ではそろそろ、私の手術のことについて書きましょうかね。

今回、甲状腺の右半分をとるという手術をしました。

もともとはもう何年も前のことになりますが、体のことで気になることがあったらすぐにファミリードクターのところへ相談に行くようにしていました。
30過ぎたし、婦人病関係のこともチェックしたいし、ということで、まずはエコー検診をしました。

そのとき、胸にちょっとしこりがあるようだから、ということで専門医に会ったときのこと。
胸のほうは問題ないでしょう、とのこと。
(そう言われるまでに何度かこの先生のところに通院していました。大体は数ヶ月待って、また検査して様子を見ましょう、みたいなことで)
がその専門医の先生がちょうど頭と首を特に専門としている外科医の方だったので、その前にデイブから「首の横がちょっと出っ張ってるよ」と言うので、ついでにそのことをこの先生に相談しました。

そこでまた検査をしたりして、そのときはまあ、大丈夫でしょうとのことで。

それから約1年くらい経ちまして、ファミリードクターが年1回の健康診断の際に「首のほうももう一回検査しておきましょう」ということでまたエコーを。
そのとき首だけでなく、一緒に甲状腺も含まれていました。

そして甲状腺になにかできものがあるようだから、ということでendocrinologist(内分泌学の先生)を紹介してもらいました。

エンドクリノロジストとは主にホルモン関係のスペシャリストで、糖尿病なんかもこのスペシャリストがかかわることが多いようです。

ここで、エコーしながら生体検査というのをやり(といってもカナダではこういう検査はまた別のところで別の日にやらなければいけないので結構面倒)、その結果が悪性とも良性ともいえないけれど、グロウス、つまり何らかの動きがあるようだから、どっちにしても取ってしまったほうがいいでしょう、と言われました。

それで今度は外科医の先生にこれまた紹介され。
ちなみにこの先生は以前診てもらっていたのとは他の先生です。
というのも前の先生はもうかなりお年ですでにリタイアされていたので。

12月中旬ごろにこの先生と会い、簡単な手術の説明を受け、あとは手術の日程が決まったら連絡するね、と言われ。

そして1月中旬に外科医の先生のオフィスから「手術は29日でどうですか?」と電話がありました。
最初は「うわ、あと2週間で?」と急なことでびっくりしたのですが、ちょうど仕事も落ち着いてき始めたころだったし、どうせならさっさと終わらせてしまったほうがいいので、「お願いします」ということに。

ちなみに何が原因とかはわからないんですよねー。
というか、外科医の先生に会ったときも、その場では動揺したりしているわけではなかったんですが、会った後に「もっと聞くことがあったよなあ」とか思って、「何が原因なんでしょう?」ということも聞くことすら思いつかなかったという。
だからやっぱり緊張してたんだろうな。

私は小さいころに股関節脱臼で手術したことがあるらしいのですが、私自身はまったく覚えていないんですよ。
だから物心ついてからは初の手術。
普段、ドクターに会うのにも英語でのやり取りで問題があったことはないので、そういう意味での心配はなかったですが、やっぱり手術って言うとねー、よくあることじゃないですしね。

また来週、術後のフォロウアップで先生と会う予約を入れているので、そのときに聞いてみましょう。

さて、ここからがばたばたで(笑)。

まず落ち着いてきたとはいえ、仕事はまだやることが多く。
特に2つのプロジェクトがこの手術前に終わらせたいというものでして。
が、いつものことですが、クライアントから必要なドキュメントが送られてこない・・・
手術後のお休みのときに家から仕事するはめになるのかなぁ、と心配していましたが、結果、クライアントのほうがまだまったくこのドキュメント作成に手をつけていないと言うことがわかり、いつそれができるのかまったくわからない、と。
だからまあ多分私が仕事復帰してからになるんじゃないか、ということで、まずはほっと一安心。


ちなみに「2週間仕事は休んだほうがいい」と外科医の先生に言われ、その旨を会社のボスたちに言ったら、もうほとんど病欠や有給は残っていないんですが、手術と言うことでその間もちゃんとお給料は支払われるということで、これも一安心。


それから手術前にファミリー・ドクターに会い、手術の行われる総合病院からもらった問診表みたいなものを書いてもらいに。

今度はそれを持って、病院に行って、これを提出(自分でも病歴とかいろいろ書くものがありました)、それからそこで薬剤師さんに会って、どんな薬を処方されているのか、薬のアレルギーはあるか、などを聞かれる。
その次はナースによる、これまたいろんな質問。
すでにアンケートでもう書いたようなことばかり聞かれるんですけどね・・・
血圧測ったり、手術当日、翌日の流れを教えてもらったり。
そして次が麻酔科の先生に会い、また同じような質問・・・

でも病院のスタッフは皆さん、フレンドリーでよかったです。
最初に書類的な手続きをするスタッフのところでは若い女性スタッフが3人くらいいて、私の手続きが終わって、薬剤師さんを待っている間はラジオに合わせて歌を歌ったりしていて、かなり陽気。

日本でこんなことがあったら、多分けしからん!と苦情がきそうですけどね。
ここ、手術前の手続き科ですから、みんな、まあシリアスな人が来るわけで。
でもこの日は待っている人も私だけだったから、というのもあるのかも。

ナースの女性も「ここ数日間、すごい忙しくてクレイジーだったんだけど、今日はなぜかすごくゆっくりなのよ」なんて言ってたし。

麻酔科の先生は来たとたん「君は日系?」と。
私の名前を見ての質問だったのですが、兄弟が日本人と結婚して、東京に住んでる、とか言ってたかな?
この先生も名前を見ると韓国系の方のようでしたが、それで日本に行ったこともあるとかで、とてもきれいな発音でいくつか日本語のフレーズを話してくれたりして。

私がカナダで会ったドクターたちというのは大体フレンドリーな方が多くて、運がいいのかな。


さて、これであとはもう手術当日を待つのみ、です。

それについてはでは続きで・・・


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