最近映画ばっかりですな、ブログ。
ごめんよ。
もう少し幅を広げないと、とか思うんだけど・・・

オリンピック、始まりましたねえ。
こっちで開会式を一応見ました。
でも、始まるまでが長くて(こっちの放送で)
選手入場みたいの、
あれでカナダ、日本を見てやめてしまった・・・。

日本ではモーグルの上村愛子さんとかが
なんだか話題のようですが、
私は日本にいないので、
まったくその辺のことがわかりません。

でも、カナダではそういう風に選手が
話題になってる感じがしないのよねえ。
ある意味、みんな興味なし・・・。
まあテレビとか見れてば、それなりのとりあげてるけども、
日本のようなもうみんなが知ってる、
とかアイドル化してるっぽい感じ?はないねえ。
まあ何にしてもこっちは個人主義って言うか、
みんながみんな同じものに集中する
っていうのがあんまないんでね。
たまにそれも悲しい気がするけど。
特にこういうオリンピックとかは。

それはそうと、今回も映画の話です。
えー、オスカー前ってことで、
少しはオスカーノミネート作品を見よう!ってことで、
第2段でございます。

今回はMurderball
(マーダーボール。日本ではまだ公開していないのかな?
詳しくはここをどうぞ)
というドキュメンタリーを借りてみました。

北米では2005年夏に公開されてたようで。
私も公開されたとき、気になっていたんだけど、
劇場には行かず。
でもまあノミネートされたっていうし、
それならば見てみよう!ということで。

マーダーボールというのは日本では
ウィールチェアーラグビーと呼ばれているのかな?
車椅子でラグビーをするってやつです。

アメリカの現役のズーパンという選手と
元選手で撮影当時アメリカのライバル
カナダチームのコーチ、ジョーを軸に、
アテネオリンピック(というかパラリンピック)の
試合までの選手たちの様子を描いた作品。

といっても、スポーツマンとしての
アテネまでの道のりだけでなく、
ハンディキャップとしての彼らの生活も追っていっています。
でもこれがじめじめしたのじゃなくて、
とってもオープンでして。
選手はみなさん若い男性ってことで、
性生活にまで話は及んでます。

あと、印象に残ったのはジョーの家族、特に息子との関係。

それからバイク事故で車椅子を
使うことになったばかりの青年と
ズーパンとの出会いまでも挿入されていて、
まさにかれらの「これから」「今」「その後」
というのを登場人物を変えて見せてくれるあたり、
うまいなあ、と思いました。

ハンディキャップのイメージが変わる、
と言うようなことをどこかのレビューで読んだけど、
私としては
「まあ彼らも北米の普通の若い男の人なんだよな」
っていうのが彼らの話し方とかを聞いて思ったかな。
もちろん、障害があるからふてくされちゃうんじゃなくて、
それを活かして、頑張ってる姿はやはり
すごい!の一言ですが・・・

ドキュメンタリーって言うとどうもこう
硬いイメージがあるかもしれないけど、
これは笑いあり、なのでおすすめです。
ぜひオスカー
(ベスト・ドキュメンタリーにノミネートされております)
とってほしいですね。