2月3日は節分の日。

なのにすっかり忘れていた私。
マイミクさんたちの日記のタイトルを見て思い出したのです。

これがなんか悲しかったの・・・

カナダにいるという言い訳でなく、ここにいて我が故郷の素晴らしい文化行事を忘れていく自分というのにちょっと自己嫌悪。

日本にはそういう季節ごとのいろんな趣のある行事があって、それは素晴らしいなあと思うのです。
日本人としての自分のルーツみたいなのをこんな小さなところにまで求めてる私っていうのもなんか変だけど、いまさらながらそういう風に思っている自分がいることを発見したわけです。

それはそうと、こんなこといいながらも「節分」についてきちんとした知識ももっていなかったので、調べてみました。

http://www.iimiyazaki.com/season/setubun/main.html

ここで

「五行とは、自然の道理を木、火、土、金、水の五元素の事を表しており、この「金」というのが、硬いとか、厄病という意味があり、鬼の象徴で鬼が金棒を持っているのもこの「金」の象徴です。この「金」の作用をなくすのが、五行でいう「火」に当ります。大豆というのは、とても硬いという事で、「金」に当ります。イコール鬼です。これを火で煎る(火が金を溶かすという火剋金の作用)と同時に、豆まきで外や内にこの大豆がばらまかれて結局、人間が食べてしまうことにより、鬼を退治することになります」

といわれているけど、これはしらなかった。
それで、大豆なんですねー。


なんか節分で自分の日本人らしさみたいなものを失いたくないなあと思ったんですが、それにはもうひとつあるんですよ。

それは日本人らしい気のつかいかた、真面目さって言うのを失いたくないなあ、ってこと。特に仕事場では。
今回具体的に思ったのが、「時間」のこと。

私はカナディアンのラフでイージーなところも大好きだけど、
もう少し仕事場では緊張感をもってやってほしいなあ、と思うことが多いんですよね。

特に時間を守るっていうのがあまりに無視されている気がする。
日本の時間厳守はちょっと厳しすぎる気もするけれど・・・

まあ、目くじらたてて、いつも必ず9時に!とはいわないけど、忙しいときは9時にはきちんと出社していてほしい。

そういう日本では「あたりまえ」のことがこっちではまったくあたりまえにならないのです・・・

でもそういうところに長くいるとどうしても人間って言うのは楽なほうにいきたいわけだから、自分もそういう風になっていってしまうんじゃないか、と思うんですね。


うちの会社のデータ入力の子達をみていると、新しい子が入ってきても、みんな慣れていくと先にいる子達と同じようにだらけてきてしまって、ちゃんと仕事をしなくなっていくんですね。
で、忙しいのに休むし、休憩時間も守らない。
まあ、これは彼女たちに最低限の責任というのを課していない会社のやり方に問題があると思うけど・・・

だってやっぱり休んだあと出社して自分の仕事がたまっていたら、「今日は休めないな」とか思うじゃないですか?
でも彼女たちにとってはそうじゃないから。
休んでも他の人が彼女たちの仕事をやってくれるから、休んでもまったく問題ないわけです。

なんかそういうのがどうもうちの会社だけでなく、ほかでもかなりそうだったりするようなんですね。

やっぱり先に働いている人たちがだらけていると、新しく入ってきた人も「あ、なんだ、こんなんでいいんだ」って感じでだらけてしまって、それは他の部署にいる私なんかにも影響してくるわけです。

そういう人たちの尻拭いをし、真面目に働いてるのがあほらしくなるわけです。

でもそういうのをみているからこそ、自分はそういうのに染まりたくない、と本当に思うんですね。
頑固なだけかもしれないけど・・・

なんかちょっと話がそれたけども、節分からずいぶん思いが飛んでしまった・・・

でもこんな風に思ってる私って「かたい」かしら?

カナダにいるみなさんもその辺はどう思っているのかしら?