エド・ハリス監督、出演作「Appaloosa」をDVDで見ました。

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http://www.welcometoappaloosa.com/

私はもともとエド・ハリス好きで、しかもこの作品にはヴィゴ・モーテンセンも出ている!
渋いおやじアクター好きの私が好きな二人の共演とあらば、悪いはずがない!?

日本語での紹介はこちら→http://www.stereosound.co.jp/hivi/detail/bancho_785.htmlをどうぞ

全体的にはすごくよく出来ていたし、私はウエスタン(西部劇)ものってあまり好みではないんですが、
これはやはりモダンなウエスタンといった感じで、ストーリーなんかはクラシックなウエスタンとは違って、飽きもこず、よかったです。

エドはもうやはりさすがの貫禄で、あの顔だけでクールなかっこよさが漂って、普通に考えるとガンマンとしてはちょっと細すぎなんじゃない?
と思うくらいですが、その辺はやはり貫禄でカバー。

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ヴィゴは「Eastern Promises」の影響か、今回もガンマン=殺し屋といった役がぴったりはまってて、よかった。
彼、ロード・オブ・ザ・リングスよりずっと演技がうまくなっているような気がします。

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今回、この二人、あまり多くのせりふがあるわけでもなく、まさに目と体、雰囲気で演技をしているといった感じでした。
二人ともとてもかっこよかったです。

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他には悪役にジェレミー・アイロンズ、紅一点の浮気心いっぱいの未亡人役にレネー・ゼルウィガー。

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レネー、個人的にはあまり好きではないんですが、でもいい女優さんだと思う。
今回もイノセントな顔をしつつ、実はかなり問題児で、一人でいられない女性の役。
かなりいらつくキャラクターなんですが、その辺をうまく演じていたと思います。
でもストーリー全体で見るとその彼女のはしゃぎ方がちょっとやりすぎだったかも。
全体的にクールなところに彼女の華やかさを入れたいという趣向はわかるのだけれども、もう少し抑えた演技でもよかったかも。

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派手さはないけれど男の友情を静かに見せていたのはとても好感的だったし、ところどころ入るユーモアもよかった。

ロバート・B・パーカーの小説を基にした作品で日本では「アパルーサの決闘」という名で知られているみたいですね。
検索したけどオフィシャルサイトが出てこなかったから、日本ではまだ公開されていないのかしら??
なかなかいい作品なので、公開されてもいいはずなんだけどな・・・