ウディ・アレン監督の新作「 Midnight in Paris」です。

日本では5月に公開予定のようです。
http://midnightinparis.jp/
ストーリーはWikiから↓
「映画脚本家で処女小説の執筆に悪戦苦闘中のギル・ペンダー(オーウェン・ウィルソン)は婚約者のアイネズ (レイチェル・マクアダムス)とその裕福な両親とともにパリを訪れる。ギルはパリに住みたいとさえ考えているが、アイネズはマリブに住むと言って聞いてくれない。2人はアイネズの友人ポール(マイケル・シーン) と遭遇し、ともに街を回る。アイネズはポールを気に入っているものの、彼が偉そうに語る歴史や芸術の薀蓄には間違いが多く、インテリぶったポールがギルにはどうにも鼻持ちならない。
ある夜の12時、ギルは酒に酔ったままパリの街をうろついていると、アンティークカーが止まり、車中の1920年代風の格好をした男がギルに同乗しろと言う。そして向かったバーには、コール・ポーター、ジョセフィン・ベーカー、F・スコット・フィッツジェラルドと妻ゼルダ、そしてアーネスト・ヘミングウェイがいた。そこでギルは、彼が愛して止まない1920年代に来ていたことに気づく。」
アカデミー賞にもノミネートされているから、というだけで借りてみました。内容は事前にほとんど知らず。
実は私、あんまりウディ・アレン作品は今までもいくつか見てきたけれど、いまいち理解できず。
なので、これも多分わからないんだろうな、と思いつつ見たんですが・・・面白かったです。
ウディらしさはもちろん健在。「とにかくパリの美しさを映画にしたかった」という監督の思いは十分伝わってきました。
作中でギルが出会う、大物作家や画家たちの登場も楽しい。
オーウェン・ウィルソン、個人的にはあまり好みの俳優ではないんですが、好演。役にぴったりはまっていました。
レイチェル・マクアダムズは今まで顔と名前だけ知っていて、彼女の演技を見るのはこれが初めてかな?グッド・ガールなイメージがありましたが、等身大でありつつもちょっと嫌な感じの役をリアルに演じていたと思います。彼女のファッションを見るのも楽しかった。
マイケル・シーン、私、結構好きです。彼はもっと評価されてもいいと思うんだけどな~。
派手さはないかもしれないけれど、いつも作品ごとに違った顔を見せてくれる役者さんです。
他にもマリオン・コティヤール、キャシーベイツ、エイドリアン・ブロディ、カーラ・ブルーニなど、豪華な顔ぶれが登場します。
レア・セイデューと言うパリの骨董品の店員役を演じていたフランス人女優さん、出番はそんなに多くないんだけれど、印象的でした。
彼女、ミッション・インポッシブルの新作にも出てるのね。これからどんどん活躍する若手女優さんのようですね。
ゴールデン・グローブでは脚本賞をウディが受賞していたけれど、オスカーはどうなるかな??
近所の映画館でも上映してくれるといいな♪
今上映中の映画で観たいものがたくさんあるのに、寒さに負けて映画館にいけず、どんどん上映が終わっていくよ...DVD待ちがすでに3本(笑)