Brass Verdict ‐ Michael Connelly

The Brass Verdict
The Brass Verdict
クチコミを見る


以前もこの著者の本を読んだのを紹介しましたが、会社の同僚が貸してくれた本の中にまたありました。
彼、実に人気で、この本もペーパーバックが本屋にずらーっと並んでいるのを目にしたのを覚えていました。

http://www.michaelconnelly.com/Book_Collection/Brass/brass.html

http://www.amazon.co.jp/Brass-Verdict-Michael-Connelly/dp/0446401196

彼の「リンカーン・ロイヤー」シリーズのうちの一つのようですね。私はこのシリーズを読むのは初めてですが。

詳しいストーリーなどは上のリンクを読んでください。

私はあまり法廷ものってどうも苦手で普段はあまり読みません。
でもこの主人公はユニークですね。それでもやっぱり一匹狼なアウトローな感じはお約束、でしょうか?
こういうものにありがちな、これまた「お約束」のラブロマンスを無理やり入れたりしてい いところは良かったです。

いくつかのツイストをちりばめて、そうかな~と思ったら、あれ?と言う感じはさすがですね。
そして著者のもう一つ有名なボッシュシリーズのディテクティブ・ボッシュも登場。
これはちょっとやりすぎかな、と言う感じがしましたが、多分ファンとして は嬉しいんでしょうね・・・

法廷ものではあるけれど、なかなか読みやすく、非常にバランスの取れた作品だな、と思いました。

で も私はどっちかと言うとボッシュシリーズのほうが好きです。

もうひとつはこれまた同僚が貸してくれた本ですが、John SaulのSleepwalkというミステリー・スリラー。

Sleepwalk
Sleepwalk
クチコミを見る


http://www.johnsaul.com/

http://www.amazon.co.jp/%E5%91%BC%E3%81%B6%E5%A3%B0-%E6%89%B6%E6%A1%91%E7%A4%BE%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3-%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%AB/dp/459400816X

彼 の本も確か前に同僚から借りて読んだんですが、これ、読み終わるまでずいぶん時間がかかりました。
この著者の作品はとにかく緻密な描写が多くて、 あまり物語の進展が初めにない感じで、なので途中挫折しやすいです。

これも途中まで読んで、飽きて、忘れていたんですが、他に読むものがなくなったので、もう一度ページをめくってみました。
中盤からはいろいろと事件がおきて面白くなってくるんですけどね。

これは インフルエンザの予防接種と見せかけて、最新の何かを人々に注射して、マインドコントロールする、というようなストーリーなんですけれど、やけに リアルな感じがして、怖いです。そこにネイティブ・アメリカンの目線が入ってきたりするんですが、ちょっとフィットしないところもあるかな、というのが本音。

結構早めに誰がどういうたくらみをしているのかと言うのがわかるので、そういう意味ではつまらないかも。終わりは結構あっさりです。
もう一作同じ著者のものがあるんですが、これも読もうかどうかはまだ未定。

ということで、最近はずっと英語の作品を続けて読んでいます。まだまだわからない専門用語も多いのですが、それでも英語で本を読むことへの苦手意識もなくなってきました。
今はこれまた貸してもらった Dean Koontzの本を読んでいます。いつ読破できるか!?