最近音楽紹介ばかりが続いていますが、今日も・・・

Emily King 「East Side Story」 2007年発売

East Side Story


www.jrecords.com/ecard/emilyking/


85年、NY生まれの彼女。両親はジャズミュージシャン。

このアルバムでグラミー賞のベスト・コンテンポラリーR&Bにノミネートされたそうです。

が、私はつい最近まで彼女のことは知りませんでした。

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ニューヨーカーらしいモダンなビート、キャッチーなメロディーがいいです。

それにラブソングだけでなく、結構社会的なメッセージの曲もあって、私好み。

このアルバムで一番初めに作られたのが「Business Man」で、彼女いわく、「曲を書くなら恋愛関係のものではないものをってずっと思っていた」ということで、商業主義について歌っています。

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「Walk In My Shoes」もある意味のメッセージソング。この曲はかなりキャッチーで、一度聴いただけでばっちり頭にメロディがインプットされました。




続く「Colorblind」も肌の色、人々の違いといったことをポップなメロディにのせて訴えています。これも私好きです。

曲を書くなら恋愛関係でないものを、とは言っていても、ラブソングがないわけではないです。

ジャンプするようなビートの「Hold Me」や、スティーヴィー・ワンダーを思わせるイントロではじまる「Never Be Lonely」なんかはラブソング。

「U & I」なんかを聴くと、彼女の曲がグラミーにノミネートされたのもうなずけます。キャッチーで口ずさみたくなるものね。

カバー曲「Ain't No Sunshine」は渋くていいね。まだこの曲では若さを感じさせる歌い方だけれども、でもジャズミュージシャンである両親の影響も感じられます。




他にもバックボーカルが印象的な「E Melody」など、どの曲も親しみやすくてお勧めです。

「Walk In My Shoes」はボーナスでLupe Fiascoというラッパー(?)がフィーチャリングされてますが、彼は有名なのかしら?

最近Joy Denalaneというシンガーのアルバムもゲットしたんだけれど、彼女の曲でもフィーチャーされてた。

彼女のアルバムもEmilyのもちょうど同じ時期に入手して聴いたのでなんだか偶然性を感じてしまいました。

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Emilyはちょっとかすれめの声で決してソウルフル100%と言う感じではないし、私の中ではR&Bというよりもポップよりに聴こえますが、

R&B、ポップの中間にいるような感じでどちらのジャンルでも受け入れられるバランスがあると思う。

おすすめです!