Toronto News Letter

カナダからその生活の様子、趣味の音楽や映画についてを発信。 2011年に念願の家を購入してからはガーデニングに没頭しています!

August 2012

ナイアガラ・オン・ザ・レイク滞在紀4 : フォート・ジョージ

ナイアガラ・オン・ザ・レイクは小さい街ですが、いろいろな歴史とも関係している街でもあります。
私たちはオンタリオ湖近くのフォート・ジョージ・ナショナル・ヒストリック・サイトを訪れました。

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1812年戦争中、イギリス軍が拠点にしていたところです。
カナダは当時まだイギリス領地。湖の向こう側にはアメリカ軍。

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↑ここがアメリカ側のフォート・ナイアガラ

アメリカ軍のほうが2倍もの戦力があったそうですが、カナダ(というか当時はまだイギリス)の名将アイザック・ブロックは先住民たちの力も借り、実際より多くの兵力があるように見せかけたりということもしたそうです。
一時期はアメリカに無条件降伏をさせて、デトロイト砦の奪取するという実績を残します。

しかしアメリカ軍はカナダ侵攻をあきらめず、ナイアガラ・オン・ザ・レイクのクィーンストン・ハイツの戦いが起こります。
将軍でありながらも、きちんと一般兵を率いて実戦に赴くというのが彼の信条だったようで、小さな部隊を自ら先頭にたって攻撃。しかし、彼の将軍服は目立ち、彼自身も背が高い人だったそうで、簡単に敵の標的となってしまいました。
彼はこの戦いで命を落としますが、戦い自体はイギリス軍の勝利となりました。

と、もちろんこの北米の土地をかけた英米戦争はまだまだ続くのですが、ナイアガラ・オン・ザ・レイクの歴史というと、まずここにスポットが当てられます。

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↑フォート・エリアからの眺め


フォート・ジョージはオンタリオ湖畔の砦。
すぐ近くにはトレイルなどがあり、緑の気持ちいい場所です。

あいにくの雨でしたが、バラックの中でユニフォームに身を包んだスタッフの皆さんが、当時使われていた武器のこと、兵隊たちのこの地での生活の様子などを説明してくれます。

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↑写真ブレブレですが・・・武器について説明中

おもしろかったのは、ブロックはこのフォートの敷地内に畑を作って、兵隊たちに野菜やタバコなどの栽培を推奨したとか。
兵隊たちが野菜栽培?と思いますが、当時、一般兵たちの食事は毎日同じ豚肉などで、決しておいしいといえるようなものでもなく、みな嫌気がさしていたそう。
もっとバラエティに富んでおいしいものが食べられるなら、ということで、毎日の任務の時間外にガーデニングをしていたのだそうです。

またブロックも兵隊たちが任務外の時間に街に繰り出して歩き回るのをよく思っていなかったらしく、そう言う意味で、この野菜栽培を推奨したようです。

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これを説明してくれたおばちゃん、ガーデニング好きなんだろうなあ、というのがとってもよくわかるくらい、熱心に話をしていたのが印象的でした。

そのあと赤い兵隊服が鮮やかな若いスタッフさんがマスケット銃についての説明とデモンストレーションをしてくれたり。

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マスケット銃の発砲率はあまりよくなかったらしく、特に天気が悪くなると確率はもっと下がり、それでも一々火薬を詰めて、とやっていた当時の兵隊さんたち、大変だっただろうなあ。

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私たちはあまり時間もないときにここを組み込んだので、長居はしませんでしたが、歴史好きの人にはおすすめです。

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ナイアガラ・オン・ザ・レイク滞在紀3 : ワイナリー巡り 2

ということで、ワイナリー巡り、続きです。

その前に、私たちの住むトロントや、今回訪れたナイアガラ・オン・ザ・レイクのあるオンタリオ州でのアルコール販売について、少し説明させてください。

オンタリオ州ではLCBO(Liquor Control Board of Ontarioの略。トロントを含む、オンタリオ州政府経営の酒屋さん。)とThe Beer Store、許可されたワインストアやワイナリーなどでしかお酒をお持ち帰りすることはできません。
日本のようにコンビニやスーパーでお酒・・・なんてことができないのです~。
でもお隣のケベック州に行けば、まったく違って、ここではコンビニでもお酒が買えます!
州が違うだけで、いろんなことが変わりますね。

ちなみにLCBOでは日本の日本酒、梅酒、キリンやサッポロといったビールも買うことができます。


ということで、ワイナリーの話に戻りましょう!

Coyote's Run Estate Winery

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B&Bで一緒になった他のゲストさんたちがおすすめしてくれたワイナリー。
ナイアガラ・オン・ザ・レイク市内からはずいぶん離れていて、かなり郊外という感じのところにあります。
それでもLCBOでも取り扱われているから、それなりに大きいのかな?ワイナリーのショップ自体はあまり大きくなかったけれど。
ここでも試飲を。ここは同じぶどうの種類でも赤い土と黒い土両方で育てて、その違いをワインで比べたりもできるのがおもしろかった。

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でも試飲のスタッフのお兄さんは、ちょっと無愛想。
今月末で会社を去る同僚へのギフトに一本購入したけれど、のち、トロントのLCBOでも買えると知った・・・


Strewn Winery

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ここではワイナリーツアーに参加したあと、付属のレストランでランチを。
お店の女性もとてもフレンドリーで親切。アジア系(もしかしたら日本人?)の店員さんもいらっしゃいました。
ツアーガイドをしてくれた女性もとても細かくワインの作り方を説明してくれました。ツアーもおすすめ。

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ここはワイナリーにクッキングスクールも併設されているのが特徴。
デイブはここのワインが気に入ったみたいです。


Lailey Vineyard

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ナイアガラ・オン・ザ・レイク最終日、最後に寄ったワイナリー。
私の中で、多分ここが一番気に入ったかも。
とても小さなワイナリーで年間8000本ほどしか作っていないそう。
ここでもツアーに参加。といってもガイドさんにうちらのみという贅沢なもの。
ガイドさんは30代後半くらいのお兄さん。とってもフレンドリーだったなあ。

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ここのワインはおいしい!いろんなワインを飲んだけれど、ここのは味が違った。白ワインもグレープの味がよく活きていて、印象的だった。
でも、オンタリオの酒屋さんLCBOでは取り扱っていないんですよね、残念ながら。


Wine Country Vintners

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ここはワイナリーではないんですが、ヒストリーウォークに参加して試飲のクーポンをいただいたので、行ってみました。
クウィーン・ストリートの真ん中にあるワイン専門店です。
ここでも試飲ができます。
私たちも行ったHillebrandや今回私たちは足を運びませんでしたが有名なPeller、こちらではホッケー選手として有名なウェイン・グレツキー選手のワインブランドも取り扱っていました。
試飲したウェイン・グレツキー・エステイトのアイスワインはなんと一本$95!!!ひえええ。おいしゅうございました。
ワイナリーをまわる時間がないけれど、と言う人にはこのお店、便利なのではないでしょうか。


私たち、最近はあまりワインを飲んでいなくて、飲んでもオーストラリアのものだとか、ヨーロッパのものとかで、実はローカルなオンタリオ・ワインを買うことがほとんどありませんでした。
というのは、今まで飲んできたオンタリオ・ワインがおいしくなかった・・・
トロントからも近いローカルワイナリーでおいしいワインがあることも知っていたんですけれどね。こういうところはどこもLCBOでは取り扱ってないところばかりでしたし。
でも、その初期のオンタリオワインの経験でそれ以上踏み込もうとしていなかっただけだったんだなあ。

その中で今まではあまり試したことのなかった品種のものも知ることができました。
例えばデイブは赤ワイン好き。Cabernet Francという品種(LCBOでもあまり見かけなかった)が気に入った様子。
私は白ワイン派。もともとRieslingが好きですが、オンタリオのものではこれにGewurztraminerという品種をブレンドしたものもポピュラーなようで、甘すぎず、飲みやすくてよかったです。

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ナイアガラ・オン・ザ・レイクはトロントからも近いし、十分日帰りで行ける距離。
ワイナリー付近はとてもいい景色だし、これからちょこちょこ行くことになりそうです。
そしてワイナリーでワインを手土産にしてトロントに帰る、というのはなかなかいい日帰りプランだと思いませんか?


日本ではオンタリオのワインを買うのはちょっと難しいのかな・・・
もし見つけたらぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?


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ナイアガラ・オン・ザ・レイク滞在紀3 : ワイナリー巡り 1

ナイアガラ・オン・ザ・レイクのワイナリーの多くは街の中心地から車で15分・20分くらいでいける場所にあります。これは嬉しいですね~。
もともとこの辺はワイナリーではなく、果樹園として運営されていたところがほとんどだったそうです。
そしてここ10年くらいの間に今まで果樹園だったり、ワイナリーにぶどうを収めていたところが独自にワインつくりをはじめるようになったんだとか。
実際ワイナリーの近くにはフレッシュフルーツを売るスタンドやお店もたくさんあります。

私たちが行った時はちょうどピーチの時期で、私たちもその辺のスタンドで買って来たんだけれど、スーパーで買うのとは大違い!甘くてジューシーでとーってもおいしかったので、もし持って帰れるようならば、ワインだけでなく、フレッシュな果物もおすすめです。


まずワイナリー巡りを自分たちでする、と言う人たちへのアドバイスは、試飲は大体のところは無料ではない、ということを念頭に置いてね、ということ。
一杯1ドル、ものによっては2・3ドルするところも(特にアイスワインの試飲)あります。
でも私たちが行った所はどこも試飲をしてワインを買えば試飲代は加算されませんでした。
あとツアーに参加して、ワインを買うとディスカウントというところもありました(Laileyがそうでした)。

覚えている限り、無料の試飲ができたのはたしかPillitteriだったかな?違うかもしれませんが・・・

あとワイナリーによっては試飲にも制限があります。大体3杯、4杯以上は無理です。ま、そんなに飲んでどうする、ってことですけどね。


私たち、ワイン好きですが、詳しいわけではまったくなく。
でもこのワイナリー巡りでいくつか学んだことがあります。
たぶんワイン好きの人からすると、笑っちゃうような基本知識なんだとは思いますが・・・

まず、白ワインは冷やしたものがポピュラーですが、キンキンに冷やしたものはおすすめではないそうです。ビールじゃないしね。
そしてワイングラスを持つときに首の部分(いわゆるグラスのカーブになっていない部分)を持って、ワインを自分の手の温度で温めないように飲むのがコツだとか。

赤白両方、ワイングラスに注いだらグラスをまわして香りを楽しみ、こうすることでワインの味が広がるんだそうですね。
でも、ビギナーにはまわしていると、ワインがこぼれそう(笑)。その場合、グラスの平たい部分をつまむようにもってまわすとうまくまわしやすいみたいです。

他にもやはりワインには赤、白、デザートワインそれぞれにあったワイングラスがあるんですよね~。
ほんと、奥が深いです。


ということで、私たちが行ったワイナリーを紹介!
どこで何のワインを買ったか、はちょっと把握できていないので、こんなボトルだよ~と意味での写真を載せています。


Pillitteri Estates Winery

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ここはナイアガラ・オン・ザ・レイクで一番最初に寄ったワイナリー。
結構有名なのか、かなり賑わっていたし、日本のツアーの皆さんも来ているようでした。
無料のワイナリーツアー(多分8月のみだけかも)でも多くの人が参加していました。
地下のセラーの様子も圧巻。そのセラー内には長ーいテーブルが。
オーナーさんや特別なイベントで使うんだそう。
ここでアイスワインを買いました。

Pillitteri

でも、あとでStrewnやLaileyでLate Harvestというかなりアイスワインに近いものを試飲して、こっちにすればよかったな~と思いました。
アイスワインというのは規格がしっかり決まっていて(糖度とかいろいろ)それに満たなければ、アイスワインと呼んではいけないんだそうで。
で、その規格に満たないにしても、味としてはほとんど同じくらい甘くておいしいのがLate Harvest。
アイスワイン、実を言うと自分にはちょっと甘すぎ。でもLate Harvestだとその甘さがちょっと和らいで飲みやすいんです。
お値段も安くなるしね・・・なので、アイスワインほしいけれど、高いなあ、と思ったら、おすすめです。


Southbrook Vineyards

southbrook_winery

オーガニックのワインで知られているワイナリー。ここは外観も紫っぽい壁にワイナリーの入り口がポンドみたいになっていてきれい。
駐車場からは何か動物たちがいるのも見えました。
店内は自然光たっぷり、ブドウ畑が見渡せてとても明るくてきれい。

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↑これはうちで撮った写真。もう飲み終わってしまっていますが・・・

オーガニックなだけあってちょっとお値段は高いですが、おいしいです。
店員さんもお姉さんたちがみな親切でした。



Hillebrand Winery

Hillebrand_winery

ここもとても有名で大きなワイナリー。併設のレストランも有名です。でも、高い・・・
私たちは試飲のできるショップのみ訪問。
私はすでにもうワイン飲みすぎな感じになってきていたので、おもにデイブが赤ワインを試飲。

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お店はたくさんのワインも選びやすいように並べてあって◎。他にもディップとか食品関連のものもたくさん置いてあって、見ているのも楽しかった。


Palatine Hills Estate Winery

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ここはとってもローカルなワイナリーな感じ。でも私たちが試飲しに行った時、日本人の方もいらっしゃってました。
でも、うーんやっぱりローカルなんだな、って言う感じ。味は悪いわけではないんだけれども、他のワイナリーのものと比べるとやはりまだかな・・・
特に赤わいん。ちょっとアルコールの味が残っていて残念。

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ワインメイカーのジェフさんというサイトでも紹介されているお兄ちゃんが自らテイスティングの相手を務めてくれましたが、飲む、飲む。
試飲している私たちと一緒に飲んでいます。「これ、俺が作ったワイン。おすすめだよ!」と。
そう言う意味では印象に残りました、はい。


Konzelmann Estate Winery

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上の
Palatine Hillsからすぐ近くのワイナリー。ドームっぽい外観の建物が目印。
何も調べず、ドライブしていて見つけて入ったところでした。(
Palatine Hillsもそう)
トロントでずっと働いていたというおじさんが試飲のスタッフさんでした。

Konzelmann_wine

ワインもよかったけれど、あまり印象に残ってない・・・ワイナリーのショップはきれいだし、外も駐車場の周辺はブドウ畑が見渡せるちょっとした見晴台みたいのもありました。


実はまだ終わらない、私たちのワイナリー巡り!(一体いくつまわってるんだよ、とつっこみたくなりますが・・・)
続きます!


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日常に戻って・・・


ああ、週末も終わってしまった・・・ほんと2日間はあっという間に過ぎてしまう・・・

週末はトロント、いい天気で、またちょっと暑さがぶり返した感じでした。
この夏、ようやく外で洗濯物が干せるようになったので、まさに洗濯日和、な2日間でした。

今までは洗濯は一応デイブの分担で、洗濯をはじめるのも日曜の午後まで伸ばして、乾燥機を使っていたので洗濯物をたたむのは夜、というのが普通でした。
デイブの仕事が忙しくなって、洗濯も私がするようになったこと、外で干すからには、早めに洗わなければいけないこと、そして外に干すためのクローズライン、一つだけだと、洗濯1回分だけしか干せないので、もう一つ設置してもらう予定なんですが、これもまだできず。
なので週末は2日間朝洗濯機をまわして、干すようになっています。

日本にいた頃の実家暮らしでは母が洗濯物を干したりたたんだりするのを手伝っていましたが、好きだったわけではなく。
でも、今は、外に干すのも、取り込むのも、何だか楽しい。
なんでだろう、と考えたんですけどね、まずは外に干せるという爽快感がある。
洗濯物も日光消毒ができる。
乾燥機を使わないので、節電にもなっている。

でも実家との違いは、やっぱり干すところかな。
実家ではベランダに干していましたが、今はうちのバックヤード。庭の植物たちに囲まれながら作業するのは気持ちがいいです。

景色の違いだけで、こんなに気分も変わるものかなあ、とちょっとびっくりです(まあきっとそれだけではないんだと思いますが)。

庭で洗濯物が風になびいているのは、ガーデニングという観点で見ると決していい景色ではないと思うんですが、私はなんか見るといい気持ちがします。
そんな風に思うのは私だけかなあ?


週末は、地下のウォータープルーフィングの件もまとまってきたし、ベッドのマットレスセットも来ました!
新しいマットレス、やっぱり違うわ~。体をしっかりサポートしてくれて、もっと早く買っておけばよかったなあ、と思った。

庭の雑草取りもしたし、時期が終わりつつある植物も刈り取ったり、ニゲラの種を採取したり・・・

掃除もしたし、すっきり!

昨日の夜はうちで採れたトマト、ハーブを使ったライト・ピッツァ。
ピザとはいうけれど、ピザソースは使わず、いろんなハーブを刻んでいれたハーブ・オイルを使ったもの。
チーズもいろんな違う種類のものを使って、相性のよさを実験中。
最近の私たちのお気に入りです。

そういえば、金曜の同僚の送迎ランチには社長が手作りのピザを持ってきてくれました。
社長は自分でパンを作るのが趣味。社長が持ってきたピザもソースなしのフレッシュ・テイストのものでした。


ナイアガラ・オン・ザ・レイクでゆーっくりしたのは極楽でしたが、やっぱり日常に戻れば、掃除とかちゃんとしないとなんだか気持ちが落ち着かないんだなあ~。
バケーション後、気持ちも新たに、また頑張りますか!

久しぶりに庭のお花の話。

うー、今日は暑いです。
気温では30度ということなのですが、真昼間、外で雑草取りなどしていたから、余計暑く感じます。

今日は地下のウォータープルーフィングの見積もりをしてもらう予定があったので、土曜日だけれど早めに起き、今はこの間ちょっと触れたマットレスのデリバリー待ち。
新しいマットレス、寝心地が楽しみ・・・


ナイアガラ・オン・ザ・レイク訪問記、まだ途中ですが、中休みということで、ちょっと久しぶりな感じのガーデニング報告を。

とはいえ、この時期は新しい植物も買っていないし、あまり変化もないのですが・・・

一番のニュースは、種から育てたフォックスグローヴ(ジギタリス)が咲いたこと!!

こんな風に咲きはじめ・・・

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今はこんな感じ↓

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今年はお花は見られないと思っていたからびっくりです。しかも思った以上に立派に咲いてくれたし!

買った種は色がミックスになっているものだったので、どの色の花が咲くかはわからず、蕾の頃は白か黄色のお花かと思っていましたが、咲いたらピンクでした。

背の高くなるものがほしいな、と思っていたので、これがこれから活躍してくれるといいな~。


同じく種から育てたサルビアもまだ咲いてくれています。

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種の発芽と小さな苗の発育はそれほどよくなくて、地植えできたのが3つの苗だけだったのですが、その3つがどんどん増えてくれたのが嬉しい。

そしてこの青紫色、やはり魅力的です。Blue Queenという名前のものだったかな?
お花もかなり長く咲いてくれるので助かります。


花期の長いものというと、この間買ったゲラニウム、Rozanne。
あれからずーっと絶やさずに花を咲かせてくれています。

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この涼しげなピンクっぽい薄いパープルがさわやか。まだまだ蕾もたくさん付いているし!

Rozanneより前に買ったPink Pennyのほうはしばらく葉っぱだけになっていましたが、またお花を見せてくれています!

ゲラニウム、かわいいな。もっと増やしたくなってしまいそう~。


そして数週間前くらいからようやく咲いたのはこの子達↓

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もう3年?4年目かな?になる鉢植えのハイビスカス。
冬の間は室内に入れて越冬させています。

霜の心配がなくなってから外に出しておいてから、あまり葉っぱの状態もよくなくて心配していましたが、今年も無事に素敵なお花を咲かせてくれました!

お花はたった一日しか持たないけれども、次々と新しい蕾が出てきて、長くお花を楽しむことができます。

このお花が咲くと、本当に夏!と言う感じになるなあ。私はこのオレンジ色のハイビスカスが大好きです。


他には何度も花を咲かせてくれるハニーサックル。

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もうそろそろ終わりに近いポピー。

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後ろに見える黄色いお花はティックシード。これはまだまだ元気。


そしてシュラブローズもまたぽつぽつと咲いています。

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クレマチス、ポーリッシュ・スピリットも同じく、またぽつぽつと小さなお花を見せてくれています。

写真はないですが、これも種から育てたカレンデュラもまだまだ元気なオレンジ色の花がたくさん咲いています。

6月ほどの豪華さはないですが、それでもこの暑さにもめげず咲き続けてくれているお花たち。みんなかわいいです。


この間お店でハーディ・ハイビスカスが売られていて、白いのがかわいくてほしくなってしまった・・・
お隣さんのフロントヤードにも植えられていて、でもこれはディープレッドで私好みの色でもなく、今までお店で見たのもピンクのものとかであまり興味を持っていなかったけれど、白いのは私好み。

これだと地植えにして外で越冬できるというのはやっぱり魅力的だよなあ~。
買ってしまおうか、どうしようか・・・


ああ、なんだか外で一仕事して疲れたら、眠たくなってしまった・・・まだ夕方5時なのになあ。
シャワーでも浴びて頭すっきりさせるかな?

では皆さんも残りの週末を楽しんでくださいませ~。


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ナイアガラ・オン・ザ・レイク滞在紀2 : ウォーキングツアー

私は旅をするとその土地の歴史を知りたいので、ガイドさんが歩きながら歴史を語ってくれるウォーキングツアーによく参加します。
今回も午前中のヒストリー・ウォークと夜のゴースト・ウォークの二つに参加してきました。

最初に参加したのはゴースト・ウォーク
ずいぶん前にカナダの首都オタワに行った時にはじめてゴーストウォークに参加してとても面白かったので、今回も。

やはり夏のピーク時だったのもあってかなりたくさんの人が。多分40人くらいいたんじゃないかな?

ガイドは30代の男性。黒いマントにランタンというお決まりの装いでブリティッシュ・アクセント気味でナイアガラ・オン・ザ・レイクの歴史とともに街のダークな過去を語ってくれました。


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★見えにくいですが、うっすら見えます?ドアの前に立っている人がガイドさんです。


ナイアガラ・オン・ザ・レイクももともとは先住民がいたところでしたが、イギリス人がやってきて土地を確保、その後、アメリカとの戦争で街のほとんどが全焼したそうです。
その戦争(1812年のこと)の舞台ともなった土地なので、それにまつわるストーリーもいくつか。

ただオタワの時は、実際昔刑務所だったところの中に入ったりしましたが、今回はそう言うのはまったくなしで、お話の舞台になる場所の近くまで行くだけだったのは残念。
でも今はパブやホテルになっていて、ツアー参加者が列なって出入りできないようなところばかりだったから、仕方ないのかなあ、とは思いますが。


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すごーく怖い、というお話があったわけでもないのですが、でもナイアガラ・オン・ザ・レイクのダーク・ヒストリーが聞けて、面白かったです。
トロントにもゴーストウォークがあるのね・・・住んでいるとなかなかこういうのに参加することを思いつかないけれど、また違った面で見慣れた街を見るのもいいかも・・・

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翌日は朝、ヒストリー・ウォークに参加。
こういうのになるとぐんと参加者が減って、なんと私とデイブとお年を召したカップルの4人のみ。
ちょっとカントリーチックないでたちの女性、リリーがガイドさん。

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メインストリートであるクウィーン・ストリートの古い建物を見ながら、その歴史のお話。
ナイアガラ・オン・ザ・レイクで多分いちばん有名なホテル「プリンス・オブ・ウェールズ・ホテル」。

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↑ここ。前にも使った写真ですが・・・

たくさんのサイトでも英国皇太子が滞在した、と紹介されていますが、実はこのホテルには滞在していないんだそうで・・・
皇太子が街にやってきた記念に名前が変えられただけの様子。
エレガントな高級ホテルとして知られていますが、一時期はガラのよくない人たちがたむろするようなところだったとか。

ここを含めナイアガラ・オン・ザ・レイクの多くのホテルなどは香港出身の女性が買い取って、今はコーポレートとして運営されているんだそうです。

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他にもいくつかの教会をまわり、中にも入ったり。

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ナイアガラ・オン・ザ・レイク、とにかく素敵なおうちがいっぱいなんです。
だからメインストリートをはずれても、おうちを見ているだけでも楽しい。
ガイドのリリーはナイアガラ・オン・ザ・レイクで育った人なので、いろんなローカル的な話も盛り込んでくれたのでとっても親近感が沸きました。
ガイド中にお友達に声をかけられてハグしたりもしていたしね。

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↑これはおうちではないけれど・・・あ、知らないおじさんが写りこんでる・・・

と、どちらのウォークも約2時間ほど。
歴史興味ないし、と言う人にも、ぜひおすすめです。というのは、ただ自分たちで歩いてみてまわっているだけではまったくわからないことが、こういうガイドウォークに参加することでわかって街を倍楽しむことができるから。

そして歩くことでその街の感覚もつかむことができます。車で通っていると見過ごしてしまうことでも、歩いているといろいろ目に入ってきますしね。

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旅に出ていつも思うのは、というか、私は旅先ではとにかくよく歩くのでそうなのかもしれませんが、たった2日・3日という短い期間でも、宿泊場所の付近とか、何度も通ることで、なんていうか、とても身近なものとなるのが面白いなあ、と。

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当たり前のことなんだけれども、最初来た時は、何でもない「今まできたことのなかった場所・道」だったのが、1日後には自分の近所みたいに自分の気持ちと馴染んでいくのが嬉しいんですよね。


皆さんは旅に出るとどんな風にしているのでしょうか?私のように歩く?公共機関を使う?車、自転車で?


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ナイアガラ・オン・ザ・レイク滞在紀1 : 街について、印象など

私は旅に出ると、かなり細かい滞在紀を残すのがいつものことなのですが、今回もナイアガラ・オン・ザ・レイク滞在紀、綴ります。

いろいろ書きたいことがあるのですが、まずはナイアガラ・オン・ザ・レイクという街について。

ナイアガラと聞くと、みなさんもちろんナイアガラの滝のある街「ナイアガラ・フォールズ」のことを思い浮かべますよね。でもナイアガラ・オン・ザ・レイクはナイアガラ・フォールズとは別の街。

「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」は「ナイアガラ・フォールズ」から車で30分ほど離れた街。その名の通り、湖に面しています。

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ナイアガラ・オン・ザ・レイクの売りはなんといってもワイナリー!
トロントと比べると夏は3度涼しく、冬は3度暖かいという地形を活かしてワイン作りが盛んな場所です。
街自体は本当に小さくて、実はVirgilという街のほうにもたくさんワイナリーがあるのですが、その付近合わせてとってもたくさんのワイナリーがあります。

私たちも結局合計8つものワイナリーを訪れました。っていうか、行き過ぎだろう、と思うんですが、デイブがお酒好きだからね・・・
そのワイナリーについてはまたあとでまとめて紹介しますね。

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全体的なナイアガラ・オン・ザ・レイクの印象については、とにかくとってもきれい!こじんまりとした街、かわいいメインストリート、おいしいワイン。緑も多くとても静か。
とっても気に入りました。

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私たちは観光客がたくさん集まっているナイアガラ・フォールズは実はあまり好きではないんですね。
滝を見るのはいいんですが、もう何度も行ったことがあるし、ここ数年はナイアガラ・フォールズは新しいカジノリゾートもできて、一段と盛り上がっているようですが、カジノにもクリフトン・ヒルの喧騒にも興味のないうちらにとってはこっちのナイアガラの方が断然魅力的!

ナイアガラ・オン・ザ・レイク、もっと早く来ていればよかったなあ、と本当に思いました。トロントからも車で2時間くらいでいける場所だし。

メインストリートのクウィーン・ストリートもヨーロッパ的な建物が列なり、たくさんのお花も飾られていてとてもきれいで素敵です。

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洋服屋さんや雑貨屋さん、レストランやアイスクリームのお店、ジャムのお店など小さなかわいらしいお店があって、女性には楽しいですよ。
とはいっても私もデイブもほとんどここでショッピングはしませんでしたが・・・

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唯一のここでの買い物は家族へのお土産。
Greaves Jam and Marmalades(http://www.greavesjams.com/)でジャムやお茶などを買いました。
自分たちにもジャムの王道、ストロベリー・ジャムを買ってみましたが、ここのジャムはすごい粘り!甘すぎないのはいいけれど、もうちょっと苺の味をひきだせていたらよかったかなあ・・・

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ナイアガラ・オン・ザ・レイクはクウィーン・ストリートをちょっと離れると、閑静な住宅街が広がります。
これは散歩にうってつけ!どこもとーっても素敵なおうちばかりでみているだけでも楽しいです。
デイブもここに家を買えたらいいねえ、何て言っていましたが、どのおうちもかなり敷地が広い・・・

トロントよりは土地は安いものの、家の敷地が広いし、やはりかなりの値段になるそうです・・・そりゃそうよねえ。

そして多くのおうちも素敵なお庭があって、ああ、うらやましい。
庭師さんや業者の方がメンテナンスをしているおうちも多いようです。それくらいの余裕がないと、ここにおうちは買えないってことかしらねえ。


そうそう、ちょっと余談ですが、一時期俳優のニコラス・ケイジもここに豪邸を持っていたんだそうです。今は手放されてB&Bになっているんだったかな?
映 画撮影で街に来たケイジ氏、住民たちにニュースレターのようなものを配布して、「撮影で街に滞在しているけれど、僕に会っても目を合わせるな、声もかける な、僕はスターで君たちとは違うんだ」的なことがそこには書かれていたということなんですが・・・ツアーをしてくれたお兄ちゃんの話だけれど、どこまで本 当かな??


ナイアガラ・オン・ザ・レイク、ちょうど真夏のピーク時だし、もっと観光客で溢れているのかな、と思いましたが、そうでもない感じでした。
日本語を耳にすることもちょこちょこありましたが、基本的にはカナダ・アメリカから来ている人が多いのかも。
あと圧倒的に白人多し。街の住民もそうなんでしょうが、観光客もそんな感じでした。これはちょっと意外だったなあ。

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レストランでもお店でもみんなとてもフレンドリーでいい対応の人が多かった。
あ るレストランにB&Bから歩いていった時も私たちがちょっと迷っている感じだったのをみたワンちゃんの散歩中のおばちゃん、その前にすれ違った時 挨拶をしてくれたのだけれど、「どこに行くの?」と声をかけてくれて、「ああ、そのレストランならすぐそこよ」と教えてくれたりして、優しい!
こういうのが観光客にとってはうれしいですよね~。


ナイアガラ・オン・ザ・レイクはアクティビティ満載の旅行が好きな人には物足りないかもしれませんが、ゆっくりとした時間を過ごしたい人にはおすすめですよ!
そしてもちろんワイン好きの人にも!

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