Toronto News Letter

カナダからその生活の様子、趣味の音楽や映画についてを発信。 2011年に念願の家を購入してからはガーデニングに没頭しています!

February 2012

Moneyball : Movie

ブラッド・ピット主演ということで注目を浴びた作品。日本でもすでに公開されたので見た人も多いかな?

moneyball-poster


http://www.moneyball-movie.com/site/

http://www.moneyball.jp/

うちはデイブが野球ファンなのに、この映画は劇場では見ず、レンタルで。
多分デイブはこの作品で取り上げられているオークランド・アスレティックスについてはあまり知らないからかも・・・

内容はメジャーリーグ、アスレティックスのジェネラルマネージャーであるビリー・ビーンが少ない予算を使い、様々なデータに基づいて選手を選び、経営危機に瀕したチームを再建していく、というもの。

2002年の出来事というので、そんなに昔のことではないんですよね。
当時のゲームの映像なんかもたくさん作中では使われていて、それを見るたびにデイブも「あ、あれは〇〇選手」とか言っていました。

moneyball-1


最近はちょっと久しぶり、という感じのさわやかなスポーツ映画。
ブラッド・ピット、よかったです。
でも実際のビリー・ビーン氏はずいぶんジェントルマンな風貌なのね~。

そしてビーン氏がチームを立て直すため、どの選手をスカウトしていくか、ということで引き抜いたのがジョナー・ヒル演じるピーター・ブランドというイェール大学卒の若い男性。

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データから得た出塁率を重視し、他のチームに移籍したスタープレイヤーたちの穴を埋めるのではなく、同じデータを再築する、という新しい理論を打ち出すんですが、もちろん周りは大反対。

自分の理論を試すために、選手のトレードを繰り返し、はじめはまったく勝てなかったチームが徐々に勝ち星を増やしていくようになります。


ジョナー・ヒルもコメディ役者というイメージが強かったですが、これで一転、それだけじゃないんだぞ、ということを示し、アカデミー・助演男優にノミネートされてます。

ブラッド・ピットもノミネートされたし、作品賞、脚本賞、エディティング、音響などでもノミネートされています。

監督役を演じたフィリップ・シーモア・ホフマン。いやあ、別人かと思っちゃいました。彼、さすがですね。

moneyball_philip


ピッチャーから一塁手に変わって活躍したスコット・ハッティバーグを演じたクリス・プラットという俳優さんも、出番は少なかったですが、印象的でした~。(↓この人です)

chris-pratt-stars-in-moneyball


作品全体としては、スポーツものにしては珍しく、あまりこうがーっと盛り上がるところは少なくて、全体的に落ち着いた印象。
それは選手を描いた作品ではないからかな?

ビーン氏はもと野球選手。そんな彼のメジャー時代の苦い思い出、お金のためにプレイするんじゃない、という考え方。
全体的にもちょっと切なくて、さわやかないい作品です。

Ruthie Foster 'Let It Burn' : Music

私が大好きなアメリカの女性シンガー、Ruthie Fosterの新譜がついこの間発売されました~。
その名も「Let It Burn」。

Ruthie




いや~、かっこいいです。前回のアルバム「The Truth According To Ruthie Foster」も悪くはなかったんだけれど、個人的にはあまりこれ!という曲がなかったんですが、今回のアルバムはいい!気に入りました!
まだ購入して数日しかたっていませんが、既に何度もリピートして何曲かもう頭の中でぐるぐるしてます。

一番気に入ったのはブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマをフィーチャーした「Lord Remember Me」。素晴らしいです。

他にもザ・バンドの「It Makes No Difference」のカバーもルーシーらしい切ないサウンドで気に入りました。

ウイリアム・ベルと彼のヒット曲「You Don't Miss Your Water」をデュエットしたり、アデルの「Set Fire To The Rain」もカバーしてます。さすがに彼女が歌うとオリジナルとはまったく違ったような曲に聞こえます。

このアルバムは全体的にはカバー曲で構成されているんですね。ルーシーのオリジナルは2曲のみ、ということです。

初期の頃のギター弾き語り的なシンプルなアルバムも大好きだけれど、最近はいろんな音を加えて、いい意味で「大衆的」なサウンドになってきた感じがします。
それでも彼女のソウルフルでブルージーでパワフルなヴォーカルがメインというのはきちっと守り通されています。

前から言っているけれど、彼女、素晴らしいシンガーなので、ぜひみんなに聴いてほしいなあ~。


おまけにYouTubeでルーシーとCarolyn Wonderlandのライブ、素晴らしかったので↓




興味のある方は私が以前ルーシーのことを紹介した記事もどうぞ↓
「Runaway Soul」と「Stages」
「Full Circle」と「Crossover」
「The Phenomenal Ruthie Foster」
「The Truth According To Ruthie Foster」

Let It Burn
Let It Burn
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My HOME

もう2月に入って1週間過ぎましたね~。今年は閏年でしたね、そういえば。
そして気がつけば、マイホームを購入&引越ししてもう丸1年が過ぎました。
早かったような、長かったような・・・

でも、初めて今のおうちを見たときのことが懐かしいな~。1年前とは思えません。
1回目の見学とその後も何度か見に行ったわけですが、その時の「誰かのうちにお邪魔している」的感覚を今でもよく覚えています。
それが1年を経た今、自分たちの家具を運び入れ、インテリアも変わって、「私たちのうち」になってきました。

タイミングもそうだったけれど、ローンを組んだ銀行で不動産屋さんを紹介してくれた女性が「そのうちこれだ!っていううちに出会うわよ」と言ってくれていたのですが、その当時は「そうなのかな~?」と半信半疑だったのです。

でもそうなんですね。「あ、いいな」と思うおうちはいくつかあったけれど、値段が高すぎるとか、場所が不便とか、いいと思ったのに水漏れがあった、とかなかなか「これ!」というのがなくて、おうち見学してもちょっと落胆して帰ってくるというパターンが続いていたんですね。

そのうちクリスマス周辺は不動産業界でも一番暇という時期で私たちもしばらくおうち見学もせず、「本当に数ヶ月の間に買えるのかな?」という不安さえ出てきていました。

今のおうちも自分たちで探していたら鉄道路線に近かったので多分見学の候補にすらしなかったであろうというところでした。
それがアパートの部屋の洪水事件でばたばたし、「もうどうしてもここから出て行きたい」という切羽詰った願望に変わった時、不動産屋さんが私たちが見たいと いったおうちの見学のついでに寄ってみない?と言っておすすめしてくれたところでした。

おうち全体を見回って、私もデイブもすっかり気持ちが決まっていました。「ここしかない!」と。
それはもう「はやる気持ちを抑えて」といいますが、そんな感じでオファーをし、交渉結果を待っていました。
なんにしろ、私たちはアパートから出たくて仕方なかったので、必死です。一日でも早くアパートから離れたかった、本当に。

かび臭い洪水後の部屋で荷物をまとめたり、テンポラリーであてがわれた空き部屋の殺風景さ。あまりのストレスと疲労で私は倒れ、この寒いテンポラリー部屋で朦朧とした週末。倒れそうになりながら仕事と銀行でローン契約を交わしたことなどなど・・・
それはそれは今思い出しても惨めでした。あの2週間は本当に忘れられないです。

でもそんな状況の後に自分たちのものとなった「家」を得た時の安心感と言ったら!
今まで我慢してきた甲斐があったな~と本当に思ったもの。
苦しい思いをして得たものだからこそ、「ありがたい!」と本当に思えたし、嬉しかった。

人生ってそういうものなんでしょうね。楽して生きたいと思っても、苦労しないでいたら気がつけないこともいっぱいあるはず。
楽するのではなく、苦しいことを乗り越えながらも楽しく過ごしていきたい。

ホーム・オーナーシップは思った以上に大変でもありますが、日々勉強、で学んでおります。
いろんな修理やメインテナンス、これも多くをデイブに任せてしまっているので、デイブにも感謝!です。

家を買う前や買ってすぐの頃は、インテリアをどうしようか、とか夢心地で考えていましたが、すぐにそんなこと言っている場合じゃないな、と気がつきました。
それでもやっぱり私たちが見学にきた頃とはまったく別の雰囲気の、それこそ「私たち」の空間になったと思います。
だって今はやっぱりここが一番落ち着く「HOME」だものね。

少しずつ、もっと自分たちらしさを加えて変化していければいいな、と思っています。
今年の6月いっぱいでベースメント・テナントとの契約が切れるので、更新はさせず、とりあえず今のところは貸し出しはしないで、テナントのことで頭を悩ませる生活から抜け出せます!
そうしたらベースメントのスペース丸々使えるなあ~。結構広さがあるのです。ここに今は1階に詰め込んでいる荷物も移動できるし、そうすればもう少し計画したインテリアチェンジもできるかな?

その頃には暖かくなって、バックヤードにもまた新しい植物を増やしたいな~、などなど気持ちはふくらみます。

そのためにも、頑張って仕事!ですね。今はようやく落ち着いて忙しくなくなったので、つい長く書いてしまいました。
ああ、早く春が来ないかな~。

本好きさんのためのサイト

Kindleを買って以来、読書熱が復活していろいろ読んでいる、ということは前にも話しましたが、読んでいたのはずーっと英語の本ばかり。

でも青空文庫で日本語の本をPDFにしてKindleに取り込んで読むことができるんです!これは嬉しい!
Kindleできれいにきちんと日本語表示もされるのかな?と疑問でしたが、とってもきれい。
ここで無料で読める本は現代作家のものではないですが、それでも名前は知っていたけれど読んだことのなかったものもたくさんあるので、これからいろいろ読んでいくつもり。

久しぶりの日本語での読書、なんだか新鮮でした。


英語の本はまだまだ読みたい本もたくさんありますが、こういう本が読みたいな、とかいうのもやはり日本語と違うのでなかなか大変。
が、Goodreadsというサイトを見つけました!

自分が読んだ本、これから読みたいな、と思っている本、興味のあるジャンルなどを登録すると、おすすめの本を紹介してくれたりするんです。
本好きさんのためのSNSみたいな感じでもあるみたいです。

英語圏にお住まいの方で英語の本を読みたいけれど、何を読もうかな~?と言う人におすすめのサイトです!

Foodいろいろ

ようやく週末!と言う感じだった今週の仕事。
今日(土曜日)はこちらは曇りでしたが、気温もプラスでまずまず。
ここのところ、週末もほとんど忙しくて、家事やら細々した所用ばかりに時間を取られあまり楽しいお出かけもしていなかったので、今日は久しぶりにお馴染みSt. Lawrence Marketへ。

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チーズやグリークヨーグルト、お肉、マスタード、コーヒーなどなど、おいしい買い物を楽しんできました。
デイブもマーケット周辺を趣味のカメラでパチリと写していました。

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帰ってきてから、デイブは髪を切りに、私はその間に家のお掃除で、またまたいつもどおりゆっくりできない性格で動き回ってましたが、ま、これはもうしょうがないですね。いつも土曜日は掃除の日、と決まってるからやらないと気持ちが落ち着かないし。
でもちょっとだけでも気晴らしになるようなお出かけをして、リフレッシュできました~。
今シーズンは暖冬とはいえ、やっぱりどこか歩き回ったりするにも春のほうがいいしね・・・早く春よ来い~!

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フードつながりでもう一つ。
うちの会社の引越し前のオフィスの近くにMcEwanというスーパーマーケットがあります。
Mark McEwan氏というカナディアン・セレブレティ・シェフがプロデュースしている高級スーパーマーケットです。
ここではデリでサンドイッチなどを買ってカフェみたいに食べることもできますが、私たちは瓶詰めされたスープやシチューなどを最近よく利用しています。
忙しくて疲れてもう料理するのもきついな~というときなど、便利です。おいしいし、食物アレルギーのあるデイブでも食べられる、というのも嬉しいところ。

今夜もデイブはSt. Lawrence Marketで買ってきたステーキを、私はまだ残っているMcEwanのスープに、St. Lawrence Marketのクリームチーズとスモークサーモンのサンドイッチでもつけたディナーにしようかと思っています!

皆さんのディナーは何でしょう?ぜひ教えてくださ~い。

私の同僚、元同僚



昨夜は以前も集まった元同僚を囲んでの飲み会がありました。

急に決まったので、一人は参加できず、私とデイブを含め4人だけでしたが、盛り上がりました~。
次の日も仕事ということであまり長居はできなかったのが残念。

40代の元同僚、トムは以前会った時は当時の職場が自分には合わない、とこぼしていましたが、会わないうちに新しい職場を見つけ、今は毎日ハッピーに仕事をしている、と報告してくれました。それを聞いて私たちも嬉しくなりました。

一緒に仕事をしていた頃は、実は私、彼のことがちょっと苦手でした。自分よりかなり年上だし、ちょっと怖い感じもしたし・・・
でも仕事を離れれば、とても愉快な人。話していて年齢を感じることもないし、とてもいい人です。


私の同僚のシェリルは30代の女性。職場で私が一番よく一緒に仕事をする同僚です。偶然にも家もとても近いので、たまに一緒に帰ることもあります。
そんな彼女も今の会社に勤めてもう10年近いので、そろそろ変化の時期、ということで、「私の秘密を教えるわね」と言って、新しいキャリアを積むために学校に戻りたいということを数ヶ月前に打ち明けられていました。

いくつかのカレッジに応募して、どこも通った、ということを昨日打ち明けられ、8月には退社することが決まりました。
もちろんボスたちはまだ知らないけれど・・・

彼女がいなくなると寂しくなるな~。私の仕事も増えるなあ~と思うと憂鬱。
優しい彼女はそんな私のことも心配してくれていて、普通は辞める2週間前に会社に伝えればいいことになっているのですが、後任の人を見つけてトレーニングするためにも何ヶ月も前にボスたちに教えたほうがいいんじゃないか、と思っている、と。

でもあまり早く教えて、会社が彼女の就労時間や給料をカットするんじゃないか、ということも心配している様子。

どちらにしてもボスたちに教えるのはまだまだ先のことだけれど、個人的には会社が彼女の後任の人を雇うかどうかもちょっと疑問なんですよね~。
いや、どう考えても私一人で彼女の仕事全部受け持つのは無理なんだけれども、いくつかを他の同僚たちに分け与えたとしたら、無理でもないかもしれないんですよね。
でもどっちにしても私の仕事量が増えることは確実なんだな~。
忙しくない時はいいけれど、忙しい時は今でもいっぱいいっぱいだからな・・・しかも彼女は会社のレセプショニスト的な役割も担っているので、そこまで私にまわってくるのは、ちょっとご免だなあ。

しかも、うちのほかの同僚たちもぐーたらだからなあ・・・昨日もものすごい忙しい時にデータ入力の子が休むし。
そういうことを起きると、ものすごく大変になるわけです。そんなことも考えるとやっぱり後任の人を雇ってくれないと困る・・・

昨日参加できなかったもう一人の同僚は、何度か短期バイトで弟をうちの会社につれてきているんですが、その彼をシェリルの後任に、と企んでいる様子。
それでもいいんだけれど、私としては彼が適任かどうか、ちょっと疑問だなあ。

ま、そんなことを飲みながらもいろいろ考えたのでした。

でもこうやってみんなで時々集まって近況報告できるというのはいいものです。
さて、今週もあと2日。今夜は仕事帰りにカイロプラクティックに行って、しゃっきりしてきます!

なめられろ。

2月です。1月もなんだかあっという間に過ぎていってしまった・・・

日本では東京でも雪が降ったりで寒いようですが、トロントは暖冬です。雪は何度が降ってはいるものの、翌日には溶ける、というパターン。
雪かきせずにすむので助かってます。


私が好きなウェブサイト、ほぼ日刊イトイ新聞
以前も話はしたかと思うんですが、糸井重里さんの会社が毎日更新しているサイトで、私もほぼ毎日覗いています。

その中に「今日のダーリン」という糸井さんが毎日書くエッセイ(のようなもの、と紹介されています)があります。
これはバックナンバーで遡って読むことが出来ないのですが、確か昨日かおとといの文章は「なめられろ」ということでした。

「なめられる」というのは、そんなに悪いものじゃないよ、甘く見られているうちにその隙を見て、いろいろ学べるんだよ、とそんな内容でした。


実は1月中はずーっと個人的にストレスのたまる日々が続き、悶々としていました。

それがようやく気持ち的にも落ち着いてきて、のこの記事。
糸井さんの言葉がぴたっと自分の胸にはまりました。

「何でこんなにイライラしていたんだろう」「こんなにイライラしても仕方ない」とかなり諦めていたんです、でも「あ、それでもいいのかな」と。

いつもいつも正しいことが通るわけではないのですよね。
理不尽なこともある。でも確かに、そういうところから自分が大きくなっていくんだよな~。

糸井さんという私よりほぼ倍の年月を過ごしてきた人の言葉なので、ただ口からでまかせのものではないんだな、というのを読んでいて感じました。


まだまだ心おおらかに何事も受け止める、というわけにも行かない私ですが、ポジティブ精神でこれからもやっていこうと思っています。


糸井さん、ありがとう。
なめられて、なんぼ、なんですよね~。


ほぼ日、いつも楽しい記事がたくさんあるので、ぜひおすすめですよ。
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