アメリカで起きた銃乱射事件、あれから数日経って、少しずつ事件の内側が報道されてきていますが、とにかく痛々しいです・・・

加害者が韓国系の男性ということで、同じアジア人として北米に住むものにとって、やっぱり無視できないというか、複雑な思いです。

私は彼を100%の悪者として罵倒することはできないと思うんですよ。

もちろん、彼のしたことはあまりに非道でばかげているし、何があっても人の命を奪うことは許されない。彼のこの行為には1%の支持もしません。

でも孤独感や怒りっていうのは私にも身近なものであって、またその孤独と戦うこと、孤独を打ち破るために葛藤することの大変さというのもわかるんだよなあ。

英語でのコミュニケーションとか、コンプレックスとか、私にもあるから。

だから複雑な思いなんですよね。

こんなこといっても仕方ないけど、彼、もうちょっと柔軟になって、心を開けなかったのかな・・・
もっといい方向にそのエネルギーを向けられなかったのだろうか・・・

と、この事件を通してまたいろんなことを考えています。
自分のことや周りの人のこと、社会のこと、銃規制や人種・・・

生きていくのって難しい。
苦しいこともいっぱいある。
忘れられない心の傷。

だけど、私はやっぱりポジティブに生きていきたい。

大変だけど、せっかくだからそんな大変なこともいい経験だって思って過ごしていきたい。

なんかそんなことを今はとりあえず思ってます。

今回の事件でなくなった人々の冥福と、その友人、家族の人々の心の平静を願います。