限られた金沢訪問のなかでここは訪れたいなあと思っていた、武家屋敷跡野村家。
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加賀藩主前田利家が天正11年(1583)に金沢城に入場、その直臣として千二百石を賜った野村伝兵衛貞家。
この野村家は代々御馬廻組々頭や核奉行職を歴任し、明治4年の廃藩まで由緒ある武家として存続した家柄。

ここのお庭がすごくいいということで、小さいんですけど、確かに趣があっていいです。

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やはり位の高い武家のおうちということで、総檜つくりの格天井や当時はめずらしかったギヤマン(ガラス)入りの障子戸とか、透かし彫りの釘隠しなど細かいところにまで実にこだわりの装飾がされています。

加賀法眼と称された狩野派最高峰の佐々木泉景筆の襖などもあります。

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伝兵衛さんが実際に戦で着用したという鎧も歴史を感じさせます。

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館内にある野村家の展示資料室 鬼川文庫では明智光秀からの手紙なんかもあって興味深いです。

私達が行ったときはちょうどお正月ということで、いくつかのお部屋に鏡餅が飾られていたのですが、
うちの姉がこれをみて「金沢の鏡餅の飾りって面白いね。赤くて大きなお餅が白の小さいお餅の上にのっていて」
と言ったんですが、たしかにこれは私達が見慣れているのとはちょっと違っているかも。
干し柿がのっているのも面白いなあ。やはりお国柄なんでしょうか?

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それにしても当時の人々がどんな風に生活していたのかを考えると面白いですね?。

当時の人が今の私達の生活を見たら一体どう思うのでしょうか?

ここもおすすめの場所です。ぜひ。
この長町武家屋敷跡周辺も趣がっていいですよ?。

こんな感じです↓

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ひがし茶屋街よりやはりどっしりとした感じがありますね。
個人的にはここは人が本当に住んでいたという感じがして、歴史的にも観光的にも楽しめました?。