Grosse Pointe Blank(1997)と言う映画を見ました。

George Armitageという監督の作品。
最近ではThe Big Bounceという
オーウェン・ウィルソン、モーガン・フリーマン出演の
映画を監督しているようですが、ヒット作ってないみたい。

邦題は「ポイント・ブランク」。
副題が、すごいよ、「殺し屋の憂鬱」だもん。

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主演はジョン・キューザック。
(ちなみにこっちではキューザックではなく、
クーザックって感じでみんな発音してます)
あとミニー・ドライバーにダン・エイクロイド。
あ、あと忘れちゃいけない、ジョン(John)の姉ちゃんの
ジョーン(Joan)・キューザックも秘書役で出てます。
何で姉弟でこんな似た名前つけるかねえ。
彼女はなんかいつこちょっとあぶない、
きれた感じの役をやってる気がするなあ・・・

ストーリーはまあ日本の副題がいっているように
ジョン扮する主人公はプロの殺し屋なんです。
で、仕事と、プライベート両方で
10年間寄り付かなかった故郷の町に帰るわけ。
で、高校の卒業プロムで約束してたのに置いてけぼりにして、
そのまま会わず、でもずっと心の中で思っていた女の子、
っていうのがミニー。

ふたり、うまくいくのか、というある意味恋愛ものなんだけど、
これはどうジャンルわけしていいのかよくわからないな。
一応コメディかな。

日本では未公開でビデオは発売された、
見たいな作品らしいのもうなずけます。
決してだめだめな作品ではないけど、
あんまり際立ったものがない。

「そりゃないよねー」っていうのばかりで。

でもダン・エイクロイドの弾丸トーク(死語か??)はよかった。
ジョンもそれなりに変な人の役で
くすっと笑わせてはくれるけど。
それより姉さんジョーンのぶっちゃけぶりのほうが印象強いかも。
やっぱり姉は強し、か?

ミニーは私あんまり好きじゃないから、
魅力を感じられなかったなあ・・・

あとミニーふんするローカルラジオDJがかける
(と言うかいわゆる映画作中の挿入曲ですが)
曲がどれもいかにもな80年代のロックなの。
もうあまりに軽そうな音ばかりでちょっと笑えます。

たぶんおすすめしてもみる人はいないだろうな、って作品ですが。
デイブが面白いって聞いて借りてきたのよ。
とりあえずの紹介と言うことで・・・

あ、ちなみにGrosse Pointe BlankのGrosse Pointe は町の名前、
Blankはジョン演じる主人公のファミリーネーム。
Pointe Blankをpoint-blankという熟語
(単刀直入な、率直な、などと言う意味)とかけているようです。