せっかく暖かくなってきた(といってもマイナスの気温でないというだけですが)トロントですが、なのに、なぜか今ここ1週間くらいはガーデニング熱がちょっと下降気味でした。
でも、そろそろ始動し始めないと、という感じなので、気持ちを入れるためにも、今日はガーデニングの話を。
図書館で借りたガーデニングブックの紹介、3冊借りた中の最後がこちら。
でも、そろそろ始動し始めないと、という感じなので、気持ちを入れるためにも、今日はガーデニングの話を。
図書館で借りたガーデニングブックの紹介、3冊借りた中の最後がこちら。
Clematis For Small Spaces by Raymond J. Evison

私はクレマチス好きなので・・・
著者のレイモンド・J・エヴィソン氏はクレマチスの育種家として有名な方で、レイモンド・エヴィソン・クレマチスというクレマチスのシリーズも出ています。
日本語ではこちらをどうぞ。

たくさんの種類のあるクレマチス。
うちにあるのはポーリッシュスピリット2苗、ヘンリー、ヴィル・ド・リヨン、スウィート・オータム・クレマチス、そしてこのエヴィソン氏の手がけたクレマチスコレクションの中からはザラとフランシスカ・マリーを去年お迎えしました。

(↑去年のうちのザラ)
クレマチス好きとはいいながら、まだこれだけですが、本当はもっと植えたい・・・
ということで、借りてみました。
クレマチスはどのプルーニングタイプに入るかによって手入れの仕方が変わるので、それがわかっていればいい、と思っていましたが、やっぱり品種ごとにいろいろな違いがあり、面白いなあ、と思いました。
クレマチスのいろいろな品種の詳しい説明も載っていますが、他にもボーダーでどういう風に使うか、とか、どの植物と合わせたらいいか、なども詳しく記載されています。

面白かったのは、このエヴィソン氏が手がけている新しいクレマチスの育成について。
エヴィソン氏のクレマチスの特徴は、この本のタイトルにもなっているように、あまり大きくなりすぎず、長い間お花が楽しめて丈夫なクレマチスであること。
若いころからずっとクレマチスの育種に関わってきたエヴィソン氏ですが、多くのガーデナーがクレマチスは育て難い(やっぱりあの剪定の仕方のせいですかね~)とか、大きな庭がないと育てられないのでは?と思っていて、クレマチスを育てることから遠ざかっているのでは?と思い、もっと多くの人にクレマチスのよさを知ってほしいと取り組んでいるそうです。
そのパートナーを組んでいるのが、ミニバラ、ポットバラで有名なデンマークのポールセン・ローズ社というのでびっくり。
でもそうきくと、なんとなく頷けるところもあり・・・

うちにはポーリッシュスピリットがドーンと広がるし、反対側にはスウィート・オータム・クレマチス。
この二つが広範囲をカバーしてくれるので、今はそれほど広がらないタイプが気になっているので、必然的にエヴィソン氏のクレマチスに目が行くのです。
でもバックヤードにガーデンシェッドを設置したら(いつになるかわからないけれど・・・)、これを覆い隠すようにまた広がるものも植えたいなあ~。
エヴィソン氏、自ら新しいクレマチスの育成をするだけでなく、いろんなクレマチスを世界に広めても来ているのですね~。
で、ポーリッシュ・スピリット、あんまりポピュラーではないようですが、この本の中では、「素晴らしいパフォーマンス」的なとてもいい評価がなされていて、なんだか嬉しくなってしまいました。
まだガーデニングを始めたばかりの1年目に、蔓ものにひかれて、クレマチスのこともほとんど何も知らず、ホームセンターで紫で一番苗の状態がよいというだけで買って植え付けたポーリッシュ・スピリット(↓)。

これがまさかここまでうちの庭の主役になるようになるとは思ってもなかったなあ~。
これでクレマチスのよさにすっかり開眼し、毎年増やしている、というわけです。
蔓状に伸びないタイプのクレマチスも興味があるし、フロリダ系やベルタイプの子も気になる。
今年はどの子をお迎えしようかしら、そう考えるのがやっぱり楽しいです!
もうちょっと暖かくなってきて、バックヤードの雪も融けたら、剪定して、誘引しなおさないとね・・・
と、ちょっと本の紹介からずれてしまいましたが・・・
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すごーい、クレマチスがとっても綺麗!
私は縁がなくて、枯らしたり、ひっこしでおいてきたり・・・あ、一つだけこの家にあるんでした(笑)
でも、こんなにモリモリと生い茂るものなんですね?!
そちらも少しずつ春がちかづいているようですね。
これからのガーデニングシーズン、またお庭の様子をみせてくださいね。