こっちでは有名だけど、日本ではまだそれほど有名じゃないかな?ウィル・フェレル主演のコメディ「Blades of Glory」を借りてみました。

http://www.bladesofglorymovie.com/

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共演は「ナポレオン・ダイナマイト」のジョン・ヘッダー。

二人はスタイルは正反対(ウィル演じるチャズはワイルドでセクシーさを売りにし、ジョン演じるジミーは優雅さを売りにしたアイドル路線)の男性フィギュアスケーター。

でも大会ではタイで金メダルを分け合うことに。ひょんなことからつかみ合いの喧嘩となり、連盟から金メダル剥奪と連盟からの永久追放。

3年半をお互いプロスケーターの道からそれて過ごすわけですが、ファン(というかストーカー)から資格剥奪はシングルだけで、ペアなら試合に出場できる、と言われ、昔のコーチを訪ね、なんだかんだの末、昔のライバル、チャズと男同士のペアを組むことに・・・

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もうこのポスターを見るだけで、なんとなくどんな映画か、はわかると思うんだけど、おもしろい!

こういうの、日本ではみなさんすぐ「下品だ」とか言って敬遠されてしまうかと思うんだけど、私はそれほど下品だとは思わなかったです。でも下品なのは嫌い!って人にはおすすめできません。

日本語でこの作品を紹介しているブログなんかをみると「ゲイムービー」だとか「フィギュアスケーターをおちょくってる」とかかかれていますが、そんなことはないです。

主人公の二人はゲイじゃないし(設定としては)、作品自体もまあ確かにゲイの方が好きになりそうな感じを漂わせているけれど、でもだからってフィギュアスケーターをおちょくってるか、っていわれたら、私はそういうふうにはうけとらないですよ。

スペシャル・フィーチャーをみても、みんなが頑張ってフィギュアスケーターを演じているのがわかるし・・・

でもまあ、難しいことは言わず、わはは!と笑ってみましょうや!

正反対の二人がお互いに金メダルを獲るという目的のために団結していくところもよかった。

ストーリーは二人のこの目標を阻む悪役ペアが出てきて、色んな手を使ってくる、それをなんとか乗り越える、というまあありがちといえばありがちなものだけど、それが気になるわけではないし、私はとっても楽しめました。

なよなよしてたよりないジミーがbecame a manになる、というような感じでもあるし、一匹狼のローンスターのチャズが弱さを見せ、友を得る、というそれぞれの成長をも見せてるしね。

ちなみにプロデューサーのなかにはベン・スティラーの名も。

彼は「ドッジボール」もやってたし、こういうスポーツコメディもの、好きみたいですね。

日本では公開はされるかなあ?まあDVDにはなるかもしれないけれど・・・

北米にお住まいの皆さん、すでにDVDになってますよ?。興味がある方はぜひ!