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週末いかがお過ごしでしたか??
こっちは今週30度を越してとりあえず夏の終わりにもう一度暑くなっている、という感じ。

うちらは久しぶりにダウンタウンへ。
ブーツを買いたいと思ったのだけれど、なかなか思ったようなものにめぐり合えず。

それから映画「ホテル・ルワンダ」(オリジナル・タイトルはHotel Rwanda)を見ました。
去年のトロント映画祭で最優秀賞をとった作品。
94年のルワンダ内戦で1000人以上もの人の命を守った男性の実話です。

といっても彼は政治家でもなんでもなく、ホテル・マネージャー。
虐殺の標的となったツチ族の妻をもつフツ族のポールが家族と他のツチ族の人々を守るんですが、感動的というより、やはり重く考えさせられる映画です。

自分だけ、または自分の家族だけを守ることで精一杯になるような状況の中で
そういう自分本位の気持ちを捨てるということができるのがすごいです。
自分だったらできないだろうな・・・。

ぜひ見てほしい映画なのですが、日本ではまだ公開予定もないってことで。
いい映画なのにどうして??政治的なこと??
ビジネス的なこと??

で、日本でもこの映画を見たい!という人たちがキャンペーンを行っていまして。
それが『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会です。

私もオンラインの著名をさせてもらいましたが、ぜひ公開してほしい!
っていうか、くだらない映画はすぐにでも公開されるのに、こんないい映画が公開されないなんて信じられん・・・。
(ホアキン・フェニックスとかでてるし、作品も、俳優たちもオスカーノミネートされたって言うのにねえ)

あと私はDVDでみたので、フューチャーでメイキングとかが見れたのですが
これもとても興味深かったです。
ポールさん本人のインタビューや彼が奥さんと一緒にルワンダに戻るシーンとか(彼らは今ベルギーに住んでいるそうです)。

こういう内戦や戦争は今も世界で繰り広げられ、罪もない人々が命を失っている・・・。
少しでも平和な世界に近づくためにも、ぜひ多くの人に見てほしい映画です。