ここ数週間、私とデイブは毎日バルコニーのほうを気にしている。

というのは、鳩が子供を産んだから!

かなり前から二羽の鳩がよくうちのバルコニーにいるなあ、と思っていて、そのうちガーデニング用品などが入っている入れ物と壁の隙間に一羽がいるのを見て、なんかおかしいぞ?と思って、見ていたら、葉っぱとかをせっせと運んでいたので、デイブと「卵を温めているに違いない」と言い合っていたら、やっぱりそうでした。

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↑ロビン、生まれたばかりの頃。まだママの下でぬくぬくしてます


はじめはこの入れ物の上にデイブがタイヤ(今はまだ冬用のタイヤを使っているので、オールシーズンのをバルコニーにおいてある)を置いたんですが、暖かくてそこにいるだけなのかな、と思ってたんですけれど。

2週間くらい前にめでたく赤ちゃん鳩が産まれ、すでにもう一人前の鳩に見えます!
生まれたばかりの頃は色も黄色と灰色が混ざったような感じでふさふさしていて、鳩というよりも、カモみたいな感じだったんですが・・・

でもまだ声も甘ったれでピーピー言っていて、羽をばたばたはさせているものの、飛ぶ勇気はないらしく、練習中。

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↑ロビン、最近の姿。もうすっかり一人前の鳩の姿に!


トロントにはいたるところに鳩がいて、人間がかなり近くまで近づいても逃げなかったりする肝っ玉の太い鳩ばかりですが、この赤ちゃん鳩はうちらがバルコニーに出る音を聞くとすかさず壁との隙間に戻っていきます。

で、おもしろいのがこれから。
いつものようにロビン(と赤ちゃん鳩を勝手に命名。オスかメスかわからないので、どちらでも通用しそうなこの名前を選びました)の様子を見ていると、両親の姿はなく、何気なく、巣の辺りを見てみると、なんと、二つの卵があるではないですか!!!

ロビン、産まれたばかりですけど?またですか?
しかも今度は二羽ですか??

びっくりしました。どうやらうちのバルコニーはずいぶん居心地がいいらしく、気に入ってもらえたようです。

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↑お見苦しいですが、巣の様子。今はこんな風に二つのかわいい卵が。でも両親たちはあんまり温めてなくて、ロビンが座っていたりもする・・・


今までどっちかと言うと、フンばかりしていい思いをしていなかった鳩ですが、こうやって観察すると、なかなか面白いものですね。

なのでまた次の赤ちゃん鳩が生まれ育つまで、観察を続けたいと思います!