Toronto News Letter

カナダからその生活の様子、趣味の音楽や映画についてを発信。 2011年に念願の家を購入してからはガーデニングに没頭しています!

June 2006

遠距離恋愛の・・・

私は遠距離恋愛っていうものを体験した者のひとりであります。
これを読んでくれている人の中にも私のようにカナダ人と結婚して、
という人がけっこういると思うんですが、やはり皆さん遠距離体験者なはず。

今は私もこっちに来て4年近くが経って、こっちの生活にも慣れ、
ホームシックっていうのもなくなって、そしてやはり結婚して
ずっと一緒にいたいと願っていた人と毎日を過ごしているわけで、
遠距離時代の気持ちをとかく忘れがちです。

でもふとしたときに思い出すんですね。
やっぱり辛い時期だったので、今でも思い出すと悲しい気持ちになるというか、切なくなるものです。

で、そんな気持ちを思い出させてくれるのがやっぱり音楽だよねえ。

今日も会社で山下達郎さんの「Love Can Go The Distance」という曲を聴いていて、
はじめは「ああいいメロディだなあ」とか思っていたんですが、
よーく聴いてみたら(これは英語の歌詞)なんとも切ない歌詞。
ベタな歌詞なんだけど、やっぱりジーンとくるんですね。
(歌詞はここから曲名をクリックしてもらえば見れます。
が、英語のセンテンスの区切りとかがめちゃくちゃです・・・)

「こういうふうに私も時を過ごしたな」ってちょっと感傷に浸りそうになります。

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で、他にもいろいろ遠距離恋愛の曲って言うのがあると思うんですよねえ。
すぐに思い浮かんだのは私の好きなゴスペラーズの「AIR MAIL」って曲があるんですが、
これも切ないけどいい曲ですねー。

私は持ってないけど、彼らには他にも「新大阪」って言う曲も遠距離もの。

あとはユーミンの「青いエアメール」というのも遠距離ものですね。
これはちょっと叶わない恋という感じの悲壮感がありますが・・・
ユーミンは他にも「シンデレラ・エクスプレス」なんかもそうかな?

あと、SHOWLEEというJーR&Bっていうの?そういう感じのシンガーの
「明日の朝も雨」っていうのもねー、せつない。

MISIAなんかにもありそうだけど、どうかな?

何か知っているのがあればぜひ教えてください!

Corinne Bailey Rae

Corinne Bailey Rae
というイギリスの新人さんのアルバムを買いました。

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久しぶりのジャケ買い。
本当はIndia Arieの新譜がほしかったんだけど、おいてなかった・・・
(どおいうことぉ??)
でもなんかCDを買いたい気分だったので、つい手にしてしまいました。

いろんなところで彼女の声や音楽が下のように言われています。

「...and one that merges the spirit of Billie Holiday with the statuesque soul of Erykah Badu」

「シャーデーの洒脱感、エリカ・バドゥのソウルネスを感じさせる逸材!BBCが選ぶ今年ブレイクが予想される新人アーティスト、SOUNDS OF 2006にて第1位に選ばれた超大型新人」

またはジル・スコットとかメイシー・グレイとかいろいろ言われているみたいですね。

シャーデーっぽいというのはわかる。
シャーデーにもっとスウィートさを加えた感じかな。
でもエリカ・バドゥはどうかなあ??

ネオソウルっぽいからそういうのかもしれないんですが、
あんまり「ソウル」という声ではないです。
そこまで濃いかんじはないよね。
どっちかというとポップで、ボサノヴァとか、ノラ・ジョーンズとか好きな人のほうが気に入りそうですな。

声は全体的に甘くて軽さがあるかな?
私は彼女が低音で歌うときの声のほうが好き。
もう少しのどを鳴らしてくれよーと、どうも物足りなさが残るんですが、
でもそうやってバリバリにのどを鳴らさないっていうのが彼女のよさなんでしょうからね。

あとジャズっぽい感じもあると思ったらやはりジャズバーで歌ったりしていたそうです。
大学で文学を学んでいたとかいうのも、歌詞を聴くと「なるほどねえ」と思います。

個人的にはシングルにもなった「Put Your Records On」や「I'd Like To」なんかはエッジを感じさせるのでいいです。

まったりとしながら聞くには最適ではないかと思われます。

・・・でもやっぱりもっとパンチの聴いたのが聴きたくなってきたなあ・・・

Jacksoul "My Soul"

ちょっと前にほしいって言っていた、Jacksoulの新譜"My Soul"を買いました!
6月20日に発売されたばかりです。
全14?曲、(1曲を除いて)カバー曲アルバム。
(上のリンクのファーストページの写真がGOOD!)

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で、カバーされてるのがいろんなジャンルで面白い。
ソウルならサム・クック、カーティス、
そしてロックものも、Radiohead Jane's Addiction,
アシュリー・シンプソンのPieces of Meまで!

アルバム収録曲は下をご覧あれ。

1. oneSONG
2. My Ever Changing Moods
3. Superfly
4. Love TKO
5. Ashes to Ashes
6. Try
7. These Eyes
8. Been Caught Stealing
9. High And Dry
10. Pieces Of Me
11. It's Over
12. Knock On Wood
13. 1979
14. Change Is Gonna Come

こうやってみると、なんかまとまりのない感じですが、
きいてみると、ちゃーんと彼らの音楽になっている!!
ソウルの名曲、12や14なんかのアレンジはちょっとどうかなあ、って思うんですが、
まあストレートにカバーするんではなく、彼らなりのテイストを加えたってことですね。

でも2なんかは私はオリジナルよりこっちのほうが好きだな。
他のロックの曲は全然知らないので、なんともいえませんが、
ロックって感じがしない仕上がりですね。
知ってるのはデイヴィッド・ボウイの5くらいですね。

どの曲もけっこうしっとりとした感じにしあがっていますね。
前のアルバムとは違った雰囲気がします。

あと唯一のオリジナル曲「oneSONG」はjacksoulらしいチューンですね。
こういうサウンドのほうが個人的には(彼らの音としては)好きです。

でも普通とはちょっと違ったカバーアルバムで、おもしろい。
彼らがいろんな音楽を聴いて、どんな音楽にも偏見を持たず、
アーティストや作品をリスペクトしているのがわかりました。

日本でも買えるようですが、輸入盤高いみたいね。
こっちでは1000円くらいで買えるんですけどね。

会社でビール??

昨日(金曜)はうちの会社の同僚の最後の日でした。
彼はもううちの会社に10年近くも働いていて、会社の仕事の中心者のひとりとして
誰もがずっとここにいると思っていたので、びっくりでした。

こっちでは転職というか仕事を辞めるのも2週間の猶予があればいいってことで
(短いと思うんだけど)彼も社長に2週間前に「ほかに仕事が見つかった」って報告。

で、その彼のお別れ会みたいな感じで昨日のランチは会社のおごりー!!
いつもこういうときは大体ピザなんですが、今回はなんと!お酒好きの彼のせいなのか(?)
ビールまであるじゃないですか!!

仕事中に、しかも会社が払ってオフィスでビールとは、ちょっと考えられないよねえ。

副社長も「ああ、これでこれからピッツァランチのときはいつもビールを買わないといけなくなるなあ」
とぼやいてましたが・・・

うちの会社は創業して多分15年くらいの小さい会社だけど、
社員になったいきさつというのがおもしろいの。

昨日で辞めた彼はもともとうちの会社があったビルで
壁塗りみたいな仕事をしているところをスカウト(?)されて入社。

今はネットワークのメンテナンスとかをやってる同僚は
やはりビルに郵便物を持ち込む仕事をしていてスカウトされる。

私の仕事上でのチームメイトはビルのサンドウィッチ屋でバイトしてるところをスカウトされ、
もう一人のチームメイトはビルの清掃をしていたっていうんだからねえ。

他にもテンポラリーで働いていた人たちなんかは同僚がバーで出会った人、とかですよ!

うーん、うちの会社がいいかげんなのも頷けるねえ・・・

でもまあこれは遥か昔の話で、今はデータ入力を雇うにしてもちゃんと面接をしてますけど。

で、昨日のランチで彼がその入社のいきさつなんかを面白おかしく話していて、
ま、こんなことでも書いてみようかな、と思ったのでした。

彼が去って、デイブはまた一段と仕事が忙しくなりそうです。
でも誰か雇うべきだと思うけどなー・・・

Daniel Powter Cont.

ちょっと前に紹介したDaniel Powterですが、
書いたときはまださらっと聴いただけだったけど、
昨日、今日と会社で仕事しながらもじーっくり聴きました!

それでちょっと気付いたことなどを。

まず驚いたことに、自分がこのアルバムをすごい気に入ったってことですね。
買ったときは多分シングルの「Bad Day」1曲しか聞かないようなアルバムになるかも、
と思っていたのだけど、聴くとけっこう病みつきになる!

声もいいし、サウンドも気に入った!

で、歌詞も気にして聞いてみたけど、悪くないですね。
彼、35歳というけど、やっぱりここまで来るのにはいろいろup and downがあったようで、
そういうのを感じさせますね、なんとなく。

ちょっとこう皮肉っぽい感じも気に入った!

彼のインタビューなんかも読んでみましたが、ようやくつかんだfameにもうかれてないみたいですね。
いつも帽子をかぶってるのはやはりある意味の防御というか(気持ち的な)
そのほうが落ち着くからだそうです。

あと興味深かったのは「Bad Day」のPVを撮るためにバンクーバーの家を空けていたとき、
彼の住むアパートが火事になって、持ち物の全てが焼失してしまったそうです。

で、それが起こった当初は特に問題なかったそうです。
でも何ヶ月かたって、失ったものの重さを感じるそうで。

私だったらもうはじめからショックだけどなー。
でもカナダに来るために日本で私物をかなり処分して、
こっちにきた当初は少ない持ち物でも特に不便でもなく、
やっていけるもんなんだな、って思ってたんですよねー。
それがこうして今はやっぱりものに縛られちゃってるのかしら?
それともただのけちか??

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と、話を元に戻しましょう。

アルバム全体を聴いていて思ったのは、
ちょっとMacy Grayっぽいなあ、ってこと。
4曲目の「Suspect」なんか、曲の出だしや歌い方とか。
Macyが歌ってても全然不思議じゃないように思うんだけど、
そんな風に思うのは私だけかな??
8曲目の「Hollywood」もそうかな。

個人的には1曲目から6曲目までがすごい気に入ったな。
特にはじめの3曲。あと5曲目の「Lie To Me」もいい。
どの曲もつい一緒に口ずさみたくなるんだな。

そんなことで、インタビューの中から彼の言葉を紹介して終わりにしたいと思います。


「I realized the more I made the music for myself, the more successful I was becoming.
I gave up that idea of trying to make music that I thought other people would want.
I just made music for myself and music for people that I knew」

Barenaked Ladies

ベアネイキッド・レイディーズ。

「何?ネイキッド・レイディーズ??」
って期待してしまった男性群、ごめんなさい。
そうじゃないんです。

Barenaked Ladiesはカナダでは有名なロックグループの名前なんです。

先週末買ったもう一枚のアルバムが彼らのベスト盤「Disc One 1991-2001」
というもの。2001年発売。

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あなたがもしカナダにお住まいなら、「あ、聞いたことある!」って曲がたくさんです。

彼らの曲はロックといっても、けっこうアコースティックっぽいので好き。
そしてサウンドは実にキャッチーです。
詞がこれまたウィットに富んでいて、楽しいの!
でもけっこう社会的なことを取り上げたりもしています。
このアルバムも「In memory of the lives lost on September 11, 2001」ってかかれてあります。

おすすめは(というか個人的にすきなのだけど)
One Week
If I Had $1000000(もしミリオンダラー持っていたら、って曲。これは有名です。歌詞が楽しい!)

It's All Been Done(コーラスパートがいい!ウフーフウ!!!)

Jane(これもよくラジオなんかで聞きます。Janeっていってるけども実は女性のことではなく、
ここトロントのJane Streetからとったそう)

Lovers In A Dangerous Time(これまたカナディアンシンガーのBruce Cockburnへのトリビュートとして
作られた曲というのですが、サビのフレーズがいい。ピアノも素敵です)

などなど。
まだじっくり聴いてはないんですが、キャッチーなのですぐに耳に馴染む!

でも今回の一番の狙いはLovers In A Dangerous Timeでしたが、
いやあ、どの曲もいいです。

彼らについてはここでも読めます。ちなみにこのBARKS、私けっこうお世話になってます。

日本ではあんまり知られてないと思うんだけど、悲しいなあ。
誰か彼ら知ってるよー。好きですよーって人はいるかしら?

そういえば同じカナディアンで私の好きなjacksoulの新譜も発売されたなあ。
これソウルの名曲カバーアルバム。ほしい!これは買わねば!!
買ったらまたお知らせします。

Daniel Powter

昨日は30度近くもあがって夏みたいな天気!
そんなときに限ってデイブが車のオイルチェンジをしたいと
いきなり言い出し、2時間以上も待つ羽目に・・・

で、その時間を近くの店をぶらぶらして過ごしたのですが、
HMVが出来ていたので、早速チェック!
が、こっちのミュージックストアってダウンタウン以外は皆小さなもので、
あんまり品揃えがよろしくない・・・
特に私の好きなR&Bもの。いわゆる最近のヒットものは揃えてあるんだろうけど、
ちょっと前のアルバムとかになるともうないんですねー。

で、結局何もかわずに退散。
が、今度は近くにあった電器屋さんに。ここでもCDを売ってるんですねえ。
2枚で20ドル、みたいなセールの中に
ちょっと気になっていたアーティストのCDを見つけたので買ってみました!

今日はその一枚を簡単に紹介したいと思います。
(というのはまだじっくり聴いてないからね)

Daniel Powter(ダニエル・パウター)というカナダ出身のシンガーです。
(http://www.wmg.jp/artist/powter/)

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「Bad Day」という曲がヒットしてこっちのラジオでもよくかかっているのを耳にして、
気になっていたんです。

ピアノベースで曲作りをしてるというのも気に入った!
で、まあ安かったのでアルバム「Daniel Powter」を買いました。
他の曲はどうかなあ、と思ったんですが、なかなかいいですよ。
高音の声が印象的ですが、個人的にはちょっとこの高音で歌うのが多すぎるかな、
という気もします。
つい最近発売されたセカンドシングル(Jimmy Gets Highとかいうのだったはず)もやっぱり高音。

やっぱり私はBad Dayが一番好きだな。

日本でもデビューに際していろいろメディアで取り上げられたようですが、
このBad Dayの曲の解釈、ちょっとみんな間違っているんじゃないだろうか・・・

というのも前インタビューを読んでこの曲は応援歌というより、
いろんなことでくよくよして不満たらたらな人たちへの皮肉をこめた曲でもあるそうで・・・

ま、「今日はついてなかった」って文句言ってないで、
よくなるようにもっと頑張るべきなんじゃない?と彼が言っている、と
私は解釈してますが・・・

その辺のことはここ(http://narinari.com/Nd/2006066097.html)でも読めます。

もともとクラシックの教育を受けていたらしい。
35歳っていうけど、若く見えますね。
カナダ人の彼の今後も期待!!

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