ちょっと久しぶりに音楽の話を。ここ最近はずっと男性シンガーを紹介してきたので、今回は私の好きな女性ソウルシンガーを。
 
ケリー・プライスの新譜。その名も「ケリー」。

Kelly
Kelly
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http://www.kellyprice.com/kelly/index.html
 
普通はデビューアルバムに自分の名前をもってくる、ということが多いですが、彼女、すでに何枚もアルバムを出している言うなればベテラン。
でも今ここで自分の名前を入れてるのも、この新譜を聞いて納得。
 
彼女、マライア・キャリーとかのバックヴォーカルなども務めて、その後ソロデビューも果たすも、なかなかヒットに恵まれず、ここ最近はゴスペル系での活躍のほうが印象に残っていたんですね。
でも、ようやくカムバック!
 
今回はゴスペルっぽい曲はほとんどなく、ソウル、R&Bのアルバムに仕上がっています。
 
何よりもやはり彼女の圧倒的なヴォーカル!
最近は彼女のような迫力のある声よりももっとソフトなソウルシンガーのほうがどうしても聴きやすいせいか人気ですが、でも私は彼女みたいな歌いっぷりのいいシンガー、大好き!
声の弱さをバックグラウンドでカバーしちゃうようなシンガーも多い中、彼女はそんなことは必要なし。堂々と歌い上げられるシンガーです。
 
このアルバムは乗りのいいダンスチューンっぽいのもあれば、様々な苦労をしてもここまで歌手として続けてきた彼女らしいメッセージソングなど、どれも聞き応えばっちりです。
全体的に歌詞はどっちかというとネガティブではあるんですが、でもサウンドは明るかったり、というのがあるので、くらい印象はなし。
 
私は「Lil Sumn-Sumn」のミドルテンポチューンや迫力のある「Vexed」のノリのいいサウンドがお気に入りです。




「The Rain」もクラシカルなバラッド。彼女の歌のうまさが際立つ曲です。
 
とにかく、彼女のカムバック、嬉しかった!これからもぜひ頑張ってほしいです!