Fargoは真っ白な雪景色が印象的でしたが、これに続いてまたまた銀世界の映画をみました。
Eight Belowという原題なんですが、日本では「南極物語」と呼ばれているあの名作でございます。
が、これはアメリカ版リメイク。
http://www.movies.co.jp/nankyoku/

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やっぱり犬好きとしてはほおっておけなかった!

が、実はオリジナルの「南極物語」を見たことがない私・・・
なのでまあ比べることができないわけですけどね。
でも俄然オリジナルが観たくなりましたよ!こっちでも何とか観れそうなので探してきまーす。

ちなみにオリジナルとリメイクの違いを書いているブログを発見!
興味深く読みました。
ますますオリジナルが観たくなる?。

で、このアメリカリメイク版、主人公はジェリーというイケメンに変身!
ジェリーを演じるのはポール・ウォーカー。かっこいいですね。

映画としてはよかったですよー。
まあ犬好きだからね、かなり全体的に甘めに見ちゃってます。
だってねー、出てくる犬がみんないいんだ!
りりしく、そしてかわいい。
やっぱりねー、しぐさとかは犬好きとしてはたまらんですよ。
この作品で演じてた犬はハスキーとかかな?(その辺詳しくなくてごめんなさい)
もうねー、美しいのね、そのたたずまいにしろ、横顔にしろ。
そしてやっぱり他の犬にはない厳しさや頼もしさが顔にあらわれてる感じがしました。

あったかいおうちのこれまたあったかいコタツの中でぬくぬく、幸せ?なんていって甘えたい放題、
3食おやつ、昼寝つきのうちの愛犬ころくんのあのしまりのないあほがおとは大違いです。

あとね、南極の基地に残されてしまった犬たちのその過酷な生活の中での「会話」の仕方がよかった!

観ていて「ほら、これ食べてよ」とか「ねえ、ねえ、ちょっとー」ってワンコたちが言い合っているのが直接耳に届いてくるような感じなのです。

ただオリジナルを見ていない私にも、きっとオリジナルとはかなり違うんだろうなあ、というのはわかりました。

アメリカナイズされているのは仕方がないと思う。
もうこればっかりは仕方ないでしょう。アメリカ人の役者で撮り直しているんだから、映画の背景としてアメリカ社会、文化を下敷きにしてなくちゃおかしいわけだから。

でもねえ、やっぱりディズニーだなあ・・・
もう少し「重み」があってもよかったかと思う。
犬たちの彼らだけの生活のシーンにしろ、ジェリーの心境にしろ、ね。
ラブロマンスをいれるっていうのもやっぱりね、これはいれなきゃいけないものなんだろか。
まあ、その辺子供だけでなくみんなも楽しめるでー、ってことなんでしょうがね。

個人的には犬たちとジェリーの結びつきひとつに焦点を当てたほうがよかったとは思うけども。

でも犬ぞりってすごいよね。
犬たちももちろん賢くてすごいけど、南極の基地にいて犬ぞりして毎日が過ぎるっていうせいかつもすごいなあ、と。
南極なんていうとそれこそ一面雪景色、外に出れば地盤の心配もしなければいけないし、周りには店もなければ何もない、ただただ雄大な自然がひろがっているだけ、というところ。
そういうところでの生活がいかに大変か、とか思いをはせてしまいました・・・