オスカー、皆さんみましたか??

今回はけっこうサプライズが多かった気がします。
CRASHが作品賞なのもびっくり。
ブロークバックマウンテンが総なめすると思ってたので。

ナイロビの蜂(コンスタント・ガーデナー)で
レイチェル・ワイズが助演女優賞
をとったのもよかった。

オリジナル・ソングではヒップホップがノミネート、
ってだけでも
ちょっといつもと違うけど、これが受賞!
アカデミーもリベラルになってきているんでしょうか。

いつものセレブ・おしゃれチェックもかかせません。
今回はミシェル・ウィリアムズ(ここで写真が見れます!)が
なかなか素敵なドレスを着ていました。
彼女、すっごい美貌の持ち主ではないけど、
自分の雰囲気に合ったドレスを選んでいますね。
カナリアイエローのドレスに真っ赤なルージュで
クラシックな感じがよかったです。

それはそうと、いまさらながらなのですが、
ハウルの動く城を見ました!

今回はどうかなあ、とちょっと疑問をもちつつ見たのですが、
やっぱり宮崎作品はすごい!
ということを実感させられました。

素晴らしいね。
見ている間中なんとも切なくて・・・

ハウルの弱さと強さがとても印象に残りました。
彼はきっと疎外感を感じながら育ったのではないか、
とか思いつつ。
そういう孤独に慣れてしまった彼の弱さがいとしいというか。

ソフィーはある意味理想像とでもいうほどの強さがあるけど、
ハウルはもっと人間くさいというか、
共感できるキャラクターでした。

その他のキャラクターもみんなよかったね。
荒地の魔女なんて、すごいインパクト。
でも憎めない。さすがです。

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残念ながらオスカーを逃してしまったけど、
とってほしかったなあ、と思う。
オスカーをとった「ウォレス&グルミット」を見ているんだけど
(まだ見終わってない)、かわいいし、
楽しめる作品ではあるけど、
ハウルの深さが作品にないものね。

でもアニメって子供向けとか、
気軽さを重視してるところが業界の中にも
世間にもあると思うので(とくに北米では)、
仕方ないかなあと思う。

でも現実逃避のアニメではなく、
もういう人間社会を反映させた、
美しいだけでない人間の姿を見せる
アニメって大切だと思う。
ハウルではそういうところと
プラス、アニメらしいファンタジーさも持ち合わせているし。

こっちではどうしてもまだまだ
アニメ=子供という感じなので。
英語吹き替えをちょっと聞いても、
いつも子供っぽいサウンドになっちゃってるのも
そのせいでしょうか・・・

日本語オリジナルの声もみんなよかった。
ソフィーの温かみのある声はさすがだし。

みんなそれぞれキャラに合ったいい声。
宮崎監督のプロとしての声選びはさすがです。

ストーリー的に一度見ただけでは
細かいところとか理解できてないので、
もう一度みたい。DVD買おうと思います!

あと原作も読んでみたいなあ。
ちょっと探してみます。

みんなはとっくにハウル、見たと思うけど、
このキャラが好き!とか感想とか聞きたいです!
コメント待ってますよー。