスペルソングはペンテコステ派の音楽家によって書かれている」そうで、「また、ペンテコステ派の影響を受けて育った著名な音楽家も多い。エルビス・プレスリー、ジェリー・リー・ルイス、マーヴィン・ゲイ、アクセル・ローズ、パット・ブーン等である」んだとか。

「交際していた女性から熱く煮えたぎったスープを浴びせかけられたアル・グリーン。一命は取り留めたものの、その女性は自殺してしまう……。傷心の彼は神に救いの道を求め、宣教師になる決心をした」というのは結構有名な話ですが、本当にそれでアルが神の道に進もうと決心したのかな?
そのへんは上でも言ったドキュメンタリーでわかるかな?

ライブの中で、アルが「音楽はユニバーサルなものだ」といっていたのも印象的だったし、
いろいろ辛いこともあるけど
「Everything's gonna be alright」と歌いながら、ポジティブでいることが大事なんだよ、というトークも今の自分の胸に染みました。

長くなったけど、本当にいいライブでした!
もしみんなも機会があればぜひこの
「one of the greatest living soul singers」のライブを見てほしいです!

ライブについて英語ですがアメリカ、バッファローの記事を見つけたので、のせておきます。
http://www.buffalonews.com/editorial/20061118/1060158.asp


☆ちなみに写真は一番上のがうちらのしょぼいデジカメでとったもの。何にも見えてません・・・
なので他からアルの写真を・・・
こんな風にバラの花束を持って歌いながらファンにあげてました。
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