そして手術当日。

まずは前日はまったく普通に生活。
会社にも行って、同僚に私がいない間のもろもろの仕事の引継ぎの確認をしたり。
ご飯もしっかり食べましたよ 。
ただ夜12時を過ぎたら何も食べない、飲まないように、とのことでした。

当日は朝も何も食べませんし、水も飲まず。
手術は1時からでしたが、11時には病院に来てね、と言われていました。
そこで簡単なまた書類的手続きを行い、手首にIDバンドを巻かれ、ガウンに着替える。
それからまたナースによる最終確認。
その後手術に向かうまで何度も「薬のアレルギーはあるか」というのを会うスタッフごとに聞かれたなあ。

これが終わると点滴開始。
後はひたすら待つ。
途中で外科医のアシスタント・ドクターとか、ナース、前にも会った麻酔の先生などの訪問もあり。
この間はずっとデイブも付き添うことが許されていました。

そして30分くらい前くらいからかな?詳しくはわからないですが、抗生物質の点滴も開始。
でもねー、これが始まったらなんか気持ち悪くなってきちゃって。
アレルギーがあるわけではないと思うんだけれど、合ってなかったのかなー?

手術室へはナースの後をついて、自分で点滴のあの支柱っていうの?あれを引きずって歩いていきます。
これは病院によって違うようですけど。

そこで手術をするスタッフを簡単に紹介され、といってもナースもアシスタント・ドクターにもすでに会っていたし、あとは一人新しいアシスタント・ドクターがいただけ。
台に登って、モニターにつなぐから、といろいろやっているうちに麻酔の先生が来て、「じゃあ、麻酔を入れるねー」と。

で、結局は執刀医の先生に手術前に会うこともなく。
本当にあの先生が執刀したのか?って感じですが、デイブとデイブママによると、私の手術が終わった後、ちゃんとこの先生が来て、「終わりましたよ」云々の話をしていった、ということなので、そうなのでしょう。

あとはもうあっという間に意識がなくなり。
それこそ、数秒でノックアウトです。
意識がなくなっていく感覚すらなかった。

麻酔の先生からは麻酔がかかっている間は意識がなくなって、自分でちゃんと呼吸ができなくなるから、チューブを入れますよ、と言われていました。

たしかに目が覚めた後、喉がちょっと痛かったもんなー。

目が覚めた後は、やっぱりかなり朦朧としていて、目が覚めてすぐにスタッフが来て話しかけられたんだけど、なんだったかなー?覚えてないわ。

覚えてるのは、「氷はいるか」とか聞かれたことくらいかなあ?
で、うつらうつらしているうちに病室に移動。
自分でベッドにスライドして、担当のナースが来て、すぐにデイブも来て。

が、私は痛みはほとんどないんだけど、とにかく気持ち悪くて。
とはいっても、ほとんど1日何も食べてないんですけどね。
あと点滴のせいなのか、やけにおトイレが近くなる。
それで立ち上がるたびに気持ち悪さ倍増。
横になっているうちはまだいいんだけれど。
なのでナースにそのことを言ったら、それ用の薬を点滴してもらうことに。
これでずいぶん楽になりました。

部屋は二人部屋で、私はもともと一夜だけの入院なので「ショート・ステイ」と言われるエリアに。
同室の人とはちゃんと紹介しあう暇もなかったし、間はカーテンでさえぎられているので見えないんですよ。
でも声を聞いたり、トイレに行く時にちょっと見たところだと、若い女性。
というかティーンエイジャーかな?
彼女のお母さんはとてもよい方で、きちんと挨拶してくれて、「同室だから何かあったら私に言って」とか言ってくださって。

訪問時間は夜9時までとのことでしたが、デイブは7時くらいには帰って行きました。
次の日はデイブもまた仕事に戻らきゃいけなかったですし、雪もこの時点で降り始めていたのでね。

でも、この部屋に来たのが何時だか覚えてないからなー。
手術は2時間くらいって言われていて、その後、麻酔から覚醒するまで1時間くらい他の場所にいたのかな?
だから多分4時くらいには来たのかな?

部屋に来て結構すぐ(と私には思えた)夕食が来て、私は気持ち悪いし、どう考えても食べられないと言ったんだけれど、「できればちょっとでも食べたほうがいい」とか言われて。

でもジュースを飲むのが精一杯でした。

ただ全然手をつけていなかったから、その後もこの食事トレイが持ち去られることなく、翌日朝までテーブルに置かれていました。

デイブが帰ってから、気持ち悪さもようやくおさまって、ちょっと食べておくかなー、と思って蓋を開けたら、なんかハンバーグ(本物の肉か、ベジタブルのなのかはわからず)にご飯と冷凍野菜みたいので、正直「げげっ」と思いました。
手術直後でこれ?食べるの?って。

でもとりあえず、一口だけ口に入れて、「やっぱりだめだ」とやめました。
まあ点滴で栄養補給はされてるから、食べなくてもお腹はすかないのだけれど。

入室後、翌日去るまで、何時間おきに血圧と体温測定が何度も。
夜中にも起こされて。
といってもほとんど熟睡はできなかったので、誰かがベッドの横に立つとわかって起きましたけどねー。

私が入院している間、担当ナースが2度替わって、計3人ケアをしてくれましたが、最初の、一番長くかかわったナースの方が、ちょっとなんていうか、ぶっきらぼうというか・・・
血圧は機械で腕を締め付けてやるものなんですが、これの締め付けがすごく強かったみたいで、何度目かのとき、血液検査のための採血をというときに来た他のナースのかたが「あら、血圧検査機の締め付けがきつすぎて、あとが残っちゃってるわ」と。

あとで見てみたら、赤い筋がいくつも・・・
担当のナースの方は多分私の腕なんか見ずにやっていたからわからなかったんでしょうけど。
未だにちょっと痕が残ってます・・・

でもその後の夜中の担当の方はとっても優しかったし、朝の方もよかった。
ただこの二人との接触はほとんどないに等しいくらいだったんですけどねー。

あと困ったのは、同室の女の子。

デイブがまだいたときから、家族の方が二人くらい見えて、ずーっとしゃべっているんですよ。
それが小声ではなく、けっこう大きな声で。
私はそのときはまだ気持ち悪くて話すような気分でなかったから、デイブともちょこちょこ話すくらいで、あとはひたすらうつらうつらしているような状態だったんですけど。

デイブが帰ってからも、家族の訪問時間は夜9時って言われていたけれど、お隣さんは11時くらいにもまだいました。
彼女が若いから特別待遇だったのかも。

私はそういうこともあろうかと、いつも通勤時に使っているノイズ・キャンセレーション・イヤフォーンを持ってきていたので、これが大活躍。
ほとんどずーっとこれをオンにしつつ、音楽を聴きながらうつらうつらしてました。

ちなみにお隣さんの家族は11時くらいまでいたというけれど、病人の彼女はそれより前に寝ていたのか、家族の方も同じベッドで寝てたよ・・・
でも多分あとでナースに起こされたかして移動したのか、帰ったのか。

それでしばらくは静かになったのだけれど、ようやく眠りに落ちるかなーってころ、また血圧の時間。
それでお隣さんも起こされて、それからがねー、参ったんです。

どう参ったか、はではまた次回に。

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