Sarah Slean 「The Baroness」
http://www.sarahslean.com/

The Baroness


彼女のことはジャケットに見覚えがあって、そういう意味では知っていたのだけれど、今まで一度の彼女の曲を聞いたことがなかったのです。
最近になってはじめて彼女の最新アルバムの「The Baroness」を聞いて、すぐに好きになってしまった?!

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大学で音楽と哲学を学んでいるという彼女の独特の世界観あふれる歌詞とサウンドが素晴らしいです。
私の好きなピアノベースのアーティストです。
シングルにもなっている「Get Home」が素晴らしい。シンプルな切ない曲。
全体的に暗いので、初期のころのサラ・マクラクランみたい。

「Get Home」のヴィデオをYou Tubeから↓
http://www.youtube.com/watch?v=8ULozZt84eo

こちらは「Hopeful Hearts」ライブヴァージョン↓
http://www.youtube.com/watch?v=qfWFeWVZSIM&feature=related

彼女は77年生まれというから30歳を超えていますが、19歳のころにデビューしたというのですでにベテランですね。
でもやはりカナディアンシンガーの悲しさか、こんなに素晴らしいシンガーなのに、なかなかアメリカ進出も難しい様子。
そんなことは彼女のサイトのJournalでも触れられていましたが・・・ちなみにこのJournalページも彼女のいろんな興味、好奇心の深さが見えて面白いです。

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彼女、絵も描くそうで、そういうアーティスティックさが曲にも十分にあふれています。
個人的に好きなのは「Get Home」をはじめ「Euphoria」、まるで映画のようなイメージさえ浮かび上がらせるような「Notes From The Underground」、
他の曲に比べるとアップビートで、これまたピアノのメロディが印象的な「Sound Of Water」、緩やかなサウンドが心地よい「Willow」、最後を飾る「Looking For Someone」もこれまた切なくていいです。

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どの曲も捨て曲なし!個人的には大満足のアルバムです。
彼女のほかのアルバムも遡ってチェックしたいと思います!