Toronto News Letter

カナダからその生活の様子、趣味の音楽や映画についてを発信。 2011年に念願の家を購入してからはガーデニングに没頭しています!

November 2010

ロンドン紀行記・7 HMSべルファスト号

今日はカナダはRemembrance Day、つまり戦没者追悼の日です。
それで郵便局はお休み。会社はお休みではないですが、私の日常の仕事は郵便物がないとほとんどやることがないので、今日は有給とってお休み~。
ということで、ロンドン紀行記ももう一つ続けて更新!

今日のロンドン観光紹介はある意味ちょっとマニアック(?)な場所です。ノルマンディ上陸作戦などで活躍した巡洋艦、HMSべルファスト号の艦内を見学。

 
HMS Belfast
http://hmsbelfast.iwm.org.uk/

hms_outside

 
ちなみにHMSとはHer Majesty's Ship、つまり女王陛下の船と言う意味。
 
正直私はこういうのにはあまり興味がないんですが、デイブの希望で訪れてみました。
 
この船は今はテムズ河に浮かんでいます。
 
チケットを購入するところで無料の音声ガイドを借りることが出来ます。日本語はなかったかもしれませんが・・・
艦内には簡単な説明パネルと当時の艦内でのやり取りを再現した音声が流れていたり、人形で海軍の船での生活を再現しています。
 
結構大きな船なんですが、中の移動はどこも狭いです。急な階段の上り下りが続きます。
人形がいてギョッとしたことが何度か。艦内は暗いし、狭いので、なんだかちょっと怖い感じがします。

hms_inside

 
艦内にはいわゆる病室(簡単な手術もやっていたようです)や歯科治療のエリアなんかもあって、これまた人形がその治療の様子を再現しているんですが、その辺ではみんなやけに写真を撮っていました。
あんなの撮ってどうするんだろ?と思いましたが・・・
 
主砲砲塔のエリアでは、何人もの軍人がその場で寝泊りしていた様子が説明されていて、この狭いところに!とびっくりしてしまいました。

hms_dock

 
私はこういう軍隊関係のものはわからないし、戦争反対だし、武器や大きな大砲装置を見ても威圧感しか感じず、あんまりいい気はしませんが、デイブは楽しんでいたみたいだからよかったです。

★おまけ
船内をでたら、曇り空の中に虹が!しかもロンドン・ブリッジのすぐそばに。思わずパチリ。

londonbridge_rainbow

ロンドン紀行記・6 Museums

ロンドンではいくつかの博物館・美術館に行ってきました。
もう本当にたくさんのMuseumsがあって、しかもその多くが無料という太っ腹さ!すごいですね~。
 
うちらがいったのはそのうちのほんの一握りです。
 
British Museum
http://www.britishmuseum.org/

britishMuseum

 
日本では大英博物館と呼ばれているところですね。
世界各国の美術品、書籍、遺跡などが展示されている、広大な博物館です。
 
ロゼッタ・ストーンやエジプトのミイラ、ギリシャ神殿の彫刻などなど、昔教科書でみたよね~というものがたっくさんあります。
 
無料と言うことで、オフシーズンに行っても、とにかくたくさんの人で賑わっています。
 
ここは写真撮影もOKということでみんな撮影に忙しいようでしたが、私たちは写真はほとんど撮らず、自分たちの目に焼き付けてきました。
 
何千年もの時を経て、ものがある、という不思議さ。
壁画とかも面白かったです。
 
でもこれがその場に保存されて、全体の雰囲気を味わえたらもっといいのにな、と思いました。
もちろんそんなことをしていたら泥棒に全部持っていかれちゃうんでしょうが・・・
 
とにかくとても広いので、時間がない場合は見たいポイントを抑えておくことをお薦めします。
それにしても、こんなすごいものを無料で見ることができるっていうのはすごいな~。
カナダも日本もそれくらい芸術に力をいれてくれたらいいのにね・・・。
まあそれにはやはり税金が使われることになっちゃうんでしょうが・・・
 
 
The National Gallery
http://www.nationalgallery.org.uk/

nationalgallery

 
ナショナル・ギャラリーにも行ってきました。
これも聞いたことのある画家の名がこれでもか、と並んでいます。
ゴッホのひまわりやモネ、マネ、セザンヌ、レンブラント、ラファエル、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロなどなど・・・
 
ここも今まで本でしか見たことのなかったものが見られるすごさ。
時代が変わると、描かれる人々の表情もより豊かになっていったりするのを見るのが楽しかったです。
 
私たちはアートに興味はあっても、画家の名前とかを詳しく知らないので、アート大好きなデイブママ(彼女は美大出身で、若い頃、フィレンツェに行ったことがあるらしいけれど)や妹が来たら本当に喜んだろうに、と思いました。
 
ここも広いですが、思ったほど混んではいなくて、結構スムーズにまわれました。
私たちは多分ほとんどのセクションをまわったかな?
 
ここも無料。すばらしいです。

 
Museum of London
http://www.museumoflondon.org.uk/English/
 
もうひとつはここ、ミュージアム・オブ・ロンドン。ロンドン史博物館とよばれているそうです。
多分あんまりポピュラーではないと思うんですが、どうもこう上2つのMuseumや他の観光地を訪れても、いまいち歴史的側面に深く触れられた気がせず、
歴史好きとしては、その辺をもうちょっと掘り下げたいな~と思って訪れたのです。
 
そういう意味ではおもしろかった。石器時代から現代までを遡って、いろんな展示がしてあります。
ロンドンという都市が様々な民族の入れ替わりとともに成り立っていった様子は見ていて非常に興味深かったです。
 
タワー・オブ・ロンドンのあるあたりから街が発展していって、人が増えていくと、ウェストミンスター・アビーのある西部にまた小さな集落が移って、それからテムズ河を渡って、サウス・バンクまで広がったり・・・
 
そして1666年のロンドン大火。当時のロンドンは木造建物が多く、街のほとんどを焼け尽くす大惨事となってしまったのですが、定説ではパン屋から出火とのことですが、どうだったんですかね~。
意外と死亡者は少なかったようですが、それは多分前年に発生したペストの大流行ですでに人口が減少していたこともあったのかもしれませんが・・・
 
こういう庶民の歴史に私は惹かれるのだな~。ペスト流行にしても、当時の人々はもちろんペストがどんな風に広がり、どんな対処をしていいのかも知らず、デマが飛び交い、ペスト患者のいるうちのドアには赤いクロスが描かれたりしていたそうですね。
 
現代セクションはファッションで見るロンドンといった趣があったり、多くの写真で普通の人々の暮らしぶりが見れたりして、これまた興味深かったです。

ここの写真はなし・・・あしからず。
少しロンドンの建物の写真を代わりに・・・

stpauls
★St. Paul's Cathedral
 

naturalhistorymuseum
★Natural History Museum
ここは私たちが泊まったホテルからもそんなに遠くなくて、行こうと思っていたんですが、通りかかったら、ものすごい長い列が。
なのであきらめました。

ということで、Museum紹介はこの辺で。
 

Getting back into my routine

ロンドン紀行記はちょっとお休みして・・・

トロントに戻ってきて1週間が過ぎ、ようやく毎日のルーティーンに戻ってきました。

が、日曜からデイタイム・セーヴィングで、やっぱり2日ほど体内時計がずれる。

ロンドンから帰ってきたときは時差ぼけをまったく感じなかったんだけれどな~。

私の場合はトロントと東京だと約13・14時間の時差があるので、ある意味時差=朝夜逆転という風に思っていたから、トロントとロンドンの時差は5時間。そんな変わらないかな、という印象。
でもデイブはやっぱり時差ぼけになってました。

みなさんは、どうですか、時差ぼけ、やりやすいですか?
時差ぼけ対策などしているんでしょうか?

私はあんまり時差について考えず、その時自分のいる場所の時間に自然にそうようにしているくらい、というかほとんど何もしてないですね~。
しいて言えば、やはり寝る時間を考慮するくらいか・・・

帰ってきてから、仕事は数日間はちょっとばたばたしていたけれど、今はもう落ち着いてきて、12月に入るまでは仕事場でものんびりしていられそう。

と、思っていたら、数日前から口の周りにぶつぶつが・・・cold soreというできものができちゃいました。

普段は疲れていたり、ストレスが溜まったりしていると現れるんですが、今回も自分では感じていなかったけれど、やっぱりロンドンから帰ってきて、ほっとして出てきちゃったのかな~?と。

ここ最近はあんまり出てこなくなってほっとしていたんですが、油断してたな~。
早く治ってほしいわ・・・


それからロンドンから帰ってきて早々、ずーっと考えていた家購入に踏み込みました。

週末に銀行に行って、ローンの手続きのこととかをやって、これから本格的に家探し開始です!!

どうなることやら~。楽しみと不安の半々というところでしょうか。

これからこっちはクリスマスもやってくるし、その前にうちの家族は今週末は妹の誕生日の集まりとか、忙しくなるんだけれど、まあ全部まとめてやってしまえ!という感じ。

今住んでいるアパートにももう本当にうんざりしているので(先週末も夜中の2時ごろ、また火災警報が鳴り響き、えらい迷惑!)、ここから出られると思うと嬉しいです!

それより、やっぱり私は日本ではずっと実家も一軒家だったから、こっちに来てはじめてのアパート暮らし。やはり自分たちの家が持てるというのはいいですよね~。

いいうちが見つかるといいな!!

家探しのアドバイス、トロントにお住まいの皆さんなら、このエージェントがよかったよ、などありましたら、ぜひ教えてください。

ロンドン紀行記・5 ウィンザー・キャッスル

女王の公邸、バッキンガム・パレスの次はこれまた他の公邸、ロンドン郊外にあるウィンザー・キャッスル。

win_roundtower

http://www.royalcollection.org.uk/default.asp?action=article&ID=463
 
ロンドンから1時間くらい?かな?うちらはTube、Paddington駅から地上列車に乗り換えて、1度乗り換えでウィンザーに辿り着きました。
行き方を事前にほとんどチェックしていなくて、Paddington駅から列車が出ているということだけしか知らなかったんですが、親切に駅員さんが教えてくれました。
 
基本的にロンドンで働いている人たちはみな親切だな~という印象を受けました。
これがトロントだと、地下鉄でもどこかのチケット売り場とかでもあんまり愛想のいい人っていなくて、怖いくらいだから。

win_guards
★ここにもいましたよ~、ガードのみなさん。
おもしろいことに、リーダー格の人が行進前にガードメンバーの身だしなみチェックをしていました。

 
駅から城までの遠いのかな~と思ったら、すぐ近くなので安心しました~。
 
お城は私は結構気に入りました!
ここは街の雰囲気といい、ロンドンのアトラクション化された感じが薄れて、もっと親近感を感じました。

win_castle

 
私たちが訪れた日は残念ながらステート・アパートメント(公式諸間)は閉まっていましたが・・・
事前にチェックしていくことをお薦めします。

win_gate

 
この日もいい天気でお城は高台にあるので、なかなかいい景色を望むことが出来ましたよ~。きもちよかった!

win_scenery
★ちょっと暗くて、あまりいい写真ではないですが、周辺の風景を。

 
ステート・アパートメントが閉まっていたので、訪れたときに開催されていた写真展とお人形や絵画のギャラリーに寄ってみる。
 
私はお人形類は昔からちょっと怖くてあまり好きではないんですが、ここのはなかなかかわいらしい。
でもさすがロイヤル・ファミリーのお人形と言うことで、豪華。多分私たちが身につけている洋服なんかよりずっと高いんだろうな・・・
 
絵画もダ・ヴィンチのデッサンみたいのがあって、かなり興味深かったです。

win_statue
★ここにも立派な教会があります。

 
面白かったのは開催中だった「マーカス・アダムス:王室写真家」というもの。
1926年から1956年にかけて4世代の王室メンバーを撮影し続けたという写真家のエリザベス女王の幼い頃のかわいい写真などが展示されています。
 
王室のメンバーを長く撮ってきただけあって、すました顔ではない、人間味溢れる写真もあったりしたのはよかったです。

win_queen
★お城訪問のあと、一息ついたカフェから。女王の像にダブルデッカー・バス、ユニオンジャックといかにもイギリス!
 

お城周辺には小さなお店が集まったエリアがあったりして、そこの雰囲気もなんだかかわいらしかったです。
時間があればその辺ももっとまわってみたかったな~。

ロンドン紀行記・4 バッキンガム・パレス

エリザベス女王の公邸であり、執務の場として有名なバッキンガム・パレス。
 
buckingham


http://www.royal.gov.uk/TheRoyalResidences/BuckinghamPalace/BuckinghamPalace.aspx
 
が、私たちが訪れた10月後半は中に入ることは出来ず・・・どうやら夏の間だけのようですね。
今回ロンドンに発つ前もなかなか忙しくて、あまり綿密な計画や行く場所の確認もしていなかったので、ついて、「あれ?」と拍子抜け。
 
クイーンズ・ギャラリーは確か開いていたと思うんですが、これは今回はスルー。

buck_queenVic


天気がよかったので(今回は基本的にかなり天気には恵まれました!)パレス前の広場にあるヴィクトリア女王の記念碑の階段に座ってサンドイッチを頬張ってきました・・・
食べていたら、ずいぶん多くの人が写真をとっているから、なんだろうと思ったら・・・ヴィクトリア女王像の正面の一番いいところの真下に座ってました・・・気がつかなったわ~。
 
さて、気を取り直して・・・
 
ロンドンと聞いて、あの黒く高々とそびえる帽子に赤い制服のガード(衛兵)の姿を思い浮かべる人も多いかと思います。
彼らはバッキンガム・パレスだけでなく、タワー・オブ・ロンドンにもいたし、ウィンザー・キャッスルにもいましたが、やはり有名なのはパレスの朝のChanging the Guard、衛兵交代の儀式。

guard1


本音を言うと、特に見たいわけでもなかったんですが、今回私たちが買った航空券とホテルのパッケージには無料の半日ロンドンツアーというのがついてきていたので、せっかくだから、ということで参加。
これはバスに乗って、ただ主要観光地をバスの中から眺める、というだけのものなんですが、その中の目玉がこれ、パレスの衛兵交代式を見ること。
 
このバスガイドのお姉さん、かなりフレンドリーで観光地にも結構辛辣で率直な意見を聞かせてくれたりして面白かったですが、このお姉さんいわく、パレス周辺はある地点から車の進入が禁止されているので、
この交代式を見るにもちょっと歩かないといけない。でもこのツアー会社のみ、近くの駐車場を使うことが許されている!と2回くらい力説していました。
 
ツアーのお姉さんがはじめに向かったのはパレス正面ではなく、パレスの横側の通り。
そこからこれから交代される衛兵さんたちが出てくるんだそうです。
 
それから衛兵さんたちを追っかけて歩いていくんですが、これがね~、なんかもう、すごくて笑っちゃいました。
同じバスツアーにいた人たちも、まあもうカメラで写真撮るのに夢中で、自分の目で見てるのかしら??と思ってしまうくらい。
いたるところで記念撮影をしたがるグループがいたり、ちょっと苦笑してしまいました・・・
写真をとるのはいいんですが、割り込んできたり、人の迷惑も考えない人が多いのは考えものですよね。
 
私はもともとこういう観光イベントにはちょっとシビアな目になってしまうので、これももう必死になって兵隊さんたちを追っかけていく人々を見て、なんだかあっけにとられてしまいました。
こっ ちは兵隊さんたちが出てきたのをちょっと見て、もう満足と言う気分になっていたから、別に追わなくてもいいだろう、と思っていたんですが、そうじゃないと ガイドさんとはぐれてしまうので(まあ、パレスにはツアーの前にもきていたから、はぐれても問題ないんですが)仕方なく追うことに。
 
パレス近くに来て、びっくり。何万ってくらいの人が集まってるんじゃないかってほどの人だかり!
よくまあ、ご苦労様、と思ってしまうほど。
 
なので肝心の交代のシーンは見れなかったんですが、それでも全然OK。
 
それにしてもアトラクションとしてのみ機能しているこの儀式を今でも続けているってところがすごいなあ。
ほぼ毎日ですよ。なんかずいぶん無駄なことしてるな~と思ってしまいますが・・・あれだけ人があつまるんだから、いっそのこと、料金でもとればいいのに、と思ってしまうほど。
昔だったらこれが英国の力の誇示だとかにもなるんだろうけれどもね・・・
 
でもかなり観光客的なイベントをはじめて体験できたのは面白かったです。
それよりもパレスの内部が見たかったな~。

buck_guard

 
あ、そうそうパレスに向かう前か後だったか忘れたけれど、パレス近くのお屋敷から黒塗りの車が出てきたんですが、どうやらチャールズ皇太子の奥様のカミラさんがお出かけだった様子。
私たちがバスに乗っているときだったので私は見れませんでしたが、デイブは「紫のコートを着た女の人が見えた」ということで、それがカミラさんだったのかも・・・
 
ガイドさんの話では女王はパレスにはいないけれど、チャールズ皇太子はお屋敷にいるとのことで、またお出かけする予定だったそうです。
 
王族ともなると、気軽に外出も出来ないんだろうか・・・大変ですね。

*写真が少なくて申し訳ないです・・・ビデオを撮ったんですが、ここへの載せ方がいまいちわかっていないのであしからず。

ロンドン紀行記・3 ウェストミンスター・アビー

続くロンドン紀行は国会議事堂のすぐ隣にあるウェストミンスター・アビー。
ゴシック建築の壮大な教会。世界遺産建築物です。
 
http://www.westminster-abbey.org/

wm

 
代々の王家からシェイクスピアなどの著名人も眠り、戴冠式やロイヤルウェディングなど、王室の主要な行事が行われる格式高い場所。
 
内部はもうとにかくすごい装飾で、上や横を見続けるとちょっと首が疲れそうになるくらいです。
 
ここもかなり広くて、まわるのに結構時間がかかります。
 
Ambulatory chapelsやCloisterという回廊みたいな小さなエリアがそこかしこにあって、そこに多くの人が葬られているんですが、ほんと、すごいですね。
一つ一つの彫刻にしてもそうだし、プレートにしてもいろんな人の思いが込められているんだな~と実感。
一つ一つプレートなんかの文字を追っていくと、そこに埋葬されている名前も知らない人にも家族がいて、惜しまれて逝ったのかな?とか、なんだかすごく現実的というか、身近な感じに思えてきます。
 
ここは3千人以上もの人が葬られているそうで、もうほとんど墓地としての空きがないんだそうです。
それはそうだろうな~と見て納得。いたるところにいろんなプレートが掲げられていますから。

wm_entrance

 
教会はどこでもそうですが、内部の写真撮影は禁止です。ご注意を。
 
壮大なメインの教会部分もすごいんですが、そこから離れたミュージアムや廊下越しに見えるガーデンも素敵でした。

wm_garden

 
疑問に思ったのはやはり王様とかは自分が亡くなる前に自分の棺が収まるあの彫刻だとか、そういうデザインとかを決めているのかしら?ということ。
著名人にしても、こんなすごいところに埋葬されると言うのはすごいことだけれど、死んでからじゃわかりもしないんですものね・・・そういうのはちょっとある意味皮肉だな~。
 
でもここも教会とはいっても、途中では議会として機能していたり、宮殿としても使用されていたということで、なるほどなるほど、だからこんなに豪華なのね~と納得。
教会とは言えどもしっかり入場料をとります。あと週末はたしか観光客はは入れませんのでご注意を。

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★ランプも王冠のかたち!ちょっとかわいい。
 
ちなみに私は日本でよく言われているウェストミンスター寺院と言う名前をここでは使っていません。というのはロンドンには他にもウェストミンスター・カテドラル、つまりウェストミンスター教会というところがあってややこしい。
こういうときは日本語ではなく、オリジナルの言語で覚えていたほうが便利ですからね~。

ロンドン紀行記・2 タワー・オブ・ロンドン

ということで第2弾。歴史好きの私としては、一番楽しみにしていたのがここ、タワー・オブ・ロンドン。
 
tower4


http://www.hrp.org.uk/toweroflondon/ 
 
1080年ごろから建てられ、現在も宮殿と要塞という目的で使用されているすごいところ。
 
ロンドンはオリンピックを2年後に控え、街のあちこちで修復作業やら工事が行われていて、ここもメインのホワイト・タワーはシートに隠れていました・・・
 
私たちは無料の守衛さんによるツアーに参加。大体45分くらいかな?マイクを使っているわけでもないし、ブリティッシュの英語なので日本の皆さんにはかなり聞き取りにくいこともあるのでご注意を。

tower_yeoman
★Yeoman Warderと呼ばれる(Beefeatersとも呼ばれます)衛兵さんが、入ったら二度と出てこられないといわれていたTraitor's gateを説明しているところ。なかなか素敵な制服です。

 
ここは思った以上に広い!
ただ歴史がある割には展示もあっけない感じ。なんていうか全体的にきれいに収まりすぎていると言うか、その辺はアトラクション的な雰囲気を全体としては感じました。
もっと歴史に根付いたいろんな展示や説明があったら面白かったのにな、というのが本音。行く前にちょっと予習していったほうが楽しめるかも。

tower5

 
でもこの煉瓦に歴史が詰め込まれているのかな~、なんて想像しながら歩くのは楽しかった!

tower_bloody
★悪名高き、Bloody Tower


私たちが行った日はとてもいい天気だったけれど、でもこれが薄暗い、霧のロンドンの日や冬の曇りの日なんかだったら、かなりじめっとして、それはそれで血なまぐさいこの場所の歴史に見合った雰囲気が出るのかもな、などと思いました。

tower_swords
★こんな長い剣やら鎧なども展示されています

 
クラウン・ジュエルという代々の王や王女たちの財宝が展示されているんですが・・・すごいです。
が、もともとあまり宝石などに興味のない私は「ふーん」って感じでして・・・すごいんだけれど、なんだろうなあ、それより「こんな高価なものを与えられた王族を、庶民はどんな風に見ていたのかな~?」とやっぱりそっちに思いが行ってしまうのです。

tower1

 
私が興味があるのはそういう一部のものすごい高貴な人や裕福な人の暮らしではなくて、どんな時代でも今の自分のような「普通の人の、普通の暮らし」なのです。

tower_church
★教会もあります。質素だけれど、そこがいいです。

 
あまりにまばゆい宝石たちはばかばかしく見えるくらいで、こういったものを贋物でも手に入れたり、見ることすらあまりなかったであろう昔の人にはそれはもうあっと息を呑む壮観さだったと思うんですが、
今は贋物でもこういうきらきらしたものが出回っているからか、そんなに「うわ~!」とも思わなかったです。
 
すいません、ものすごく淡白な感想なんですが、でもそれが本音かな~。でも他の女性だったらまったく違う意見なのかも。

tower_glass

 
だからか、昔の王様たちがどうだったとかよりも、今でもこのタワー・オブ・ロンドン内で暮らしていると言う守衛さんたちの暮らしなんかの方が興味あります。

tower2

 
ここはかなり広いので一つ一つ時間をかけてみていたら1日かかってしまうんじゃないかな?
私たちも3・4時間はいたけれど、それでも全部はまわれず。
機会があればまたもう一度行って、もっとじっくり見てみたい所です。

tower3

↓おまけにこれ。ここにもいました、ガードさん。
数分おきくらいにこうやってなにやら動き出してちょっと行進してまた元の場所に戻ってじーっとしています。

tower_guard

これはその後姿。この制服と帽子を来たガードのほとんどはみんな若いのですが、おそろしく暇そうな仕事だけれど、楽しんでいるのだろうか・・・などと不謹慎にも思ってしまった。
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