今日はまたまたミュージカルを見て来ました。
「The Harder They Come」という72年に発表されたジャマイカの映画のミュージカル版。

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http://www.mirvish.com/thtc/
http://www.cbc.ca/arts/theatre/story/2009/07/20/harder-come.html

このミュージカルはイギリスでオープンして、北米に来たのはこのトロントが初めてだとか。

有名なレゲエ・シンガーであるジミー・クリフが映画で主人公を演じたそうで、題名にもなっている歌がヒットしたそうですが、
実は私はそういう詳しいことは何も知らず、でも興味があったので見てきました!

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個人的には主人公のIvan役を演じた役者さんの声はあまり好みではなかったけれど、全体的な歌と踊りのパフォーマンスは楽しくてよかった。
ただ、ダイアログはものすごいアクセントがきついので、ほとんど何言っているのかわからなかった・・・
とはいってもミュージカルなので、ストーリーはシンプルだし、内容は問題なく理解できたからいいけれどもね。

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でもプロフェッショナルなブロードウェイとかのミュージカルを想像するとちょっとそこまでのプロフェッショナルなセンスには欠けるかも。

ステージの舞台装置、美術とかはお金かけてなさそうだったしね・・・
それでもミュージカルが始まる前、出演者たちが普通に劇場をうろついて観客に挨拶していたり、なんだかすごく身近な感じなのはよかった。

音楽も大衆向けを考えてか、聞きやすかったしね。

出演者たちもみんな個性的でよかった。特に女性出演者。決していいプロポーションっていうわけでもないんだけれど、彼女たちの踊り方とか、やっぱり体にリズムが染み込んでるというか、かっこよかったな?。

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ミュージカルの最後のほうはお客さんもみんな立って一緒に踊ったりって感じだったのですが、一緒に体を揺らせながらも見ていたけれど、
やっぱりアフリカンの血を引く人たちのリズミカルさは抜群だね?。そういうのをみていてなんだか嬉しくなったり。

物語は決してハッピーではないんだけれど、なんだか気持ちの明るくなるミュージカルでした。
残念ながらトロント公演も明日で終了ということなのですが、もし機会があればおすすめです。