スティーブン・キングの「アンダー・ザ・ドーム」をオリジナルで読みました。

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http://www.stephenking.com/index.html

ハードカバーでもないのに本の厚さが5センチくらいあって、1000ページ以上と言う大作。

その名の通り、ある日突然小さな街がすっぽりと透明なドームで覆われてしまいます。
ドームがどんな物体でできているのか、なぜ突然現れたのかもわからず、人々は閉鎖され、パニックに陥ります。

まだ日本ではこれから発売なのかな?

Under the Dome
Under the Dome
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http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784163804705

なので、あまり詳しいことはここには書きませんが、いやあ、すごい、面白かった!
長いけれど、本当に飽きさせないんです。スティーブン・キング、さすがです。

キング氏はこの本の執筆を70年代後半から80年代初頭にかけて2度ほど試みながら、お蔵入りになっていたんだそうです。2009年にようやく発売になりました。
あとがきでも登場人物の多さに戸惑っていた、というようなことが書かれていましたが、確かに、多いんです。途中までは何度も「あ、この人は何の人だったかな」と思うことがありました。

私、実はキング氏の本って今まであんまり読んだことがなかったんですよね。映画になったものは見ていたんだけれど。
これも会社の同僚が面白いといって薦めてくれたのでデイブが買ってきて、そのあと私も読みました。
キング氏らしいユーモアにも溢れていて、それに登場人物がみんなすごくリアリティを感じさせるんですね。
なんかいかにもな若くてかっこいい男性とか女性ではなくて、本当に普通の人っぽい感じで、なのに面白いというのがすごいです。

読みながら、これ、映画になったらどうなんだろう、と思ったりもしたんですが、長いし、映像として表現すると面白みに欠けるかも。
やはり読んで自分の頭の中で想像のスクリーンに映しておくのが一番かもしれないな。
・・・と思ったら、スピルバーグのドリームワークスがテレビのドラマシリーズとして制作されるそうです。
そうね、2時間や3時間ではこの物語はちょっとまとめられないもんな~。

これ、ぜひおすすめです!