今週末も仕事だったのですが、思いのほか作業が早く進んだので(っていっても日曜も仕事だよ!!)帰りに映画Little Miss Sunshineをみてきました。

http://www2.foxsearchlight.com/littlemisssunshine/

fb1e3bfa.jpg



監督はJonathan DaytonとValerie Faristろいう二人で、きいたことないですけど、二人とも一緒に主にミュージックビデオとかの仕事をしてきたようです。

デイブがトレイラーをみて面白そうだから見に行こうよ、ていっていきなり見に行くことになったので、
私は何の予備知識もなかったんですが、これはすごいよかった!
もうとにかく面白く、そしてちょっと心温まるいい映画です。

ストーリーはオリーブという女の子が念願かなって美少女コンテストみたいのの出場権を獲得。
で、なぜか家族みんなでカリフォルニアまで古いバンでドライブすることになるんですね。

父親は「Refuse to lose」といってまあモチべーショナル・スピーカーみたいな学者みたいな人なんだけど、
本を売ろうとしてもどこの出版社も見向きもせず、破産寸前(だから飛行機で行くことも出来なかった)。
母親は疲れてる感じでこっそりタバコを吸い、長男はしゃべるのをやめるというわけわからない典型的(?)ティーンエイジャー。ドラッグ中毒のおじいちゃんと自殺未遂でこのフーバー家に引き取られた母親の兄弟(?)でゲイのフランクに、そして美少女コンテストで優勝することを夢見るオリーブという6人。

このとんちんかんな6人が繰り広げるロードムーヴィーです。
父親にグレッグ・キニア、母親にトニ・コレット。フランクはスティーブ・キャレル(”The 40 years old virgin”の彼ですよ)、おじいちゃんはアラン・アーキンというベテラン俳優。長男ドウェインにポール・デイノ(かな?)という俳優さん。そしてかわいいオリーブちゃんはアビゲイル・ブレスリンという女の子。(ここ→http://www.imdb.com/gallery/ss/0449059/Ss/0449059/00807.jpg?path=gallery&path_key=0449059で写真が見れます)

とにかくみんなとぼけていて、面白い。
でも騒動ぎっしりのたびの中で家族の絆が深まっていくんですね。

グレッグ・キニアはここでルーザーになってはいけないといってもうほとんど意固地になっているんですが、それがまた面白い。彼の出てる映画も結構見てる気がするなあ。
彼、特別目立つ感じもしないけど、主役もはれるし、脇役でもいい味出してるし、うまいですね。
「恋愛小説家」もよかったし、コメディ「ミステリーメン」(私のお気に入り)もやるし、「ユー・ガット・メール」「ナース・ベティ」「スタック・オン・ユー」(邦題はわからないけど。マット・デイモンと共演)などなど・・・

トニ・コレットも私結構好きです。彼女もうまいよね。
スティーブ・キャレルはThe 40 years old virginでブレイクして、これからどんどん出演作が待っている人気者だしね。今回はひげ面だったけど、そのほうがかっこよく見えます。

日本でこれ、公開するかなあ・・・
なんせすっごい有名俳優が出ているわけでもないからね・・・でも期待以上に面白かった!!

コンテストでオリーブが踊るシーンがもう爆笑もの。でもジーンとするんだな・・・
それにしてもジョンベネちゃん事件とかさなっての公開だけど、ああいうのもどうなんでしょう?
本物は見たことないけど、たぶん映画の中で見せてたようにすごいんだろうな。
小さな女の子たちが大人の女性ばりに化粧して、大人の女性のような動きをしたりするわけでしょ。
でもなんか、あれ、こわいですね。全然かわいいと思えないもの・・・

ってそんなのどうでもいいか・・・

とにかくねえ、これ今年一番のコメディと私はいいたい!!ほんと笑いすぎて涙が出ました。
でもオバカ映画でもないし、下ネタ系でもないし。ほんとみてほしい。公開してほしいね、日本でも。