さて、今ごろになってまたまたガーデニング熱が上がってきている私。とはいっても今現在の庭というよりは来年のための構想から。
この間は球根を買って来たという話をしましたが、それだけでなく種から育てるペレニアル、アニュアルも待機中。

オーダーしていた種も数日前にようやく届きました!
来年はもっと多くのポピー、それにスイートピーやオルラヤ、スカビオーサなどもまく予定。

思った以上にたくさん新しく植える球根&種があるので、そんなスペースはあるのだろうか?と言う感じなんですが、来年は来年でまたガーデンベッドを拡大するでしょうし。
将来(いつになるのかまったく未定)、ガーデンシェッドを置くであろうコーナーも、そのためにあけたままにしていたけれど、多分来年も買えないと思うので、そこを種から育てるアニュアルのエリアにできる!

ちょっと前にそのためにもアニュアルを植えていたところの土も耕しました。
今週末はこちらは月曜日が祝日、私は先週とるはずだった有給を今週末にずらして4連休!
なので久しぶりに本格的な庭作業をしようかと計画中。頑張ってまた土掘りしますかね。

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来年はグラベル(砂利)・パスも設置したいなあ。それにステッピングストーンも配置して・・・
あとはガーデンベッド、もうちょっとカーブのあるものとかにしたいなあ。でもそうなると、全体的なデザインを見直さないとダメかなあ?
とりあえず一部分だけ、半円形の煉瓦積みのレイズド・ベッドにするか・・・

さて、同じようなことは去年も言っていたような気がするんですけれどね。何しろお財布と自分の体力と時間との相談なので。


いつもガーデニングブックを眺めたり、他の方のガーデニング・ブログを見ては、感嘆のため息をついています。
四季それぞれに楽しめるお花を途切れさせない植栽。高低差をつけたり、カーブをつけて、その先に何があるのかわくわくするようなランドスケープ。
狭い庭でもそれぞれ「ルーム」を作っていたり、ポンドなどのウォーター・システムの導入、などなど。

うちの庭もこんなだったら・・・これくらい広さがあれば・・・もっとお金がかけられたら・・・
放っておくと、ため息ばかり、嫌になってしまうので、方向転換。
上を見たらきりがありません。

そうではなく、今の自分の状況にあったガーデニングをどう楽しんでできるのか、を考えます。
もちろん理想の庭からは程遠いけれども、それでも十分庭にいることを楽しんでいるし、肉体労働もものともせずやっている自分がいるわけですし。
そして、庭がなかった頃のことを思えば、今、狭くても庭があることが、まず幸せ。そう、そこを忘れちゃいけないのですよね。

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ということで、まずは現実的にできそうなところから。
まずは、植栽です。
図書館でイギリスの有名なガーデナーであるクリストファー・ロイド氏の本を借りてきました。
Succession Planting for Year-Round Pleasureという本です。

Succession Planting For Year-Round Pleasure
Succession Planting For Year-Round Pleasure
クチコミを見る


季節ごとの同じガーデンエリアの写真がいくつも載せてあって、花を途切れさせず楽しめる植栽が紹介されていて、とても勉強になります。

ちなみに今はもう亡きロイド氏ですが、彼の素晴らしい庭はきちんと守られていて、一般公開もされているようですね。
http://www.greatdixter.co.uk/


早春は球根類。クロッカス、チューリップ、それから夏にかけてユリやアリウム。そして春になるとバラ、ジギタリスなどのペレニアル。
夏はアニュアル。ポピーやレースフラワー。夏後半にはポピーが植わっていたところにカンナが植えられたり・・・その間にシュラブ、エヴァーグリーンなどなど。
もちろんもっとたくさん植えられていますよ。今あげたものはどれも自分が気になっているものだから目に付いて、覚えていただけです。

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今までガーデニング初心者の私は一つの場所に一つの植物を植えることしか考えられませんでした。
まずもって、その植物がどんな風に育って、どのくらい大きくなるのか、どんなお花をどのくらい長く咲かせてくれるのか、咲いた後はどんな風景になるのか、も具体的にわかっていなかったのです。
とりあえず、植えてどうなるか見てみる。
それが最初の1年と今年でした。

今年、2年目、ようやくもうちょっとここにこういうのがあればなとか、この時期もっとお花があれば、と言うのが見えてきました。

早春に咲く球根類を春や夏に育って咲くものの根元に植えたり、種で育つアニュアルをペレニアルの隙間に植えたりということができるのだよな、と。

ガーデニングを始めてすぐの頃は、植えたら植えっぱなしで毎年花が咲くペレニアルやシュラブばかりを選んでいました。
アニュアルは1年しか持たないし、コスト・パフォーマンスが低い、と思っていました。

でも今年、種からいくつか育ててみて、その楽しさもわかってきました。
それだけでなく、種から育てられるものは、それがまた種になって、来年につながるわけで、コスト・パフォーマンスは低いわけではないんですよね。

しかも今までは何もない庭にきっちり定着できるものばかりを望んでいましたが、それなりに植物も増え、今度は毎年植える場所を簡単に変えられるアニュアルのよさにも気がつきました。
今年まいたところがベストではなさそうならば、来年はもっとよさそうなところにまいてあげよう。そうやって考えるのも楽しいです。

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それまでは自分の中で、失敗をおそれて、無難に植えることしか考えられませんでした。
それはもちろん経験不足と言うのも大きな原因のひとつ。

でも無難に植えるからこそ、季節によってはぽっかり空間が空いてしまうような庭になりかねません。
冬や早春の庭の寂しさもしかり。

花が始まる前や終わった後の葉っぱの緑だけの状態も、大好きです。
でもその緑がもっと映えるような植栽をしたい。
そのためにも、アクセントでちょっとどこかしら咲いているものがあったら素敵ですよね。
または違った葉色やテクスチャーのフォリエッジを持ってくる、とか。

バックヤードはプライベートな空間。
つまり、そこは自分の実験場所となりえる。だからもっとアドベンチャラスになってもいいのではないか。
そう2年目にして思えるようになりました。

だって、ガーデニングって、こうやっていろいろ違う種類のものを育てたり、同じ植物でもどこに持っていくかで違う雰囲気になるのを楽しんだりするのが醍醐味ですものね。

終わりがないのだから、もっと冒険してみよう。


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