アカデミー賞、そろそろ迫ってきていますが、去年も今年に入ってからも、全然映画館に行かなかったなあ・・・
全体的にも借りて観た映画の数も減りました。
 
ま、それはいいとして、今年のアカデミー賞のいくつかのカテゴリーでもノミネートされている映画「ザ・ソーシャル・ネットワーク」を観てみました。

the_social_network_poster

 
http://www.socialnetwork-movie.jp/
 
 
ちなみに他のノミネートはここでチェックできますよ→http://oscar.go.com/nominations
 
皆さんもご存知かと思いますが、Facebookの創設者マーク・ザッカーバーグ氏がFacebookを立ち上げるまでのストーリーを描いた作品で、事実とはずいぶん違うなんていう噂もありますが、
それは別として、作品として最近めずらしくなってきたダイアログ中心の映画。
 
のっけからものすごいスピードでの会話シーン。
なんかこの初めのシーンがこの映画と主人公を表わしているなあ、と思いました。
 
ストーリーなどの詳しいことはここでは割愛させてもらいますが、日本ではこの作中でのザッカーバーグ氏は「オタク」的に見られてういるのかしら?
もちろんプログラミングができて、パーティーよりもコンピューターのほうに夢中って感じではありますが、私は彼を特別に「オタク」と言う風には見なかったんですが・・・
それよりもやっぱり頭の回転の速い、発想力のある人なんだな、と思いました。確かに社交的ではないと思うけれど、学生のみんながみんなそうってわけじゃないしね。
 
他の映画よりもずっとリアルな感じがしたんですよ。かっこいいアメリカの暮らしを映すのではなく、なんかすごく身近な空気をこの作品を見ながら感じました。
それはなんだろう、ストーリーとかではなく、雰囲気なんですが。
 
ナップスターで知られるショーン・パーカーを演じたジャスティン・ティンバーレーク以外にはあまり知られた役者さんも出てこないですが、
みんなすごく自然体で演じてる感じがしてよかったです。
 
オスカーにもノミネートされた主演のジェシー・アイゼンバーグ君も、あまり感情を出さないけれど、その中で繊細に演じていましたね。
 
ストーリーとしては何か大きな事件がおきるとかって言うのではないので、飽きる人も出てくるかもしれませんが、まさにセリフで見せる作品。
翻訳して字幕する人はあの怒涛のセリフまわしを省略して、かつ自然な日本語に置き換えるのが大変だったのではないか、と思いますが・・・
私もブルーレイで観たんですが、英語の字幕を入れてみました。
 
とにかく久しぶりにこういう作品を見たなあ、という感じで、そういう意味ではリフレッシングでした。
 
オスカーでどのくらい受賞するか、楽しみですね。
 
 
そういうわけで、今年はオスカーのノミネート作品のほとんどを見ていないんでなんともいえないんですよね~。
作品賞にノミネートされているので見たのは「インセプション」、「トイストーリー3」(ここでは紹介できませんでしたが、よかったよ!)、それにこの「ソーシャル・ネットワーク」の3作品のみ。
 
今年はジェームズ・フランコとアン・ハサウェイの二人が司会をするんだそうですね~。今まではベテランのコメディアンとかでしたが、視聴率の低迷もあって、若手を起用したとのことですが。

作品賞も今までは5作品くらいだったのに、今回は倍くらいに増えてるしね。裏に経済的なものがあるというのがよーくわかりますな。


実はうちら、洪水だ、引越しだ、と忙しくて、1ヶ月以上テレビなしの暮らしをしていました。

今までは拾い物の古いテレビだったのを2週間くらい前にようやく新しいテレビも買いまして (HD!)ようやくテレビが見られるようになった。
オスカーも今年は見られないかなあ、と思っていたけれど、間に合いました。

年々つまらなくなってきているのは確かなんだけれど、でもなんか恒例で見ちゃうんだよな~。スターのドレスチェックとか、やっぱりおもしろいしね。

最近は日本では洋画はあんまり人気なくなってきているんでしょうか?皆さんも映画、観てますか?