2007年08月02日

Hot Fuzzというイギリス映画を見ました。
http://www.hotfuzz.com/

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これ、公開してたときから気になってたんだよねー。
『ショーン・オブ・ザ・デッド』のエドガー・ライト監督とサイモン・ペッグのコンビの新作ってことで、『ショーン・オブ・ザ・デッド』、すごく気に入ったし、これも面白い、と聞いたので。

今回はサイモン演じる優秀な(というか優秀すぎる)ロンドンの警官がイギリスの田舎町に飛ばされて、何も起こらない田舎の謎を暴く、といった感じでしょうか。

サイモンが今回はクールで優秀な警官、という役をやる、ということ自体がもう笑えるわけで。
脇を固める役者さんもおなじみ、ニック・フロストがまたいい味出していたしね。

ただきっとイギリスにいる人にしかわからない、といった面白さがたくさんあると思うので、そのへんやはりイギリスにいない者(つまり私)にはわからず・・・
でもそうじゃなくても、なんかいかにも!なキャラがいたり、言葉使いとか、面白かった。

ただ個人的には『ショーン・オブ・ザ・デッド』のほうが笑えたな。
前はもっと見た目で笑えるのが多かったけど、今回はダイアログとか、イメージとか、細かいところがわからないと笑えないのかもしれないですが・・・

こっちにきて思うのは、やっぱり映画は原語で見るのと、字幕でみるのとではかなりの差があるということ。
それなりに英語や文化背景っていうのがわかってきて、今まで字幕をそのまま受け入れて、その背後に何かか潜んでいる、というようなことは思ってなかったですが、ほんとうは台詞には出てこないいろんな文化背景なんかがあるんですよね。

もちろん日本語でもそうだけど、やっぱりそれは日本語をわかってる者にはわかるけど、わからないものには、わからない、というしごくあたりまえなことに気がついたのです。
特にアメリカ映画は日本でポピュラーだし、字幕が全て物語ってくれている、と思ってしまいがちだけどね。
特にダイアログで笑わせるコメディなんかは難しいです。
日本で字幕をつける人がどれだけ苦労しているか、と思いますね。字の制限だってあるし・・・

でも私も英語、まだまだ。英語で映画を見るのに苦労はしないけど、やっぱりボキャブラリーも足りないし、まだまだ勉強、ですな。